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導かれるように

7/29 日曜日20時をもってノーノーイエス大阪店は西梅田ブリーゼブリーゼ2Fでの営業をクローズ。9月初旬より今の店舗から徒歩数分の曽根崎新地に移転リニューアルオープンします。

移転先は「曽根崎新地」
いわば北新地とゆう大阪の飲食街のメッカど真ん中で物販店!?かなりのチャレンジです。1F路面ですがビル奥になるので目的でないと辿りつけません。本質的な接客や対応のハードル上がりますし来店される年齢層も上がることでしょう。大阪の地での直営店まだ10ヶ月弱。ブリーゼブリーゼは隣店がユナイテッドアローズだったり上階にB shop、アッシュペーフランスなどあるのでフリーふらっと来店もある商業ビル。来客数や客単価など悪くはないのだけど1日の営業時間が10時間、年内休みなしとゆうのはなかなか気が休まりません。

「らしさ」を求めて
横並びがビシッとしてるのでそれなりの明るいショップには見えるのだけどハード面もさることながらソフト面でも本来の私達の「らしさ」が出せてない。10ヶ月トライヤルとしてはいい勉強になりました。ちようどデベロッパーがサンケイから東急不動産に業務移行するタイミングで「らしさ」を求めて引っ越します。東京や姫路店が週休2日、1日4時間4分の営業時間に大阪店も合わせる予定。ブリーゼブリーゼのスタッフは生粋のアメリカ人、20歳のお子さんのいる主婦、英語とフランス語にスペイン語が堪能な大学生、現役看護師、ニュージランドの高校卒業したばかりの17歳など多言語が飛び交いユニークで有能な面々が揃ってくれたのが何よりの財産である。移転後にもみんな引き続き残って欲しいがこのタイミングで離職する人も出てしまうのがすごく残念です。

「みたいなもの」を「みたいなこと」に
東京本店のスタートは新木場で拾ってきた丸太の切り株を椅子として、木材加工所で分けてもらった大きな板をテーブルとしていた。「みたいなもの」を「みたいなこと」に見なしていた。天井にアンカー打ち込みロープを張ってハンガーラックに「見なしていた」。箱や器、営業時間やそのスタイル全て「用意されてた」わけでなく、一つ一つ手探りで「用意してきた」のがこの10年の東京本店の歴史だったのではないか。そういった事の一つ一つが積み重なって1人、また1人とお客様が来てくれたのでは無かったのか?トライ&エラーにヒット&ランを繰り返していた姿にお客様は支持してくれたのではなかったか?

忘れかけていた「らしさ」って何だったのか?
そんな東京では建物にもショップの入り口にも7年くらいは看板もない地下での営業が続いた。今思えば相当ハードコアな営業スタイルなのだけど、その頃はセレクトショップへの卸売りがメインだったのでショップ然としてなくても全く気にならなかった。そんなところに人は来てくれるのか?同じ匂いを嗅ぎ分けて「導かれるように」気になる人が一人づつ来てくださった。忘れかけていた「らしさ」を改めて大阪店では追求したい。お客様はフラっと入って来てくれる環境ではなく目的でないと来れないとゆう原点スタイルに大阪店は再出発します。お越しいただくための動機付けを明確に打ち出し来ていただいた方に感動していただける接客を目指します。口コミで広がる波動に「導かれるように」京阪神一の歓楽街・北新地にいざないたい。

また「みたいなもの」を「みたいなこと」に
新店ではもっか内装工事中。トップ画像は解体しているところ。内装居抜きのブリーゼではできなかった床壁天井全てをフルリフォームする。世界観を圧縮するために「みたいなもの」を「みたいなこと」に内装や什器を目下再考しています。目的立地では接客や応対、世界観を含めて真価が問われます。そのための本質的な小売のスタイルや本来の「らしさ」を深化し進化を目指していきます。

大阪店の在り方や出来上がっていく過程、進捗についてはまた今度改めて。つづく

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