放っておいたら、しゃぼん玉のようにいつか頭から消えてしまいそうな、だけれどどこかに残しておきたいような、ふとした日常のひとりごと。昔のmixiのような、とりとめのない文章を認める…
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2019年4月の記事一覧
「THURSDAY'S YOUTH」という私にとって奇跡のようなバンドについて少し語らせていただいてもよろしいか【彼らの決して押し付けがましくない共感の雨に私たちはみんな救われてる】
20歳で自分は死ぬのだと思っていた。 そこにはなんの根拠もなく、だけれど、物心ついた頃からまるで当たり前のように、息を吐いたら吸うように、目が乾いたら瞬きするように。そんな自然の動作と大差ない形でそれは私の隣に横たわっていた。 だから20歳の冬、しんと冷える体を溶かすために温まった部屋で、両親の笑顔と一緒に誕生日を迎えた時、何故この命が終わらず続いていくのかが不思議でたまらず、顔の上にはにっこり微笑みを貼り付け、心で絶望していた。 でも30年間生きてきて、そんな事を