出会い系でランチ誘われた人にホイホイ会いに行った話(2/3)
(待ってる間に撮った写メ。この窓から交通事故を目撃することになるとは…)
そうそうアップルストア前に着いてチキって遠目から電話したんだけど出なかったからいやもう無理じゃん釣られたわはいはい夢見せてくれてありがとうねーとか思ってたら、なんと折り返し電話が来た。
声がチャラかったから電話口で「声がチャラいですね」って言ったら「え?何?」って聞き返されたからわざわざ大きな声でハッキリと
「声が!チャラい!ですね!」
って雨の中で大声出した。
私が先にスタバで待つことになったんだけどもう終わったと思った。こういうパターン、見つけられる側だと不利しかない。相手が単数に見せかけた複数だった場合死ぬしかない。と思ったけどなんかもう疲れてていいよどうにでもなれと思って待った。待った。
初見であ、変な人だなって思った。
お互い名乗らず一方はフラペチーノ一方はクリーム乗ったカフェラテ飲んで「窓際横並びの席で外の雨見ながら話す」っていうシチュエーションだけ言えば大好物なやつ。いやでも初対面。誰?横に座ってる人。眠すぎて手先痺れてるしこの席冷房ありえないぐらい効いてない?
普通の人じゃなくて安心した。変な人とはなぜか仲良くなれるので、きっと仲良くなれると思った。
何話したんだっけ、東京で運転するとか仕事何してるとか。そうそうそれで理系なことしてるって聞いてオタクすぎる視線でジロジロ見てしまった。理系最高。
あと普通に年齢詐称してた。よくあることらしい。まあそうか。
とか話してたら窓の外で自転車と車の衝突事故。うわこっわ。こういうの無理なんだわ。無理。事故としては軽い方で血も出ない誰も死んでなさそうで不幸中の幸いだったけど冷やっとした。知らん人と秒で会うし事故見ちゃうしすごい日だったわ。何時間話したんだっけ?2時間?
「お酒飲み行こうよ」「写真撮らせてくれたら行きます」の押し問答。可愛くないよほんと。写真撮ったら若干キレてたし。いやごめんて。
写真撮ることで悲しませるのは嫌だな。反省。
写真撮られるのってリスク高いもんね。
写真撮ってそれからずーーーーーーーーっとワインを飲んだ。ワイン。美味しすぎないか?ワインってこんなに飲んでいいのか?バチ当たらないか?美味しすぎた。パテとかいうのも初めて食べた美味しすぎじゃん。時間が早かったからほとんどお客さんもいなかった。
そんで死ぬほど恋バナをした。一生分した。しばらくいい。もっと勢いよく酔ってたら泣いてたかも分からんが終始手が温まる程度のゆっくりした酔い方だったからむしろ楽しくて笑った。
ワインすごい美味しい。ありがとうワイン。
昼から夜まで恋バナしながらずーーっと飲んだ。
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