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旅を綴りはじめて3年目

相変わらずトルコにいます。ほぼもう最終日に近くて、ここからはウズベキスタンへ。そのあと寄れたらインドでチャイのスパイスを調達して、タイの自宅に1度戻って。そのあとは日本に1回帰ろうかなあと思っています。
相変わらずのぐるぐる生活。

こんな生活をしながら、旅のあらゆる事を綴り始めてもう3年が経ちました。手探りで生きていたから本当あっという間。

初めての海外旅行=世界一周だったことと、初めてのフリーランス=ノマドだったダブルの「初めて」がどんなに大変だったか全くわかっておらず(もしこれから同じことをしようとしている人が近くにいるならば、多分必死に説得するレベル)、とにかく毎日がむしゃらだった。

目をこすりながら、真夜中の空港に座り込んで必死にタイピングしたり
ゲストハウスの薄い明かりの下でみんなを起こさないように仕事したり
飛行機のストライキと納期が重なってパニックになったり。
全部つい最近のことのようだけど、もう3年前なんだなあ。感慨深い。

最近は、今まで守り続けた席をそろそろ誰かに譲らなければなあ、という思いがあってもんやりもやもや考えています。
多分それは、今までも先輩たちがしてきたことで、そろそろ自分にもその順番が回ってきているのでは、と感じていて。
今まで螺旋階段をひたすらに登ってきたし、それを続けても良いのだけれど。
多分、わたしが一番今登りたい階段は違うところにあって。
一度降りる必要があるのかなあと思っています。

厚かましいなあ。

「何かを手に入れるためには何かを捨てなければならない」こと。
「足踏みしていても靴の底はすり減る」こと(高橋歩さんの好きな言葉)

だからこそ、今わたしが持たなくてはいけないのは手放す覚悟。

そんな時期。

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