クリエイティブってなんだ?

前職も現職も、「クリエイティブ」という言葉がくっついてくるような会社や組織・肩書きに属している。

辞書で「クリエイティブ」を引いてみると以下とのことだ。

クリエイティブとは、一般的には創造的、独創的であること。日本語では、広告の製作物のことをクリエイティブと表現する。広告素材のクリエイティブにはバナー広告やテキスト広告、メール広告の3種類がある。インターネット広告でクリエイティブという場合には、主としてバナー広告を意味する。バナー広告およびテキスト広告は、クリックすることによって広告主のWEBサイトに遷移するものである。

 新語時事用語辞

なるほど。要は「広告の製作物」=「クリエイティブ」なのだから後半の意味はわかりやすい。では、前半はどうだろうか。

広告業界では、デザイナーやコピーライター、プランナーなどを総称して「クリエイティブ」と呼ばれることがある。
彼らは「広告の製作物」を作るから「クリエイティブ」と呼ばれているのだろうか。直接、手を動かして「製作 / 制作」をしているからクリエイティブなのだろうか。なんとなくはわかる。

では、「広告の製作物」に関与していない「クリエイティブ」な人間はなんなのだろうか。

SNSで検索をすれば、ごまんと出てくる「クリエイティブ」な人たち。彼らは、広告の製作物をつくっていないとすると、1個目の意味になるのだろう。要は「創造的、独創的である人間」だ。

これはとてもすごいことだ。SNSのプロフィールで「クリエイティブ」を名乗っている人は「創造的、独創的である人間です」と名乗っているのか。
確かに、「クリエイター」を辞書で引くと「造物主」「創造的な仕事をしている人」というワードが出てくる。

てっきり、SNSに存在するクリエイターは、派手な髪色にしたり、髭を生やしたり、色のついたサングラスをかけたりしながら、イッセイミヤケを着て変なパーティを開いている人のことかと思っていたので、勘違いをしていて申し訳なくなってくる。

これからは、ちゃんと「創造的、独創的である人間」と思い接することにしよう。

あなたは、「創造的、独創的である人間」なのですね。
だからこそ、SNSでOpen AIの劣化版のようなことを言い、Premiere Proの「P」の字も知らないであろう編集をした動画をYouTubeに載せることができているのですね。




きっと、何かに腹を立ててこの文章は書いているのだろうけども、何に対して腹を立てているのかはよくわからない。そんな感じ。

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