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今日のなんでもない日記

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放っておいたら、しゃぼん玉のようにいつか頭から消えてしまいそうな、だけれどどこかに残しておきたいような、ふとした日常のひとりごと。昔のmixiのような、とりとめのない文章を認める… もっと読む
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2019年6月の記事一覧

それが後ろか前か、決めるのはいつだって私

「旅に出たい」という気持ちが、ここ最近急降下している。そもそも自宅がバンコクにある以上、現在の日本での暮らし自体が「旅」なのかもしれない。 「行きたい国はどこ?」と聞かれればそれはたくさんあるのだけど(死ぬまでに南極でペンギンの行列の後ろからくっ付いていって、氷の上を歩きたい。これは多分絶対)、それでも例えば今すぐ「さあこのお金で行けるところへ行っていいよ」と言われたら首を傾げて、さも悩んでいる風を吹かせながらそのお金をこそこそと気になっていたあのブランドの洋服だの、あのカ

ピカチュウな日

今日は「このために帰国した」と言っても過言ではないほど楽しみにしてきた、ポケモン映画を観にいってきた。ちょっと最近バタバタしていたから、遅くなってしまったのだけど。「名探偵ピカチュウ」。公開の半年前から楽しみにしていた映画。 友人から「膝にピカチュウをセットしてから見たほうが良い」と助言を受けたので、映画料金よりも高いピカチュウを購入して映画館に向かった。 もふもふと膝上におさまるピカチュウ。 となりに座る友達の足の上にもピカチュウ。 内容はネタバレになってしまうから言

爽やかで甘酸っぱい休日を

前職の会社の先輩まさしさんから、突然大量の大きなおおきなレモンが届いた。ちなみにまさしさんは現在広島県でレモン農家をやっている。一緒に夜中までパソコン叩いてたころが懐かしい。 鼻を近づけると、ふうわり、だけれど強烈に香る甘酸っぱい匂い。 「美味しいものいっぱい作りたいな」と思って、eat Designerのにしむーさん(爽やかイケメン)をお呼びして、レモンな1日を過ごしてみた。 1年後「ねえあの日あんなことして遊んだね」ってわいきゃいできるように、たくさん写真を撮ったので

あまりにも無邪気に君が笑うから

小学校からの幼馴染の結婚式だった。 結婚式はいわゆる「スタンダード」なもので、余興の動画があったり、チャペルで指輪の交換があったり。花嫁からのお手紙があったり、ファーストバイトがあったり。なんの滞りなく、水が流れるように進んでいくその神聖な儀式を、わたしはぼーっと見つめていた。 前日も仕事が山積みだ、という言い訳を提げて、バタバタとアクセサリーや服を選び「それなりに」見えるように自分を整えて。朝は予定時間のギリギリに会場に到着した。 もともと私はあまり結婚とか興味がある方

「何故わたしなのか?」を明確にすること

フリーランスも3年目になり「この仕事どなたかやりたい方いませんか?」と聞かれ手をあげるよりも、ありがたいことに「この仕事を古性さんにしてもらいたい」という依頼が明らかに増えた。それは私自身のスキルを求めての依頼だったり、世界観を気に入ってくださりの依頼だったりと、理由は様々なのだと思う。 その時きっと曖昧にしてはいけないのは「何故私を指名してくださったのか」を明確にしておくことなのだ、と教えてくれたのは、友人でありPhotoli代表の涼くん。「受けた仕事がとっ散らかって