ピアノを再開してからまたコンサートやリサイタルによく行くようになった。

素晴らしい演奏が終わると会場のあちこちから、ブラボー👏と声が聞こえる。

スタンディングオベーションもそうだが、このブラボーの声は音楽家に対する最高の賛辞だと思ってる。

が、自分がそれをやるのは恥ずかしい。

なので精一杯の拍手をする。

胸の前でパチパチ👏
頭の上に掲げてパチパチ👏

私なりの最大の賛辞なのだ。

この前は思い切って立って拍手した。いわゆるスタンディングオベーション。
立ち上がった私のせいで私の後ろの人の視界が遮られるんじゃないかとドキドキ💓したけど、スタンディングオベーションってそんなものよね。

昨夜は辻井伸行さんと三浦文彰さんのコンツェルトを読響のオケで聴いてきた。

究極の協奏曲コンサートと銘打ってるだけあって、ソリストもオケも曲も本当にすごい。
(私はラフマニノフピアノコンツェルト第二番がとても好き)

辻井伸行さんのラフマニノフのピアノコンツェルト第二番。

三浦文彰さんのチャイコフスキーのバイオリンコンツェルト。

どちらも本当に素晴らしかった。

バイオリンって何て官能的なんだろう。

そして辻井伸行さんのピアノが心に響いた。

今まで動画でしか彼の演奏を聴いたことなくて、すごく感動したことはなかったのだけど、生音のチカラなのか。
彼の全身から溢れるエネルギーに感応したからなのか。

演奏が終わったあと、精一杯の拍手👏をしながら自然と『ブラボー‼️』という言葉が口をついて出てきた。

これが私の人生で初めてのブラボー。
こんなに自然に声が出るなんて思ってもみなくて、我ながら驚いた。

素晴らしい演奏をした音楽家の皆さんに、これからもブラボーと声に出して言おう。