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今日のなんでもない日記

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放っておいたら、しゃぼん玉のようにいつか頭から消えてしまいそうな、だけれどどこかに残しておきたいような、ふとした日常のひとりごと。昔のmixiのような、とりとめのない文章を認める… もっと読む
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2023年2月の記事一覧

「場所にも恋をするのだ」を教えてくれた場所

20代「ヤドカリのように住処を変えながら生きる」は私にとってどうやら生まれながらに染みついた性質のようで、なんなら過去の人生どこかで本当にヤドカリ生だった事があるんじゃないか、と疑いたくなるほど自然な事だった。 ヤドカリが自分の体の大きさに合わせて住まいを変えるように、年齢やその時の気持ち、欲しい環境に合わせ柔軟に住む場所を変える。 海の側や気に入った国、田舎から都会まで、それはもう短期間で何度も何度も引っ越しを繰り返した。 物件も、いつでも旅立てるよう基本はシェアハ

わたしが2023年に挑戦したいことをまとめて書いてみる

ここ数年、仕事や趣味をコツコツとこなしつつもわたしは旅の次に、「何にたいして恋をしようかなあ」といつもぼんやりと考えていた。 10代も20代もずっと、もう私本人すらそろそろ飽きてしまうのではないか…と不安になるくらい、わたしはひたすらに旅を求め、そこ1点に命を燃やして生きてきた。 26歳で会社を辞め、初海外で出かけた世界一周。 とにかく何もかも煌めいていて、嫌なことも重大なトラブルさえも漫画かドラマの出来事のようで「旅をする為に今日この日まで生きていたのだ」と信じて疑わな

ポーズではなく、きちんと手触りのあるワーケーションができる場所を見つけた(岐阜県・養老町)

「古性さん、岐阜県の養老町という場所にワーケーションにしに来ませんか?」と声をかけてくれたのは昔ながらのお友達きっかけで知り合った方だった。 お話をいただいた当時、わたしはタイ・チェンマイに1ヶ月滞在しながら語学を学んでいる真っ最中。 残り少なくなってしまった旅の日数を毎日名残惜しげに数えながら、また元の日本の生活に戻ってしまうことに対して、どこか勿体無いような気もしていた。 そんな時にいただいたお誘いは何だか旅の続きのレールを引いてもらったような気がして「養老町って一体ど