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今日のなんでもない日記

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放っておいたら、しゃぼん玉のようにいつか頭から消えてしまいそうな、だけれどどこかに残しておきたいような、ふとした日常のひとりごと。昔のmixiのような、とりとめのない文章を認める… もっと読む
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#旅日記

自分を嫌いにならない魔法のかけ方

トルコからウズベキスタンに移動してきました。 まだまだ旅は序盤だけれど、美しい。青好きにはたまらない国です。今回はフリーディレクターの友人と現地で合流して、しばらく一緒に旅したあと、またひとり旅に戻る予定です。次はインドへ。 「自分を嫌いにならない程度にしておこう」 トルコを一緒に旅していたそして昨年まで一緒にシェアハウスをしていた旅仲間の伊佐さんの言葉で、すごい好きなものがあって。多分彼女は覚えていないのだけれどそれが「自分を嫌いにならない程度にしておこう」の言葉。

トルコうっかり二人旅珍道中【その2】

朝。一度起きてテラスに出て、またお布団に戻った。二日目の空はうっすら曇り、そしてサラサラ音もなく降るときどき雨。こんな日は、木漏れ日探しもできないし、可愛いカフェ探しもできない。というか、雨の日は部屋にいたい。 時折、お気に入りの傘と長靴で雨音を楽しみながら水たまりに飛び込んでみたりしたくなるけれど、生憎今回のトルコ旅には、どちらも連れてきていないから、もれなくびしょびしょになってしまう。 ふあ、とあくびをして、ぬくぬくと首まで布団にもぐりこむ。 空から聞こえるカモメたちの

トルコうっかり二人旅珍道中【その1】

唐突ですが、トルコ・イスタンブールを旅しています。旅の終わりは未定です。 「もう嫌だ」と思ったら明日にも終わるかもしれないし「もっとこの場所にいたい」と思ったら住むかもしれないし。 今の所、1日に何度も外から聞こえるアザーン(イスラム教のお祈りの声)も、3歩歩けばするりと足元にすり寄ってくる圧倒的な猫数にも、頭上を思いっきりハイスピードで飛んでいくカモメも、隠れ家みたいな屋根裏部屋も気に入っていて、明日帰る心配はなさそうです。嬉しい。 今回は仕事でもなんでもなくて、本当に

タイ・バンコクで「暮らす」始めます。

「ああ。この国で暮らしてみたいなあ」 と思ったのは、世界一周に飛び出して1ヶ月目。 間抜けにも、すっかり予防注射を忘れ日本を飛び出してきてしまい「どうやら必要な予防注射はバンコクで受けられるらしい」と半泣きで調べた情報を頼りに、スワンナプーム国際空港に降り立った時だった。 足がバンコクの地面を踏んだ瞬間。このぶわっと鼻を覆うアジア特有の匂いも、体をじんわり包む暖かな熱も、鼻の奥でにごるような優しい発音のタイ語も。日本とは何もかも違うはずなのに、この国は、緊張でカチカチになっ

何気ない日々を綴って45日目 #まいにち日記部

「何気ないまいにちを残そう」と決めてはじめた #まいにち日記部。その名の通り日記をまいにち更新するだけの、とてもシンプルなもの。 わたしが主催させていただいているオンラインコミュニティ .colony の部活のひとつとしてはじめました。 1年後、3年後、10年後。ふと開けたときに「あの日こんなことしてたのか」とか「思ってたのか」とか、そんな場所になれるように。 ”誰か” の目線を気にしないで、とにかく自分のために綴る。未来への自分のお手紙のような存在になればいいなあ、と思

好き勝手に自撮り論。

 女子が自撮りをしている姿が好きです。一生懸命自分の一番可愛く見える(であろう)角度を探して、カメラに収めるあの過程が好きです。自撮り=自分の事を可愛いと思っている人がやるもの みたいな見方をする人もいるけど、コンプレックスが全くないなんて人いないと思うし、世の中自分に自信がある子ばかりじゃないと思います。自撮りっていうのはひとつでも自分に自信が持てるパーツや角度を見つけて、それを強調することで、少しでも自分を好きになって肯定してあげる為のいわば儀式みたいなものだと思ってます

偶然も、必然もあるからこそ「出会うべくして出会った」の直感を、ねじ曲げることは不可能だ。

生きていると、稀に「あ、これは、出会うべくして出会ったな」。と、ストンとピースがはまるときがある。 それは人かもしれないし、物かもしれないし、場所かもしれない。 目には見えないものかもしれない。 とにかく、そこに横たわっていた時間と、なんらかの要因と、そういう、「なにか」が複雑に重なり合って、その「出会うべくして出会った」は何処からかやってくる。 だからそれはその日も、突然とわたしの元にやってきた。 「なにかひとつ、テーマ決めて一緒に文章を書きたい」 そんな、突