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約10種類のカメラと共に台北を歩き回ってきたよ #ときめく台湾の巡り方【作例あり】

こんにちは古性のちです。ここ連日台湾noteシリーズを書かせていただいていますが、先日台湾・台北の町をフォトウォークしてきました。
(※フォトウォークとは: カメラを片手にそのフィールドを散歩しながら写真を撮りまくって楽しむこと)

現地集合、現地解散でこの日の為にワクワクしながら集まった5名(+写真に写っていないけど2名) / Photo by : 横尾 涼

「ときめく!」(あと美味しい!)がめいっぱい詰まった台湾の町。もうフラフラするだけで、テンションMAX。
なのですが、せっかくの旅先。やっぱりカメラをパートナーに連れてゆきたくなるのが旅人魂。
わたしも毎度旅にでるたびに「新しいカメラ買おうかな…」と思うのですが、そんなに安くない買い物なので躊躇してしまい、結局いつも同じカメラを連れて行くことが多いのが現実。


「色んなカメラを持って台湾を旅してみたいなあ」
「使ったことのないカメラでフォトウォークしたら楽しそうだなあ」
と悶々としていたのですが、
というわがまま願望に答えてくれたのが、#ときめく台湾の巡り方ができるまで其の1 でもご紹介した、株式会社レンティオさん。

「ぜひ使ってください〜」と、こんなに沢山のカメラを貸してくださいました。神...。
ということで、今回は色んなカメラを持って歩いた台北の町、そして作例を交えての各カメラのちょっとしたレビューをまとめたいと思います。
ちなみに、わたしはこれキッカケでカメラを無事乗り換える決意がつきました。レンタルカメラ、本当にメリットしかないと思ってます。


約10種類のカメラと共に台北を歩き回ってきたよ

まずはお借りした中で、フォトウォークに連れていったカメラがこの子たち。

ひとりずつ「気になるカメラはこれ!」みたいな感じで選んで持っていきました。

いざ出陣。


その1: [古性のち推し] FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T2+XF35mmF2 R WR 単焦点レンズ

まずはトップバッター。私が借りたこの子。小柄で軽くて、何と言ってもフォルムが可愛らしい。首に下げてるだけでちょっとした絵になります。
レンズは単焦点の35mmを選んだので、基本近めの写真がメイン。Fも2まで絞れるので、背景も綺麗にボケます。カメラ初心者でも扱いやすいカメラではないでしょうか。

上は撮って出しの写真たち。色味がたまりません。
X-T2には「フィルムシミュレーション」というフィルムの“色”を再現したモードが備わっていて、それらがかなり優秀。レタッチで追い込まずともある程度「この色好きだなあ」な写真が撮れます。
「これが仮に恋でなかったら何だと言うのでしょう?」とずっと連呼してました。メロメロでした。メロメロ。年明け絶対に買う。
(※2018年12月19日現在、ついに一式買いました)

ちなみに同じカメラで違うレンズを一緒に参加したひとみちゃんが使っていました。より幅広くカバーできるレンズ。私は近くを撮ることが多いので単焦点が合いますが、ちょっと広めの画角も撮りたい!みたいな場合は、こちらもオススメです。

Photo by - もりした ひとみ


その2: [tsunekawa推し] SONYデジタルカメラ Cyber-shot DSC-RX0

お次は一緒に運営で行ったクリームソーダ職人のtsunekawaが「何これ欲しい...。返したくない...」と連呼していたのがこれ。雨天や水中もOK。めっちゃ小さいのであらゆる場面での撮影に対応できるにくい奴です。性能はかなり高い。4K動画も撮影できます。さりげなくスナップを撮るのにかなり重宝しそうな一品。「これ、撮ってることに気づかれなくていいな〜」とtsunekawaも絶賛していました。

うんうん。広くていいなあ。横で見てても本当に楽しそうに撮影していたので、「自然な表情をさらっと撮りたい」なスナップラバーさんの町歩きにはもってこいかもしれません。あと個人的に見た目もオシャレでGoproより好きかもしれません。ちなみにこちらはtsunekawaが買う決心してました。


その3: [真四角ボディが最高にキュート] FUJIFILM instax SQUARE SQ6&10

お次はみんなでお揃いで使わせてもらったこの真四角チェキ。まず何と言ってもこのフォルムの可愛さ。ちょっと大きすぎるのが個人的にはマイナスポイントですが(構えたときに可愛さ半減...)機能面も文句なし!でした。また、首からかけられるのも良い。さっと構えてぱちっと取れるお手軽さ、好きです。

うーん出てくる写真も真四角なのいいなあ。普段は完全デジタルオンリーですが、こういうアナログカメラがひとつあると、出てくる写真を見て笑ったり、こんな風に物とのツーショットを撮れるのも良い。旅先ってやはり盛り上がりますね。ちなみにフィルムは結構高いので、ばしばし撮りすぎにはご注意を。

SQ10(SQ6の前に発売されたもの)はなんと液晶付き。撮ったものから選定して印刷ができる優れもので便利なのですが、やっぱりアナログはとことんアナログのままが1番!な気がしたので、今回のフォトウォークメンバーは満場一致でSQ6派でした。



4. [幅広くカバーしてくれる優れもの] OLYMPUS 単焦点レンズ M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO

お次はこちら。レンズ部分のみレンタルしました。開放F1.2なので、綺麗なボケも楽しむことができます。使っていた参加者のはるちゃんが「朝市にも持っていく〜」と翌朝も連れていっていたので、使いやすそうな印象でした。遠くも近くもほどよく写せるカバー力の強いレンズ。

ジュースの写真のぼけ感綺麗。優しい。OLIMPUSラバーのみなさま、ぜひ一度このとろけるようなぼけ感と「ほどよい」を切り取ってくれる距離感を楽しんでみてほしいです。

Photo by - 犬山ハルナ



5. [旅の定番] GoPro HERO6 Black(初心者セット)

「旅のパートナー」として定番となったGoPro。初心者セットを注文したら、自立式のスタンド・防水ケースが付いてきました。めっちゃ充実のラインナップ。広くまるっと景色を切り取りたい時に重宝しました。

うん。安定の広さ。そしてこのダイナミックさはGoProならではです。...しかしながら前で紹介したCyber-shotがあるのであれば、2個持ちの必要はない気もしています。GoProも割とリーズナブルな価格で試してみることができるので、GoProとCyber-shot、両方ためして肌に馴染む方をパートナーとして選んであげてみると良いかもしれません。


6. [優等生なレンズ] TAMRON 18-200mm F/3.5-6.3 DiIII VC (Model B011) 高倍率ズームレンズ 

こちらもレンズのみレンタル。連れてきたSONYα6000に装着して使わせていただきました。普段軽いレンズばかりつけているので、率直な第一印象は「重い....っ」でした。ですが、壮大な広角写真を撮れるとあってワクワク。

期待通りのカバー力...!近くも遠くも、空間をまるっと空気ごと撮るのに向いている気がします。印象としては「優等生」な感じ。見たものを「そうそう。こんな感じで撮りたかった!」をちゃんと出してくれるレンズでした。冒険はしないけれど、堅実な印象。ただし重いので、常に首から下げてのフォトウォークには不向き。カバンの中に忍ばせておくのがオススメです。


7. [ 誰もが一度は飛ばしてみたい ] DJI Mavic air ドローン

最後はこちらも旅の定番、一度は誰もが飛ばしてみたいと夢みている(はず)ドローン。小型のMavic airを連れていきました。飛び立つ時の音がすごかった...!周りの犬が吠えまくっていました。生き物みたいで可愛い。機体も軽く、持ち運びにもそんなに苦労しなさそう。コントロールは手元のラジコンで行います。

規制を調べてみると、やはり街中では飛ばせなさそうだったので、田園の上を飛ばしてみました。流石の圧倒的な写真力。しかしドローンは近年規制も厳しく、むやみやたらに飛ばすことはNG!なので、もし旅に連れていく際は必ず使い慣れた人と行く・穴が空くほど調べる...など、対策が必要です。でも、やっぱりドローンの写真は、良い。


おまけ: [旅先からの配信に大活躍] DJI Osmo Mobile 2 スマートフォン用スタビライザー

最後はおまけにこちらも。フォトウォークの後に立ち寄った夜市(夜、美味しそうな屋台がぶわーっと並ぶ場所)でinstagramライブの配信を行ったのですが、その際大活躍をしていたのがこれ。ぬるっとしたスムーズな動画を配信することが可能です。使い方も簡単で、iPhoneを挟んで歩くだけ。手ブレしないので、綺麗な動画を思い出に残すことができます。


台北フォトウォーク×Rentioレンタルカメラを振り返って

ずらーり並べてみましたが、振り返りながら「どのカメラもよかったなあ...」と思い出に浸っています。だけれど「買おうかな」と検討していたレンズが意外に合わなかったり、逆に特に期待していなかったカメラと相性が良くて驚いたり。こうして一気にいろんなカメラを試すことで、本当に自分に合ったカメラと出会いやすいんだなあ、と感じました。

ということでぜひ、気になったカメラを次の旅先へ連れていってみたり、してください。わたしは一先ず、XT-2を向かい入れる準備をしたいと思います。本当に、このフォトウォークで出会えてよかった。
台北、そして機材を沢山貸してくださったRentioさん、本当にありがとうございました!

またいきたいわーん!

※ 今回の記事は、株式会社レンティオさんと共同で作成しています。


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