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ただの客か、それともファンか

つい先日、ある動画(ラジオ)を見て、すごくハッとさせられたことがあって。

お笑い芸人であるチョコレートプラネットさんが、自身の公式YouTubeであげられている5分ラジオ「チョコプラのラ」というものがありましてですね

その#167で、自分たちのファンについてこのように語られてたんですよ

長田「俺思ったんだけどさ、俺らの…ファンって言うかさ、客は多いけどファンは少ないかな、と思って。この感覚わかる?」
松尾「わかるわかる。だから、ライトユーザーが多いなっていう」
長田「ライトユーザーっていうか、やっぱもう何かしらの対価をもらえないと何もしないっていうね。ファンってさ、無条件で何かやったりするじゃん。だからリツイートとかそういうのは全くしないの。客だから」
松尾「うん」
長田「何かしらの対価をもらえないと何もしないじゃないっていう、俺らの。だからファンは少ないの、俺らの。客は多いと思う。だから単独ライブとかやったら来る」
松尾「まあね」
長田「自分らが得する、楽しめるっていうのがあれば。うん、ファンはいないの、ほんとに」
松尾「ファンいないなんて、俺もうずーっともう、デビューからずっと思ってる、ほんとに」
長田「笑笑」

これを聞いた時に、ファンなのか、それとも客なのかっていう考え方を今までしたことがないなと思って


もちろん、ファンの定義は人それぞれ違うと思います。

少しでもいいなと思ってくれたらもうそれはファンだよ、と仰ってるアーティストの方もいらっしゃいますし、
逆にファン側でも、そのレベルでファンって呼べるのかよ、みたいな感じの言い方をされる人もいますし、
受け手・送り手ともに解釈が異なってくるもので。


今回のチョコプラさんの考え方だと、

自分たちの活動に反応や協力などをしてくれる人たち(ファン)が想像してるよりも遙かに少なく、ただ興味のあるものだけを見て受け取る人たち(客)が圧倒的に多い

と言うもので。

なるほど、確かにそうだよな。
と個人的には非常に納得しました。

芸人さんや芸能人、アーティストさんに限らず、表に出て何か発信したり表現したりする方々って
受け取った側の人たちの反応とか評判は当たり前に気になると思いますし、今はネット社会ですからどれだけ拡散されて認知されるか、というのも非常に大事になってくると思います。


最近「推し活」とか「推し事」とか、"推し"という言葉をいろんな所でよく聞くようになりましたが、
ただ推しを"推す"だけじゃなくて、その一歩先の行動ももしかしたら大事になってくるのかな、と
ふと思いました。 

もちろん推し方に義務なんてないので、個人がそれぞれ好きに推せばいいと思うのですが、
それは大前提として、お互いがWin-Winな関係性になれたらもっと素敵なんだろうなって
チョコプラさんのラジオを聴いて思いました。

うん、私ももっと積極的に反応していこう…!!

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