メギド72が意味わからんくて面白い上にゲームとしても面白かったという話

ソシャゲをダウンロードしては消すか放置するかを繰り返す毎日に晴天の霹靂が訪れました。そう、メギド72との出会いです。

とりあえずこのタイトルを見てくれ。

怖。なに? なんで泣いてるの?

――そう……。アプリのダウンロードを行い、起動したその直後からメギドは始まっていた……。はじめてこれを見たとき、私はこう思いました。「あれ、これいつものソシャゲじゃないな……?」
そしてその反面、こうも思いました。「おもろいすぎでは…………?」

出会いこそ謎の号泣タイトル画面、こういうタイプの面白さを期待しまくるというやましさMAXの動機だったのですが、やればやるほどゲームとしての面白さに頭を殴られ前後不覚に陥ったので、つらつらとどこが鈍器かを書いていこうと思います。メギド……好き……。怖くなんてないよ。怖くなんてないからはやく今すぐダウンロード!(血走った目で)

ここがすごいよメギド72 〜設定編〜

テーマ的にはソロモン72柱が主軸となっているようです。魔神柱ではない。

まず「メギドラル」(悪魔界)「ハルマニア」(天界?)という二つの世界があって、その間に「ヴァイガルド」(人間界)があるよって感じの世界観です。(それぞれにいる住民は「メギド」「ハルマ」「ヴィータ」と呼ばれます)

そして大枠のストーリーは、メギドラルとハルマニアは直接行き来できず、間のヴァイガルドを通らないとならないのに、どうやらメギドラルがハルマニアに戦争を仕掛けようとしているらしいぜ!ヴァイガルドはとばっちりがやばい!人は死ぬ!村は焼ける!それがハルマゲドン!そんな絶望を希望に変えるため、主人公は奔走する……そう、これは世界救済の物語――という感じです。

昨今のソシャゲよろしく、例に漏れずメギドもガチャゲーなので、自分がバトルで使うユニットは基本的にガチャから獲得します。タイトル通り、そこから出てくるのはメギド……つまり悪魔側の人たちです。

なのでプレイヤーは天使側ではなく悪魔側なんですよ。ソロモンです。
しかももっと言うと、この主に仲間になるメギドたちは、なんとメギドの中でも「追放メギド」とされる人達……メギドラルからも追放された、はみ出しものたちが中心なのです。(そもそもはみ出しもの話が大好きだぜ!とかであれば、マジでいますぐはじめて欲しいです。めちゃめちゃいい)

追放されるとなんなのかというと、メギドとしての実態を失い、魂的なものが強制的にヴァイガルドに追放され、ヴィータとして生まれ直し、メギドとしての力を失う……的な感じ……だと思われます。(実を言うと私はまだはじめて間もないので、この辺の詳細はあやふやです……いまメギドストーリーとか読んでる最中……)

特筆したいのはまさにここで、仲間になるメギドの彼らは、基本的にメギドとしての力を失っているっていうところなのです。
そんな彼らをガチャから出すのを召喚といい、召喚とは、彼らがかつて持っていた、メギドとしての力を取り戻させること、という設定なのです。

かくして超人的な力を取り戻した彼らは、戦いに望みます。戦闘の画面はこんな感じ。

見てほしいのは真ん中のお月様みたいなやつが並んでいるエリアです。

これは「フォトン」というやつで、超すごいエネルギーです。これは普通の人には見えないのですが、主人公(ソロモン)には何故か見える能力が備わっています。追放メギドたちもデフォは人間なので見えません。でもソロモンは、見えて、しかも使用することまでできます。だからこそ、追放メギドたちに力を与えて、戦うだけの力を授けることができます。

システム的には、このフォトンを一個選んでキャラの上に載せるとフォトンの種類(三種類ある)に即した行動をキャラがしていく(乗せなかったら行動しない)というものです。出現はランダムで、こっちと敵とが一手づつ交互に奪い合っていくというものです。

で、この超すごいエネルギーフォトンは、人間には「大地の恵み」と呼ばれていて、ただの人間にとっても必要なものとされています。でもいまはそれが枯渇しつつあって、大変です。でもでもそれよりも、メギドラルの方が枯渇問題が深刻で、メギドラル由来のやばい生物「幻獣」は生きるためにヴァイガルドでフォトンを奪おうとしてきます。

「幻獣」とはメギドにおける倒すべき敵……敵はフォトンを奪おうとし、我々プレイヤーはそれを阻止するためにフォトンを奪って戦っていきます。ええ……そうなのです、つまりこれ、システムの上でもこっちと相手で奪い合っているんですよ……。このゲーム、ゲームシステムが、綺麗に設定に乗っているんですよ……!!!!!

昨今のソシャゲあるあるな「ストーリーとシステムはわりと別ですけど何か?」を真正面から破っていくこの鈍器スタイル、あまりにも好きなんですよね……PS時代後半のゲーム感……伝われ………

おそらくここは本当に徹底されていて、様々なところでゲームシステムが設定に乗せられている感を浴びることができます。
ゲームをプレイする上でプレイヤーが行う行動が、全部設定だったりシナリオだったりに組み込まれているのですマジで……

戦闘の前に探索パート(システム)があったりするんですが、それがちゃんと仲間と一緒に旅している(シナリオ設定)感覚に繋がるとか……さっき書いたフォトン奪い合いシステムとか、「なんでガチャ産のユニットだけが戦うことができるんすか?」というそもそも疑問にしても、設定の上で全部ちゃんと答えているというところ、ソシャゲ……というかゲームとして、めちゃめちゃ良いです。好きです。

そんなこんなで実際のプレイヤーの行動がシナリオの主人公の行動とリンクされているので、シナリオへの没入感がとってもあります。インタラクティブ……とってもインタラクティブ(最近覚えました)……………

戦闘システムだけを見ても、いかに相手を阻害しつつ自分に有利な状況を作っていくかを考えながらっていう戦術性のわりと高い……なんというかボドゲ対人戦的な面白さがあるので、つまりは普通におもろいです。

どうでしょうか。やりたくなってきました? やってくれ。

ここがすごいよメギド72 〜キャラ編〜

私がそもそもはじめたきっかけは、ツイッターで見たこんな文句でした。

「いまなら無料でクズもらえる!」

は? 期間限定クズ? やるしかねえ! と見事釣られてはじめ、そしていざもらえたクズは期待通りのクズでした。

擁護できない……最高……………

おおよそ他のソシャゲでは味わえないほどのクズでほんと最高です。彼どうやらメギド72において初めて再召喚(同キャラ別ユニット)になったようなのですが、つまりは記念すべき第一号がクズだったということになりますね……(なぜ?)

それはそうと、彼が再召喚される様子(死にかける→強い願いを抱く、という下り)すごく好きでした。油断で死にかけ、こんなところで死にたくねえ!だから再召喚を渇望する、という……徹底された小物……

ちなみにこの再召喚、それだけ契約の束縛が強くなるとかなんとかで、完全に良いだけのものではないことが仄めかされていましたね。そんなところも熱いかよ

最初こそクズで釣られたのですが、ストーリーとか読み始めるとめちゃめちゃ個性的……というか個性的なキャラ(モブ含む)がわんさか出て来てびっくりしました。

オブラートに包むと、属性で言うとよくある感じの子が揃っているのですが、属性にもちゃんと理由がつけられていたり、行動の軸が通ってたりしているので、そのキャラクターとして考えられているんだろうなあと、よくある感じのキャラでもよくある感じになっていない独自性があるのがとても良いです。ただ、味付けが異様に濃いです。

シスターの見た目で癒し系に見せかけた女性キャラが悪絶対殺すゴリラだったり、ヤンデレがあまりに由緒正しくていっそ新しい感じがするヤンデレだったりするのも愛おしみがあります。(巷で噂される村焼き教祖だったり人体実験くんもいますね。うちのアジトにはまだいないので伝聞です……)

あとあれです。メギド体も趣があって好きです。
メギドには「メギド体」と呼ばれる本来の姿があって、奥義のときに見られるのですが、全体的にわりと尖った人外なんですよ!!

さっき言ってた悪絶対殺すゴリラの人です。そんでもって後ろの人はスタンドではなくメギド体です。つまり本当の姿です。怖……

このメギド体、キャラの性別と明らかに違ったり、キャラ性にあわせたモチーフが取り入れられてたり、よくよく見ると熱いものがあったりします。ウェパルとかめっちゃ好き……人魚姫じゃん……(つい先日メギドストーリーを読みました)

3Dモデル自体もめちゃめちゃに綺麗で、聞くとろころによると、PS3ゲームくらいのポリゴン数らしいですね。意味わからん。モーションとかも異様に凝ってて、急にコマネチをしだして股間が光る奥義のキャラだとか、勝利モーションのはずなのに苦悶の表情を浮かべながら謎ダンスを行い、武器を投げ捨て天に向かって全身で仰ぎ出すキャラだとかが居ます。意味わからんすぎて一生笑える……

ここがすごいよメギド72 〜ゲームシステム編〜

主にしたいのは、攻略チケットの存在とゲームバランスの話です。

①あまりに便利「攻略チケット」

攻略チケットとは、「このクエストやったことにしてあげるよ!」という魔法のチケットです。スタミナ+チケット消費で、一回やっただけのアイテム類が獲得できます。周回の手間をチケットで補完できる!という感じです。

他のゲームにももしかしたらあるのかもなんですけど、これ大発明じゃないですか……?

スタミナはどうせ消費するので、スタミナ制度を根本に置いているソシャゲでもそこを邪魔せず、しかもなんだったらより消費を促し(めっちゃスタドリ欲しくなる)、攻略チケット自体も欲しくなり……いいことづくめすぎる。天才すぎますね

ちなみに攻略チケットは無条件で使えるわけではなく、一度そのクエストを「全員が生存した状態」でクリアすることで使用できるようになります。

つまりこれってクエストにある二つの目的……「バトル自体で、編成と立ち回りをしっかり考え、完璧な勝利をする」と「そのクエストで、獲得できる素材集めをする」が分けられていて、ゲーム的に楽しいプラスの前半が終わったら待っている後半の周回というマイナスを、これで補完できるのです。

ちゃんとやるかスキップするかが選べるのが、すごく良いです。バトルが苦痛にならず、楽しいものであり続けることができます。めちゃめちゃいいです。

一回のバトルが長めで、考えなければならないことが結構あるのもあって、攻略チケットがなかったらを考えるとわりと地獄ですね。マジでこれなかったら、こんなにもスピーディにはまってなかっただろうな、と思います。

②割と鬼めなゲームバランス

まじであの、わりと育ててるユニットでも、編成ミスると普通に負けます。(メインストーリーの序盤でも
しょっぱな普通に負けるバトル出してくるって……強気すぎる……好き……

とはいえ導入が丁寧で(あとから追加らしいですが)、順を追ってひとつづつやれることが増えていく=戦略が増えていく で、チュートリアル? はいはいいつものでしょ? ってやると詰むようになっているようです。(言うてわりとちゃんと読んでも最初はとっつきにくかったですが、慣れてきました)

そういえばこれキャラにレアリティがないんですよ。キャラはキャラとして、すべて星1の状態でガチャから排出されます。ガチャにはFGOで言う概念礼装的なオーブが混じっているので、キャラを出そうと思うとわりと鬼な確率っぽいですね。(40連してメギド1体も来ませんでした!!)

星を増やすためにレベルあげして素材を貢ぐのですが、星が増えるとどうなるかというと、レベルキャップがあがる&スキルを覚えます。
つまり、そのキャラができることの幅とレベルとが、一定の幅を保つようになっています。ガンガンに育てようとしても、素材でストップくらうために、ある程度弱いままメインストーリー進めないとならない(バトルに出かけないとならない)=メインストーリーの的が弱くなりすぎない、とか、すごいその辺のバランスが綺麗で感動します。

そして星が増えるタイミングでスキルが使えるようになったり、効果がちょっとパワーアップしたりするので、「育てていくとだんだんできることが増えていく」という軸が、「メインストーリーを進行していくと同時に、バトルにおいてもだんだん戦略が増えていく」に直結され、それを強制的に体感させられていくっていう感じですね。進むのがマジですっごい楽しいです。

最終的に、メインストーリーは配布だけでできるよ! との謳い文句通り、配布がめちゃめちゃ使いやすくて頼りになるのですが、だんだん慣れてくると他の戦略も試したくなって、結果的に他のキャラも欲しくなるっていう謎のプラスの心持ちでガチャをまわすことになりました。

(けど反面……配布だけで遊べてしまうし、イベントで配布するキャラも大概使えるので、ガチャがまわってるのか心配になります……大丈夫? お金足りてる……?? 課金するね……)

③おまけ UIが好きです

UI……ユーザーインターフェースとかいうやつ……。専門家とかじゃないのであんまりごちゃごちゃ言うのもな……と思っておまけにしたのですが、使いやすくて好きです。

バトル関係が基本的にアジトに集約されているとか、素材をあげるときがより直接的に貢いでる感のある画面だったりとか、素材の合成のわかりやすさとか、欲しい素材がどこに手に入って他に誰が必要としてるのかがわかったり、その場所にジャンプできたりとか……めちゃ好き……。

ここがすごいよメギド72 〜シナリオ編〜

よく殺される人間、よく焼かれる村、よく出てくる愉快な猟奇殺人犯たち……ツッコミどころが多すぎて楽しいにもほどがあるのですが、本項では主にナチュラルな悪態と、バトルとシナリオの関連性についてをギャースカ言いたいと思います。

①ナチュラルな悪態

ナチュラルっていうかなに……? 見ていて気分が悪くならないタイプの悪態なんですけど、伝わりますかね……? スクショして見ました。こういう感じです。

「ソロモン王」とは主人公くんのことです。タイトル画面で泣いてる少年のことです。通称モンモン。

そこまで言う……??? と思いつつ、言い回しが面白いのでギャグに昇華できている稀有なバランスではありませんか……!? このギャグ感をベースに相手を落とすだけじゃない感じ……好きすぎますね……

謎にうまいことを言ってくる感じも面白くてずるさを感じます。笑うわこんなん
おそらく相手を落とすことが目的なんじゃなくて、面白い悪態をつくことが目的っぽく見えるので、ギャグとして見れてるんじゃないかなと思います。

毎回ぽんぽんこういうの出てくるのほんとすごいです。

こういうのです。自虐なの? なんなの?

ところでメギドはなぜだか男性の腰に対する謎の強いこだわりを感じます。フラウロスくん(上記スクショのクズの人)とか特に……

②バトルとシナリオの関連性

昨今のソシャゲに慣れきってしまった私は、バトルとシナリオに関連性が薄くても、「そんなもんだ」と思ってしまっていました。バトルはあくまでゲームシステム、シナリオとシナリオの間に挟まる障害、話の途中だけどワイバーンだ現象が本当にまさになんですが、バトルをする大枠の理由はある(アイドル系でいうライブとか)けど、そこまでがっつり連携しているものではない感覚です。

それはそれで良い且つ、もちろんどっちが良いとかでは全くないのですが、メギドにおいては、この関連性がありすぎていっそびっくりします。
あんまり言語化できてなくて恐縮なのですが、メギドのこういうところは、ゲームへの没入感というか、自分のやっているゲームプレイがゲーム内世界に影響を与えている実感を得るという意味で、とても大きな役割を担っている感じがとてもします。
例えばこれ、戦闘開始前のソロモンの一言。

そして、戦闘終了後にながれるストーリーがこちら。

「あっ……そうか、いまソロモンたちちゃんと戦ってたんだ……」みたいな……

本当にびっくりしたのですが、ほぼすべてのバトルが「バトルシーン」として、ちゃんとストーリーの中に組み込まれているという感覚があります。おそらくライターのみなさん(何人なのかはわからない…一人なのかもしれない)が、ソシャゲシステムの中にあるバトルも、ちゃんとストーリーの一環として扱っているからなんじゃないかと思います。

シナリオへの没入感がありすぎて、メインストーリーのボスが強すぎて絶望→編成で対策を練る私「これでは勝算がない……勝算……勝算……が……ある!!!」再挑戦→クリア後シナリオソロモン「勝算があったんだ!!」みたいな謎のシンクロしました。ヒィ〜〜〜〜クソ楽しい〜〜〜〜〜〜〜

スクショだと伝わりにくいので省きましたが、バトルについて直接言及のないストーリーでも、場面転換的にバトルが挟まっているように作られているのが伝わってきてとても最高です。

ここがすごいよメギド72 〜広告編〜

あまりの広告が謎さは、どうしても応援したくなってしまうほどです。

私は見ての通り最近入ってきたにわか勢なので、あんまり詳しいことは知らないのですが、最近やっと広告とかをやりはじめたくらいのようですね。以下が、その噂の広告です。

いや……おかしいだろ……

わかりやすい且つキャッチーなのでつい例に彼を使ってしまうのですが、他にも教祖(25歳)とか狂気の科学者(18歳)とかが名を連ねていました。いや、だれがこれに引っかかるんだ?

このなんか……あまりに応援したい感じ……

あと、若干余談なのですが、メギド、曲がめちゃめちゃいいんですよ。メギド言えるかな?で有名なオープニングとか、普通のBGMとか……
タイトル画面で流れている曲のアレンジが熱い感じであらゆるところで使われたりとか、使われ方もすごいいいのです……

だんだん慣れてくると、あの曲あるかな〜サントラとか売ってないかな〜ってなるじゃないですか。探したんです。そして見つけました。

メギド名曲コレクションVol.1 - 【公式】メギド72ポータルサイト

無料配布かよ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

しかもVol.1って……2も3もあるってこと…………??
ええ〜? 売ってくれ、、、、、、、サントラ買おうと思ってたこのお金、一体どうしろっていうんだよ、、、、課金? 課金する?

やみつきになってしまいますね…………

総括:きみも今すぐダウンロード!

つまりは普通にゲームとして面白いし、なんかなんでそこにそんな力入れた……?みたいな意味でも面白いし、各所で面白みを暴発させてくるメギド72、はちゃめちゃにおすすめなので、みんなやってください、頼む。

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Jinya

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