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【40/1000ノック目】「norikoのヒトリゴト小説」を出してみたことについて。

 39ノック目でも話したが、「私はいつから作家になるの?」問題で、小説部のみ有料にしてみた。無料で小説を提供している人なんてごまんといるのに、私の欲望だけで、100円を頂く。それってどうなの?と、最後の最後まで私の中の私が、駄々をこねた。しかし、私はそれを押しのけて、有料としたのだ。

(これに書いてます)

「読まれないかもしれない」
「有料にすることで反感を買うかもしれない」

 これらを考えた。思考は悪い方ばかりへ行く。でも、自分に置き換えてみた。誰かの本を買って、小説を読んで、「ふざけんな」って思うかな?

全ては幻想。起こっていない未来を想像しているだけ。

 反感を買うって、そもそも買われたの?(小説をね)そもそも、誰かのために書いたんじゃなくて、私の中から生まれたものを、言語化しただけだよね?それで誰かの救いになればいいなって、思いをのせて発信しているんだよね?

「自分の中の恐れに負けてんじゃねーよ」

 そう、起きてもいない現実に振り回されていただけだ。ああ怖い。それが一番怖い。でもそれが、私の人生を最大限、振り回してくるんですよね。萎縮しろって。派手なことすんじゃねーぞって。

 それって幼少期に、両親だったり先生だったりに言われた言葉が残っていて、それが大人になっても自分を自分で苦しめていることが多い。足が太いと散々言われ続けた私は、足の出る服は着てこなかったし、足の細い子を見るといいなと思う。反対に足の太い子を見ると、あらあら、あんなに足を出しちゃってーって。

大人の言う「いい子」とは。

 保育士をしていた私からすると「いい子」って、「自分の言うことを聞く子」ってことなんですね。足が太いと言って、露出の少ない服を着させるとか、「いい子ね」と言って、派手な行動を取らせないようにするとか。だから私は、ずっとずっと「いい子」でした。だってそしたら、褒めてくれるし。「(良く言うことを聞いて)いい子だね」って言ってもらえるし。

だからこそ、「私」が「いい」と思ったことをしたい。

 今まで「他人の良い」を採用してきたので、生き方もよくわからず、離婚もし、ストーカー被害にも遭った。「なぜこうも上手くいかないんだ!」と腹が立った。そこで生き方を変えた。「他人の良い」なんてどうでもいい。「私の良い」で生きてやる!!!

 そこから再婚もし、演劇に身を置き、発見だらけの毎日を送っている。転ぶ前に「ここ、足が引っかかるから気をつけて」と言う大人の言いなりにはならない。「転んだけど、手のつき方を学んだもんね!」とドヤ顔で返せる人間でいたい。

 と言うことで、自分の「良い」を貫き通した結果の【短編小説 一つだけ選んで】です。100円です。短いです。会話文です。声に出して読む用に作りました。というか、声に出しながら作りました。(洗濯物を干しながら、ボイスメモで)それを文字起こししたものです。大好きな作品です。良ければ、ぜひ。

【40/1000ノック目】

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