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日本語教育能力検定試験合格への道(その3)

2月に訪日した際に、高校時代の友人からこんなこと言われました。
「今、日本って高卒レベルの仕事が恐ろしく売り手市場なんよ。政府も本気で移民受け入れしだすらしい。ASEAN側と日本側と連携して、移民ビジネスやんない?」

と言われて、日本語教育能力検定試験を受けてみることにしました。
毎日が試行錯誤です。

第三タームの学習計画

1)平成30年度 日本語教育能力検定試験問題(過去問)
2)2019年 日本語教育能力検定試験 合格するための本(対策問題集)
3)平成30年度 日本語教育能力検定試験 合格するための本(対策問題集)
4)日本語能力検定試験に合格するための用語集(参考書)

をこなしていきます。過去問→2019年対策問題集→過去問→平成30年度対策問題集→過去問の順番で、それと並行して参考書の学習をしました。

平成30年度 日本語教育能力検定試験問題

いわゆる過去問です。本当は過去問をひたすら解けばいいのですが、過去問の「正解」欄には解説がない。なぜ間違えたとか、出題意図とか、解説がないと見えてこない。そうなると、基本は対策問題集を解いた方がいいです。

自分の過去問利用法は、あくまで自分の立ち位置の確認。合格までの距離感を測るツールで活用します。
ちなみに、日本語教育能力検定試験の合格最低点、合格最低偏差値は非公開です。
でも、調べているサークルはあるようで、

これがよくまとまっています。

日本語教育能力検定試験の採点方法ですが、

まず、マークシート方式の220点の採点をします。そこで上位60%を超えないと記述式の採点をしてもらえません(下位40%は足切り)。
そして、記述式も加えて採点された得点で合否判定されます。

こちらを見ると、例年平均点より4点くらい高いことがわかります。ずばり合格最低偏差値は(足切り後母集団で)52.5じゃないかと思います。但し昨年(平成30年)は調整が入り偏差値51くらいに。
今年も調整が入るかどうかは、神のみぞ知る領域なので、偏差値52.5を目標にします。そうなると合格最低点は、168点です。

過去問を解いて、合計点が168点超えれば、とにかく合格ですが、実際解いた結果は。

【1回目】試験Iは59点、試験IIは22点、試験III(マーク式)は56点で137点(記述式は計算不可)。
合格にはほど遠いですが、足切りは突破しています。

【2回目】試験Iは75点、試験IIは22点、試験III(マーク式)は64点で161点(記述式は計算不可)。

合格に近づきました。
ちなみに、第二タームで学習したNAFLの記述問題の添削が返ってきて、そちらは片方が7点、片方が13点で。7点の答案ならコンスタントに書けそうです。
その7点を足せば、合計点168点で合格ラインに乗ります。

自分の合格への方程式は、試験Iと試験III(マーク式)はこのまま75〜80%の正答率を保ちながら、試験IIと記述式も底上げしていく。第四ターム以降の方針も決まってきました。

【3回目】試験IIだけ行いました。点数は・・・聞かないで下さい、21点です(涙)
一方、試験Iと試験III(マーク式)は前回でノルマは達成したので、今回は間違えた問題の研究を行いました。

試験Iの問題1の(7)仲間外れを探す問題ですが、過去問の正解には「5」と書いてあるだけ。正直さっぱり分からず、2回とも不正解でした。仕方ないので、1〜5を漢和辞典(持っていないのでGoogle)で調べました。
つくり(漢字の右半分)の部分を取り出すと、義(ぎ)、方(ほう)、呉(ご)、忍(にん)、十(じゅう)となりますが、元の漢字の読みは、議(ぎ)、訪(ほう)、誤(ご)、認(にん)、計(けい)となって、最後だけ読みがイコールにならない。だから、正解は「5」。出題意図も分かったので、類似の問題出たら解けます。なんてことを、試験解くより長時間かけて行いました。

日本語教育能力検定試験 合格するための本

こちらは最初に平成30年度版がやってきたので、2019年版を別途購入しました。
中々勉強になりますが、平成30年度版の方が問題数が多く、勉強になります。

(写真は平成30年度版)

日本語能力検定試験に合格するための用語集

用語集となっていますが、要点を押さえて説明も十分なので、教科書的な参考書として活用しています。

7月21日現在、第3章まで読了。続きは第四タームで。

フランチャイズ展開したいのだ

試験まで泣いても笑ってもあと3ヶ月。試験日までの学習方針も決まって来ました。
試験(10月27日)後の展開ですが、合格通知が届き次第、具体的には年明けから日本語教室を立ち上げたいと考えています。
つきましては、日本語教室をフランチャイズで展開したいと思っていますが。この指に止まってくれる人いませんか?

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