見出し画像

『G1・3着馬』の威光と重圧。「ペリファーニア」を中心に語る

この記事は、教訓はあるもののそれほどためになりません(笑)
読み物として楽しんでください。

ここを読んでいるアナタは、G1・3着馬が条件戦に登場したら何を感じますか?

大雑把に言えば、有難がって買うのは本命・的中党、
疑って別の馬を買うのは、穴・期待値党になる感じだと思います。

ペリファーニアの前に、もっと昔の話を例に出します。

むかしむかし、桜花賞にメジロドーベルとキョウエイマーチという名牝がいました。
2強状態の対決で、軍配はキョウエイマーチに上がりました。メジロドーベルは後方から伸びて2着でした。
そんな中3着に飛び込んだのは、伏兵「ホーネットピアス」でした。

ホーネットピアスは、当時注目されてなく単勝40倍でした。
この時代は、3連複どころかワイドもない時代。あったらホーネットピアスで恩恵を受けたでしょうね。
このレースで、ホーネットピアスはささやかな威光と重たい重圧を背負うことになったのです。

その後のホーネットピアスは、G1実績がある事を理由に毎回注目されて人気になって、
負けても負けても人気はあまり落ちませんでした。新聞には実績が毎回のように載っていた記憶があります。
自己条件の900万下(2勝馬クラス)を勝つのに8戦かかりました。
最終的にオープンに上がることはできませんでした。

『G1の3着は最大の栄光だったが、それがその後の活躍を遮ったかもしれませんね。』

そして、20年数後に「ペリファーニア」がデビューしました。
印象的なのは、デビュー2戦目のチューリップ賞で桜花賞の権利を3着で取得しました。
チューリップ賞のレベルはともかく重賞で通用した事実は大したことです【TP63】。
桜花賞でも恵まれたとはいえ好走し、最強牝馬リバティアイランドに屈したものの3着でした【TP69】。

実質、最高レベルの1勝馬になったわけです。秋に復帰し、ここから活躍する『宿命』を背負っています。
桜花賞3着馬として、そして名馬エフフォーリアの妹として!!

緒戦は、いきなり負けました。不利が大きかったのですがショックはありましたね【TP63】。
ほとんどの人が、1度も勝てないまま引退なんてことはないと思っていたでしょう。
次のレースでは、単勝1.1倍のオッズで勝ちました。しかも、なるべく追わないようにして負担を和らげる勝ち方【TP59】。

そして、運命の2勝馬クラスに先週出走しました。自分は、ここは『勝ち頃』とみなしました。
数ヶ月に1度の自信だったのです。ここは負けるわけないと(80%以上の可能性で勝てる)。

パドラボのMTPを掲載します。

上位3頭のみですが、この3頭から勝ち馬が出そうで、その中でもペリファーニアの可能性は高そうなのは感じます。
初心者が見れば、MTP69はかなり強力で(8差は珍しい)、次点で61、59と続きます。
なお、MTP61もパドラボ基準で2勝馬クラス突破基準を満たしているので無視はできないと思ってはいました。
馬券も買いました。1.5倍以上ならという条件を満たしたので(1.5倍で80%の勝率、回収率120%)。

しかし結果は無常だった。。。
ペリファーニアは2着に敗れ、恐れが多少あったサイルーンが勝った。

敗因分析はしたが、予想段階で抜けていた部分は馬場状態(良だがパンパンでない)があります。
超強引な比較ですが、弥生賞のタイムが悪い(1:59:8)。スローだったが、それでも平凡。
つまり、時計の出る高速府中などとは事情が違います。分析コーナーでないのでここまでで(ゴメンね)。

Nすずさんを始めプロの回顧を見ることをお勧めします(今後予定があるそう3/7時点)。または、パドラボの「discord」にも書かれています(追記した)。


残念ながら、ペリファーニアにG1・3着の威光はこのレースに関しては人気先行で敗北しました。
私の主眼では今後は今の2勝馬クラスはすぐ勝てるが、OPに上がれるかは運が必要だと思っています。

若駒(ダービー週まで)のG1・3着馬は、自己条件に戻った場合、どこまで飛躍できるかは長い競馬歴で時に気にすることがあります。

ペリファーニアは、馬券は買えないと思うがOPに上がれるかは注目すると思います。

最後に、ちょっとした自慢話を。1昨年の朝日杯3着馬レイベリングはチェックしてました。
その後、1勝馬クラスに登場したときに1.8倍を大量に単勝を買って成功しました。

この時もMTPは抜けていたし、走りを目視して確認していたので行けると判断し成功しました。

先週、3勝馬クラスを勝利してOP入りしましたね。朝日杯3着馬は威光を放ってさらに出世できるのだろうか?
大変だという予感はしてますが、走りを見届けたいです。

ここまで読んでくださりどうもありがとうございました(^_^)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?