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私が作りたかったものの正体はまだ謎に包まれたままだけど、触るとちょっとあったかいんだよね

わたしは自分自身のことを言葉にするのがすこぶる苦手だ。

自己分析能力が極端に低い、とも言い換えできる気がする。
「わたしは○○な人間だから」とさらり言える人が羨ましい。
ずっと「何者か」になりたくて、長年いろんな仮面を被りは捨て、被りは捨てを続けてきたことの弊害なのかもしれない。

ただ言葉にすることができない、わけではない。
めちゃくちゃに時間がかかるのだ。
なんかこんなnoteを前にも書いたことがある気がしたんだけど、見当たらないな。昔やってたブログに書いたんだっけなあ。
何かあるごとに「ああ、あの時ああ言いたかったんだなあ」が数日、数週間、ひどい時は何年も遅れてやってくる。遅い、遅すぎる。

でも心に引っかかったことや、どうしても自分がどんなに時間がかかっても言葉にしたいものはずーっと心の中に棲み続けるし、あれやこれや手法を変えてなんとか言葉にしようとしつこく努力している。

今日まで続けてきたオンラインコミュニティ.coloy(ドットコロニー)もそのひとつ。3年目に突入したのにいまだわたしはこの子の正体が分からない。

ネットゲーム時代のクラブマスター(分からない人はスルーしてね)歴から数えると、オンラインでコミュニティを形成するのは8年目。
どう考えたってわたしにとってこの場所はなくてはならないものなのに、いまだ「じゃあ何が大切なの?」と言われると、言葉に詰まる。長い。

やたら手間はかかるし。
やたら心配ごとも多くなるし(楽しみも増えるけど)
”ビジネス”という観点で見ると、目を覆いたくなる(全部の人がじゃないと思うけどね)


それでも続けたい、無くしたくない、の思いが強い。
守らねば!と思う。
今の.colonyを作る時の第一声が「誰かが"教祖"みたいな場にはしたくない!!!」だったのと、その想いを中心に設計したから(結果はどうあれ)多分わたしは圧倒的な味方を数字化したいわけではないし、その場所を作りたいわけでもない。のだろう。ここまでは言語化できているんだけどな。本職ライターだったのになあ。乏しいなあ。

ただ、これだけはわかる。2年間せっせと作り上げてきたこの場所、なんかぬくいのだ。36.3度くらいの熱を持っていて、ついだらーんと体がリラックスしてしまう。

あとこれからもこの場所を続けて守っていきたい思いはとてもある。そのためには苦手な言語化をきちんとしなければいけない。何故ならそうしなければ人に説明できないし、この人と一緒にやりたい!な人がいても手をつないでもらえないから。恋愛と一緒だね。ちょっと違うか。

まだまだオンラインコミュニティの正体や、私の心の底に眠っている思いを100%言葉にするにはもう少し時間がかかりそうなのだけど。
懲りずに3年目も7月からOPENします。
コミュニティは生き物だから、作ることより続けることの方が何倍もむずかしい。ちゃんと世話をしなければ死んでしまう。守ろう。

ちなみにコンセプトは「写真を通じ日々に心を寄せるオンラインコミュニティ」です。素敵でしょう。大事に守ってきた場所だからね、素敵なんだよ。と多少照れながら胸を張って言える。

取り留めなくなっちゃったな。おやすみなさい。

いつもありがとうございます。いただいたサポートの一部は書く力の原動力のおやつ代、一部は日本自然保護協会に寄付させていただいています。