“キライ”がハッキリすると、人は魅力的になる
職場の人に言われた。
「ののちゃんは好き嫌いがはっきりしてるよね」と。
ただそれは初めからはっきりしていたわけではなく、嫌いになってはいけないという考えがずっと根底にあった。
食べ物の好き嫌いをしてはいけません
と小さい頃は言われてきたと思う。
それが派生して
全てのものを嫌いになってはいけません
という思考に変換されてしまった。
私は牛乳の匂いが苦手だ。
私はさつまいもやかぼちゃ、栗などの秋の味覚が苦手だ。
私は生クリームが苦手だ。
私はテレビが苦手だ。
これらは全て苦手であり、キライの部類に入る。
それに気づいたのはつい数ヶ月前だ。
そして「キライなものをキライだ」と
ハッキリと言い始めてから、
「そちらの方が魅力的だ」
と冒頭の人に言われた。
どうやらそういうことらしい。
キライなことがはっきりしたから
スキなことに力を捧げるようになった。
スキキライって素晴らしい。
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