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約20万かかったけどアーユルヴェーダを受けてよかったなあって思っているのでレポート(スリランカ / 8泊9日)

綺麗先月スリランカに11日間滞在して、そのうち8日間、アーユルヴェーダを受けてきました。


「アーユルヴェーダを受けた」と人に言うと大体「なにそれ?」と返ってくるくらいの認知度(だと思っている)のだけれど、わたしも同じくスリランカに行く前までは圧倒的「なにそれ?」勢でした。
アーユルヴェーダを受け終わってから今日で3週間くらい経過しました。結果受けて本当に良かったなあ、と思っているので、自分の忘却録も兼ねてここに記録しておきたいと思います。


アーユルヴェーダは「マッサージの一環」ではなくて「医学」

そもそも私と同じく「アーユルヴェーダって何?」と思っている方も多いのでは。ちなみにわたしは「数多くあるエステの中の一種」だと認識していました。でも実は調べてみると、インドで5000年続く医学らしい。中国4000年よりも歴史が長いの。すごいね。


アーユルヴェーダの世界では「人間は産まれながらにして3つのタイプを持っている」と信じられていて、それが「ヴァータ」「ピッタ」「カパ(カファ)」と呼ばれています。これは産まれた時から決まっているので、途中で変化したりはないみたい。ちなみに2つ持っている人(例えば ヴァータとピッタ)や、稀に3つ全てを持っている人も多いらしい。その人の脈や髪の色、目の大きさ、顔の形、脈、性格などなどで分類。ちなみに日本人はヴァータタイプが多いんだとか。

それぞれ3タイプにはざっくりこんな特徴があります。

スリランカではドクターが脈と頭に手を当ててタイプを診断してくれます。私の施設はなかったのだけれど、60個くらいの質問項目や性格からも分析してくれる施設もあるみたい。
この生まれながらに持っているドーシャのバランスは、周りにいる人間や生活習慣によって日々変化します。なので、ヴァータタイプの人間が多い場合はヴァータに傾くし、カパ系の食事を多く摂っているとカパに傾いてゆきます。このバランスが本来持っているドーシャからかけ離れていくと、体調が悪くなったり、心が不安定になったりと、色々不調が起こることが。
それを適正な食事や生活習慣を通じて、本来のドーシャに戻して整えていく作業が今回私が受けた「アーユルヴェーダ療法」になります。

(※私もすごい詳しいわけではないので、もっと知りたい人は本を読んだ方が良いかもしれない) 


劇的に体調が悪いわけではないんだけど、なんか「毎日がちょっと不安」


ちなみに私が今回このアーユルヴェーダをやろう!っておもったのは、別に「はちゃめちゃ体調不調!」だった訳ではなくで「なんかよくわかんないけど不安」「なんか落ち着かない」「なんか眠れない」のモヤモヤした「なんか」がずっと続いていたからです。お医者さんに行くほどではない(し、どのお医者さんにかかって良いかもわからない)けど、なんかコンディションがばっちりではない。気分が晴れない、みたいな。そんな時に友人の はしかよこ(@kayoko_coco)からアーユルヴェーダの話を聞いて、もしかしてこの「なんか」はドーシャが崩れているのでは…?となり、スリランカに行くことにしました。


アーユルヴェーダの滞在8泊9日に含まれているもの


実際にアーユルヴェーダの施術を受ける料金に含まれていたのは以下。

・3食のご飯
・広いひとり部屋
・ヨガなどのアクティビティ
・毎日のトリートメント
・毎日のドクター診断

これが8日間で 20万くらいでした。初めてこの値段をみた時、booking.comがトラブルでおかしくなったのかと思い3回くらいリロードしました。でも20万だった...。3日くらいかけて決意しました。カメラ買う時より緊張した。
「日本語ガイドがいる」「英語のみ」や、部屋のタイプによって変動はかなりあります。
私は「日本語ガイドつき」「リゾートタイプ」のコテコテ快適サポートタイプを選択しました。


1日のスケジュール


1日のスケジュールはこんな感じ。ドクター診断とトリートメントは毎日時間が変わるのと、トリートメント施術を受けた後は2時間くらいそのままシャワーが浴びられないので、身動きできなかったりします。
トリートメントの種類も、体調やその人のドーシャによって変わるのだけれど、基本全身オイルで毎日テッカテカになります。空き時間はプールで泳いだり、仕事したり。でも「電子もあんま触らないで」と言われていたのでわたしは最低限の仕事(1日2時間くらい)カタカタPCやったり、SNSは完全シャットダウンしたりしてました。おかげさまで肩こりが治った!細かく分解していきます。 


AM:6:00 起床してヨガ ▽

朝6時、朝日が昇るのとともに起床。施設内のヨガスペースに向かいます。まずは起き抜けの体を目覚めさせるため、1時間のヨガ。私が滞在中はデンマークの会社が大人数で研修にきていたので、残念ながらこのヨガスペースではなく、別に移動してやってました。会社研修でアーユルヴェーダって、やっぱり国によって立ち位置が随分違うんだなあ、としみじみ。

ちなみに滞在のひとり部屋は天蓋ついてるしバルコニーついてるしで、贅沢&快適...!バルコニーには瞑想用の椅子もあって、トリートメントでベタベタになった時はそこで本とか読んでました。

お水も毎日お洒落ボトルで出てくる...嬉しい...。 


AM7:00 各ドーシャに合わせた朝ごはん

ヨガが終わったら7時前後から朝ごはん。シェフがドーシャに合わせて一人一人違うメニューで出してくれます。すごい。私は毎度、瓜系のご飯が多め。人によってはスープ系や、辛いものが多かったりとか他の人のメニューを見るのが楽しい。シェフは日本で修行した方らしくて、普通に美味しかったです。ちなみに男性は断然に足りないので、「大盛りで!」っていうと多くしてもらえます。


ご飯を食べたあとは、地獄のように不味い飲み薬をなんとか飲み込みトリートメントの時間を待ちます。これ、身体中の毒を出してくれる大事な薬なので絶対必須なんですけど、とにかくまずい。まじで、まずい。


AM8:00~PM12:00 ドクター診断とトリートメント

この辺はかなり差があるのですが、早い人は8時〜ドクター診断。基本毎日あるのですが、初回はまず自分のドーシャを診断してくれます(頼むと日本語ガイド付いてくれる)。私は「ピッタ・ヴァータ」の複合型で、ピッタが優勢でした。この診断を元に、ご飯やトリートメントのメニューが決まります。


トリートメントは、まず毎回かわいいお花をくれます。スリランカ人本当に朗らかで笑顔が素敵。人によって差はあるけれど、みんなとにかく上手・・・!ひたすら気持ちよいです。2時間〜2時間半かけて、たっぷり体をリラックスさせていきます。私がとにかく印象的だったのは、頭をリラックスさせる「シロダーラ」という額にポタポタ油を垂らす施術。1回目、2回目は全く何も感じなかった(油垂れてるな、くらい)のに、3度目の施術で空飛びました。夢と現実の圧倒的浮遊感。麻薬とかやったことないからわかんないけど「トリップする」って表現が正解な気がしてます。とにかく初体験だった・・!


その他、目の中に熱い油を入れるギー、ミストサウナにひたすら入ったり、ハーブを全身に塗ったり…とにかく色んな施術をしてくれます。私はしなかったけれど、鼻うがいしている人がとてもしんどそうでした…。


PM13:00~PM14:00 ランチタイム

基本トリートメントべったべたになりながらのランチ。周りをみると頭も体もタオルをぐるぐるに巻いてみんな食事をとっています。ランチには薬が付いていないため、だいぶ気持ちが楽。大体ご飯を食べている間にトリートメントを落として良い時間がくるので、そのまま部屋でシャワーを浴びるのが王道コース。 

ちなみにトリートメントが終わったくらいから本当、トイレにめちゃくちゃ行きたくなります。というか、すごい頻度で行きます。体の毒が出て行っている証拠なのですが、回数の増え具合に最初は驚きました。 


PM14:00~PM18:00 自由時間(仕事したり泳いだり眠ったり)

夕飯までは基本自由時間。わたしが宿泊していた「Jetwing」系列は、スリランカで手広くやっているグループらしく(後で気づいたのだけどガイドブックにも載っていた(有名どころらしい)。

周辺に2つ大きなホテルとビーチがあり、ルームキーを見せるとこの2つのロビーやプールを自由に使わせてもらえました。なので比較的どちらかでちゃぷちゃぷ泳いでいることが多かったです。

また徒歩5分ほどで綺麗なビーチがあったので夕方は夕陽をみたりとか。(ちなみに日本人女性はめちゃくちゃ現地のスリランカ人に絡まれるので、左手の薬指に指輪をはめて「結婚してるがな!」って言うと散ってゆきます)
仕事もたまにしていたのですが、この時間帯スリランカが計画停電になってしまって、Wi-Fiも電源も使えず…になることが多く、おとなしく昼寝している方が多かったです。


PM19:00~PM21:00 夕飯や本読んだり

19時から夕食タイム。朝食・ランチと同じくドーシャに合わせたご飯を出してくれます。夜はスープ系が多め。食べると大体すぐに眠くなってきてしまうので、ささっと食べてすぐに部屋に戻ってました。寝る前には朝食と同じく不味い薬をぐいっと飲み干し、悶えまくる…。本をぱらぱら読んだりすることもありましたが、10ページくらい読むと睡魔が襲ってくるので全然話が進まなかった…

図書室(と呼ばれる施設)もあったので、ここでダラダラ過ごすことも。ただ野外で蚊がめちゃくちゃ多かったので、虫除けスプレー必須でした。


PM22:30 就寝

遅くとも23時にはぐっすり。朝が早いのとトリートメントでリラックスしているせいか、本当に、泥のように睡魔が襲ってきます。気づけば夢の中へ…。大体こんな1日を8日間繰り返してました。 


最終日はドクターレポートがもらえる


アーユルヴェーダ最終日は「日頃こんなことに気をつけてね」「こんなものは食べちゃだめだよ」「食べた方がいいよ」の診断書をもらうことができます。施設を出た後も自分で体調の管理がしやすくなります。
私の場合、食べない方が良いものに「パイナップル・ヨーグルト・トマト・チーズ・玄米」と好きなものが羅列されていて絶望…逆に食べた方が良いものに「スイカ・ビーツ・ピーマン・かぼちゃ」などあまり普段食べていなかったものが並んでいたので、これらを積極的に摂取しつつ、体や心がどのように整うのか楽しみにしています。


アーユルヴェーダを受けて知ったこと


・とにかく体も脳もリラックスが苦手なので、寝る前に15分呼吸のタイムを整えた方が良い
・すごく「休み下手」。頭の中で考え事をたくさんしてしまい、脳みそがずっと疲労状態になる体質
・ピッタが増えすぎると自分中心で物事を考えがちになるので、ヴァータが減らないように気をつける
・激しい運動は不向き。緩やかな運動が向いている
・乳製品(!)の取りすぎは注意
・子宮系に何かあるかも(と言われた)。帰国したらフルスキャンを受けた方が良い 


アーユルヴェーダを受けて変わったこと


・思考が少しすっきりした
・トイレに行く回数が増えた
・肩こりが軽くなった
・「なんか調子悪い」が「もしかしたらピッタが減ってるのかもしれない。ご飯あれ食べてみようかな」と、解決策を出せるようになった
・本当の意味で体を休めることの大切さを知った
・規則正しい生活をしていたらお肌がふわふわになった
・「PCを持っていないと不安」のPCフリークから気持ちが少し解放された



「アーユルヴェーダが劇的に何か変えてくれたのか」と言われるとわたしはそんなことないと思っていて。
だけれど、規則正しい生活も、きっちり体を休ませることも、やっぱり日常じゃ難しい。自分の体や心に改めて向き合って話し合って「じゃあこうしていこうね」って話せる時間を持てたことは、本当に今後の生き方が変わってくるのでは?と思っています。

20万はね、高い…というか多分観光地価格なので高いのだけれど(現地で探せばもっと安いよ!と教えてくれた)、わたしは後悔はしてません。請求くるの今月だけどね、怖いね。

ぜひ、このnoteを読んで興味持たれた方は、場所はどこでも良いのですが体験してもらえたら嬉しいなあ、と思っています。

また来年あたり行きたいなあ。

私の宿泊した施設 : Jetwing Ayurveda Pavilions 

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古性のち

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コメント3件

アーユルヴェーダはエステの1種かと思っていました💦のちさんのnoteを読んで、アーユルヴェーダの奥深さに驚きました。知らなかったことを少しでも知ることができるのって、とても嬉しいです🎵自分でもしらべてみますね。ありがとうございます(*^^*)
jetwing hotelsはほんとに素敵なホテルでしたね。
半日のアーユルヴェーダでも生き返ったみたいになりましたから、とてもよく分かりますw
やたらオイル使うインドの伝統療法、という認識しかなかったけど、少し分かった気がする。
漢方とハーブ、ヨガと瞑想の複合的なものかな。
肉体と精神の両方をデトックスするもの。
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