子供の頃はあんなに練習が面倒だったピアノ。
そんなに好きでもないと思っていたピアノ。

でも子供という多感⁉️で柔らか頭の頃に弾いていたこともあるせいか、心の奥底にはピアノが好きな私がいたんだと思う。

大人になって再開した時からピアノにハマってしまっているが、譜面を読む力は落ちるし、指は動かないし(筋肉とか関節弱くてすぐ痛くなるし)でやっぱり子供の頃のようには弾けないな、と弱気になることもある。

が、この歳でも練習すればした分だけ上手く弾けるようになるのがわかり、ピアノが楽しくなった。
(もちろん上手くなるといってもどの曲も頭打ちだし、あぁ私って才能ないんだわって思う)

弾いてみたい曲が多くて、背伸びしてそれらに挑戦してきたけど、最近は難易度を落としている。

今弾いてるのは
バッハ　シンフォニア4
角野隼斗　12調のハッピーバースデー
ハイドン　ソナタ34番1楽章
坂本龍一　Aqua

難易度を落とすと言っても角野隼斗は難しい。
これが軽やかに弾けたらかっこいいなぁ。

ハイドンは2週間前のレッスンで課題に出されたのだけど、これは子供の頃にも弾いている。
弾いたと言っても40年も前の話。きちんと弾けるわけではない。

でも割と指が覚えていて今弾いていて譜読みが楽なこともあり、一から新しい曲をやるより進み具合が早い。

打鍵ミスは多いので、まず打鍵ミスしないよう弾きたい。1楽章はprestoなのでスピードも上げたい。左手がうるさくならないように。右手は音の粒を揃えて。強弱がイメージ通りにつくように。

そんなこんな試行錯誤しながら弾いていると時間があっという間に過ぎる。

私、今ピアノが好きなんだなぁ。

子供が産まれてから自分の時間なんて何もない生活を20年以上送ってきた。だからこそ、今ほぼ全ての時間を自分のために使えることがとても贅沢で幸せに感じる。

仕事がフルタイムなので、まだまだピアノに割ける時間は十分ではない。ピアノが弾きたいゆえに60を過ぎたあとはいつまでフルタイムで仕事をしようかなどと今から考えている笑

あまり早くリタイアして老後の生活に苦労するのも嫌なのであと10年は働くつもりだけど、ピアノはその後もずっと弾き続けたい。

世の中にはこんなにも音楽🎵があったんだなぁ。