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ただの私、として発信を再開します

この記事は「今書きたいこと」の最初の記事です。
ずっとnote から遠ざかっていた私が、また書いてみようと思えるようになったきっかけについて。

それはタイドラマ「CutiePie」の第2話で主人公が話した台詞でした。
※記事の中に主人公の台詞が出てきます。ネタバレが嫌な方はご注意ください。

下の画像見て「BLなの?」と思ったあなた。
今のBL作品は色々な気付きや固定概念の解放をもたらしてくれるすごいジャンルなんです。
特にタイBLは社会倫理へのメッセージが結構入っていて・・・語り出したらきりがないので、また別記事で。

主人公のKuea(グア)(写真右から2番目)は、婚約者(写真右)に好かれるために本来の自分を隠して付き合ってきました。
しかし、1話で婚約破棄を言い出したことがきっかけで、本来の自分を隠すことをやめます。
本当は音楽好きだけど婚約者に知られたくなくて、謎のドラマーKIRIN(キリン)としてずっと顔を隠して出演していたライブハウスで、初めて顔出しで登場した時にファンに「KIRINですか?」と尋ねられて答える台詞。

「そうです。僕はKIRIN。
 KIRINは自分を隠す仮面だった。
 でも今夜その仮面を外すことにした。
 僕はKuea。
 肩書もなければ名字もない 偽名でもない ただのKuea。
 これが本当の僕だ。
 僕をKIRINのように受け入れてほしい。」

これを決意して大勢の前で言えたKueaがすごい!
受け入れられない恐怖もあっただろうに。

これを聞いたときに、私自身が自分の悩んできたことと繋がりました。
ただのドラマの台詞が私自身に刺さり、何度もそのシーンを見返しました。

子どもの頃は「お姉ちゃん」「学級委員長」「リーダー」「○○学校の人」「吹奏楽部」
大人になってからは「先生」「○○小学校の人」「不登校関係の人」「○○くんのママ」「○○さんの奥さん」
肩書で呼ばれたり、評価されることが増え、いつの間にか私を名前で呼ぶ人はいなくなっていました。
その中で、私自身も本来の自分ではなく肩書に合う自分になろうとしていました。
それが実は辛いことはずっと分かっていました。(実は「先生」と「ママ」いう肩書が結構辛かった)
周りの評価が気になり、立派な人になろうと思い、頑張ってみましたが、うまくいかず・・・
どうしたものか、と悩み自己否定し続けてきた人生。

このnoteも、不登校児の親として、発達障害らしき特性をもった人として発信をしていましたが、もともと深堀りが苦手で一つのことに集中できない性格なのに一つのテーマで何かを続けようしてもできるわけがなく・・・

三日坊主の私の中で珍しく続いているInstagramとコラージュは、今気になることをどんどん出したり、貼ったりしているだけ。
それが本来の私にできることで、周りの真似をして何かテーマを持たなくてもいいんだな、と遅まきながら気づきました。
肩書もいらない「ただの私」としてならもっと身軽にやれそうです。

こうなると早い。
書きたいことしか思い浮かびません(笑)
実は発信したいことがあったのに、できる人の仮面をかぶろうと頑張って自分で設定したテーマに縛られていたようです。

ということで、これからは、テーマ無く、今の私の興味のあることを書いていきます。

私の決意表明(?)を最後まで読んでくださり、ありがとうございました。



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