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オンラインで繋がっていること #バンコクのち暮らし その2

蛇口をひねった水のようにスルスルと、でも決して心地悪くないリズムで毎日が流れていき、気づけばバンコク生活ももうすぐ3週間。
歳のせいにしたくないけれど、歳のせいにしてしまいたくなる。それほどに素早く、次の瞬間のまばたきの間に1日が終わってしまうのではと心配になってしまうくらいには、日々がこぼれ落ちていく。

ありがたいことに、毎日途切れることなく日本から来客があって(私にではなくてね、たまたまバンコクにくる人が多い)、誰かしらが「ねえねえ」と声をかけてくれる。自分の周りにいる人たちが特殊なのか、それともそれほどまでに世界が近くなったのか。まるでバンコクは、東京から少し足を伸ばしただけの、他県のようだ。

いま1番会いたかった元気をくれる女性にも、早く来ないかなあ、と到着を待ちわびていた男性にも、バンコクで無事会えた。ちゃんと連れてきてくれてありがとう。グッジョブです、飛行機。

世界一周をしていた2年前、わたしが一番仲良く寄り添っていたのはいつも孤独だった。日本から離れれば離れるほど、わたしに、まるで親友のように、いつもぴったりと重なってくれていたのは孤独だった。

世界一周たのしかった?と聞かれると、いつも首を思いっきり横に降って「これは試練だと思ってた」と応えてた。
それが良いか悪いかと言われたら、良いのだけれどね、絶対。

バンコクもそんな生活になるのかなあ、と思っていたのだけれど。
実際の来客ももちろんなのだけど、多分この孤独を埋めてくれているのは、自身が運営しているオンラインサロン「.colony」の存在がとても大きい。

わたしはとてもここの存在に救われている。
というか、ここに関わってくれている、みんなに救われているなあと、しみじみ思っている。

今までひとりぼっちでやってきたことを、共有しあえる仲間がいる。
「ねえねえ聞いて」って気軽に言える。
「ねえねえ聞いて」って気軽に声をかけてもらえる。
「朝活やろうよ」って声をかけあって、遠く離れたこの地から、オンラインで繋いでみんなで活動したり、おすすめの本を教えあったりもする。

本当に、なんというか。37度くらいの、温泉のような場所だなあ、と思っている。
こうしてちょこっとだけ遠いバンコク(他県)にいるのだけれど。
わたしはこの場所を守っていきたいなあと、強く強く感じています。

・・・・なんの話だっけ。バンコクの暮らしの話じゃなくなっちゃったね。

そうそう。そういえばあいも変わらずのんびりやっていますが、3月の後半はちょこっと遠出したくなってしまったから、住居はバンコクに置きつつ、トルコあたりに行こうかな、と思ってます。
どれくらい行こうかな。1週間くらいかな。バンコクのお家に置く、雑貨が買えたらいいなあ。

* * *

そういえば最後に、ひさびさに書かせてもらったコラムが公開されたので載せさせてください。

「コラム!」というよりは、なんかコラムとノウハウ記事のあいだ!みたいな記事に仕上がってます。
旅と仕事の人生に興味があるひとに読んでもらえたらすごく嬉しい。な。

今日も、良い夢を。

いつもありがとうございます。いただいたサポートの一部は書く力の原動力のおやつ代、一部は日本自然保護協会に寄付させていただいています。