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ダークソウル3、険しくも美しき旅路を終えて。

一期崎火雀です。 
ゲーミングPCを去年買ったものの、実はあまりPCでゲームを遊んできませんでした。しかし9月に電動昇降デスク「FlexiSpot E7」を購入。これまで高さに問題があったデスク環境が劇的に改善され、座っての作業やゲームプレイが快適になりました。

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せっかくゲームを楽しめるようになったので、ずっと積みゲーだったPC版「ダークソウル3」をようやくプレイしました。ソウルシリーズは初代リマスターをSwitchでプレイ済み。2を飛ばしてはいますが、3は初代のオマージュ色が強いと聞いて期待していました。

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さすがゲーミングPC、ハイエンドではなくとも圧倒的な美しさ。グラフィックだけでなく、ゲーム自体も初代より大幅改善されており、篝火同士のファストトラベルの常時化、アクション速度の向上など、サクサクと快適に遊ぶことができました。それでいてマップが広大化しており、ボリュームもかなり増えています。

残念なのが一部カメラワーク。初代のときからジャンプしてくる敵や壁ぎわのカメラに難がありましたが、ロックオンに関しては初代より外れやすくなり、ひどい目に合わされたシーンがちらほらありました。それでも理不尽な死に関してはかなり減ったと思います。

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今回何度も唸ることとなったのは、強化された上位のザコ敵。ロスリック騎士を筆頭に、序盤から強力な敵がマップに点在しており、幾度となく苦戦を強いられました。初代のように盾を構えれば安定して戦えるなんてことはなく、後ろに回ろうとすると盾バッシュで体勢を崩され、攻撃後の反撃を狙おうとするとディレイ攻撃をされるなど、あらゆる面で強化されています。心を折られまくりましたが、何度も挑戦し、最初よりもうまく立ち回れるようになったはずです。

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苦難の戦いだけでなく、探索の楽しさもソウルシリーズの魅力。「ロスリック」「イルシール」の地を自らの足で渡り歩き、新たな道や貴重なアイテムを発見したときは喜びもひとしおです。ひとつひとつのダンジョンごとに絶妙な構成をしており、ここがここに繋がるのか!という驚きに満ちていました。

ただ、初代のようにダンジョン同士の立体的な繋がりは薄く、あくまで個々のダンジョンの完成度に重きを置いている感じもしますね。篝火が多いのもいいことなんですけど、地下の地下の地下にある病み村まで降りていき、帰り道は光の元まで登っていくのが好きだったので、一長一短かもしれません。

まぁそれはともかく、マップがいちいち素晴らしいので、スクショタイムでも。

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いや~、凄いね。

ダークファンタジーとしての構築力は他の追随を許さぬほどで、アイテム・装備のテキストから読み取れる逸話や神話から、世界観の断片が浮かび上がってきます。火継ぎによって成り立つ救いのない世界に思いを馳せ、悲壮な運命を辿った者達に憐れみを感じてしまうこともしばしば。

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が、ボス戦はそんな感傷をしている余裕はなく、死んでは再挑戦を繰り返し、死力を尽くしてやっと勝てる程度には強いです(一部例外はいるけど)。特にラスボスや隠しダンジョンのボスは圧倒的。

それでも、なぜ負けたかを学習し、試行錯誤しながら難敵を倒していく達成感は、こういったゲームでしか味わえません。戦っていく中で、自分の中の恐怖や怒りと向き合えるようになり、自分が成長していることを実感しました。キャラクターとプレイヤーが一緒に成長出来るゲームは、本当に良いゲームだと思います。

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ということで、ダークソウル3を無事クリアしました。Steamのグローバル実績を見ると、3~4割くらいしかクリアまで到達してないんですね。いかに厳しい戦いだったかが分かる気がします。

とりあえずSwitchはだいぶ遊び尽くしているので、しばらくはPCゲーを遊んでみたいところです。今回はとてもいいゲームに巡り会えました。一応DLCも残っているんですが、そちらはのんびりやろうかなと思います。

それでは。


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