えらてんさんの「しょぼい起業」と小原さんの「凡人起業」を読みました。

最近読んだ本2冊について書いてみます。

何を書くか?

 ・感想
 ・この2つの所謂「起業本」の違い
 ・会社員はどっちを参考にした方が良いか

最近読んだ本2冊

 ・えらいてんちょう氏の「しょぼい起業で生きていく」
 ・小原 聖誉氏の「凡人起業」

感想

 「登記だけして実質個人事業主」な自分にはとても為になる本
 会社員時代に出会っていれば、2年登記のタイミングが早まっていたであろう。。。

この2つの所謂「起業本」の違い

 「しょぼい起業」は「持たざる者の起業戦略」
 「凡人起業」は「ちょっと持ってる者の起業戦略」

会社員はどっちを参考にした方が良いか

 「凡人起業」を参考にした方が良いと感じました。

理由

 「凡人起業」の良いところ

  ・対象が会社員
  ・起業に対する超現実的な解のオンパレード
  ・再現性が高そう
  ・リスクが低い
  ・収入を減らすことなく起業できそう

 「しょぼい起業」のハマらなかった所

  ・対象が特に会社員って訳ではない
  ・えらいてんちょう自身が雇われた事が無い
  ・えらいてんちょうはITに造詣が深くない(YouTube動画やLiveストリーミングを複数回みた感想)
  ・考え方は参考になるが、ある一定の収入を得てる人が実行しようとすると収入は減りそう
  ・BtoBで長い間仕事をしてた人は、BtoCに向かない、またはビジネスの違いを感じる人が絶対多い。「しょぼい起業」で出てくる”資本化”の考え方はとても秀逸だが、BtoBに従事していた人が本書に出て来るケースをそのまま真似するとBtoCのビジネスになりがちだと思うので、多分かなり苦労する。人によっては運営していけない。

「しょぼい起業」を批判してるわけじゃないよ

 「しょぼい起業」はめちゃめちゃ良い本。特に”資本化”の部分はシェアリングエコノミー文脈での日本的ビジネス実践例。と捉えました。
また本書に出てくる事例は、現在働いていない人、休業中の人が実行するにはうってつけだと思う。読んで本当に良かったと思いました。

ただ本書に書かれている内容だけで、例えば今家族を養っている人が脱サラして同じような収入またはそれ以上を得れる方法をすぐ編み出せるかというと、ちょっと違う。(えらてん氏もそういう切り口で書いてないと思う)

えらてんさんは雇われた経験が無く、そのためゼロベースでも出来る方法が書かれていて、例えば今ニートでも明日から何かできそう。という意味では最強の本でした。

まぁ、自分が「しょぼい起業」のターゲット層でなく、「凡人起業」のターゲット層だっただけ。ですね。

えらいてんちょう氏の「しょぼい起業で生きていく」
Kindle Unlimitedで読みました。おすすめです!

会社員全員が参考にできるであろう「凡人起業」

 本書に明記は無いが大事そうだと思った点

  ・「凡人起業」は”社会人経験という資産の拡大化”
  ・自分が登る山は誰かと決めた方が良さそう
  ・要(かなめ)は、経験値 ✖️ IT(初期投資減➕跳ねる事業化)✖️増資

・「凡人起業」は”社会人経験という資産の拡大化”
「しょぼい起業」は”生活の資本化”、シェアリングエコノミー日本版。という印象を受けたんですが、「凡人起業」は”社会人経験という資産の拡大化”と感じました。
今まで頑張ってきたことに、こうやってレバレッジ効かせていけば、低リスクハイリターンだよ。という感じ。(すごくざっくりですよ)

・自分が登る山は誰かと決めた方が良さそう
実行時に気をつけたいなと思ったことは、自分が登る山を決めるところは誰かからの助言を受けながらするべきだなと。
「成長市場のニッチを狙って情報発信」と本書でさらっと言っていますが、どこが成長市場なのか、何がニッチなのか、って判断が実は1番難しいはずなので。

・要(かなめ)は、経験値 ✖️ IT(初期投資減➕跳ねる事業化)✖️増資
本書の中で、まず自分の社会人経験を活かそう。そして、その業界での問題点をITで解決しよう!と誘導してる点がとても現実的だなと思います。

ITを全く使わない事業会社系スタートアップで働いていたことがあるのですが、増資はかなり難しいです。理由はITを使わないと単純な「労働集約的旧態依然事業運営コスト高BUT収益構造積上跳ねない事業」であり、VCが投資したいような事業でないためです。

そもそもなぜスタートアップが中小零細企業と呼ばれないかと言うと、一発当たれば大化けする可能性があるからです。その可能性を”作っている”のがITです。

「IT化されてない領域をIT化する事業」を勧める事により、VCからの低リスクマネーを引張て来やすくしてます。これがITが絡んで無いと、はねる事業にできないため、VCからのお金は引っ張ってこれない気がするんですよね。

そうなると調達方法は借入とかなるわけで、しかも事業は労働集約でしょうから、売上を上げるために人を投入し続けることになりROEは低いままでしょう。そういう事業を立ち上げ、成功する人は「凡人」ではないです。

IT系で起業しよう。はめちゃ現実的なパンチライン。

余談 起業系の本は2種類ある

ここ最近、起業には大きく2種類あると気付きました。
「筋肉バキバキ系起業」と「生態系の一部系起業」です。

起業を志してから書籍をいろいろ読んだのですが、5年前位までは筋肉バキバキ系の起業の本が多かったと思います。

筋肉バキバキ系(自分が読んだもの)
 ・ユニクロの柳井さんの書籍
 ・柳井さんお勧め本の「プロフェッショナルマネジャー」
 ・稲盛和夫先生の本
 ・HARD THINGS
 ・有名起業家の創業物語的な物多数

筋肉バキバキ系は、「目標を決めて、それを是が非でも達成する。達成できなかったらやばい」「事業という生死をかけた闘い」という状況に常にさらされているのが特徴です。
読むと鼓舞されて決意してやってみるんですけど、実際、本当に死にかけた時がありました。何もしてないのに40度の高熱と嘔吐と下痢が2週間続き、白血球(WBC)の値が12000になり、仕事中になぜか涙が止まらなくなったんですが、夜の1時くらいまで仕事のメールが止まらず休めない。

その経験の後に、気づいて、会社員を辞めました。「金のアンカーが打たれていない状態で仕事量がめちゃくちゃ行くと、耐えられない」ということです。少なくとも銀のアンカーの自分はそうでした。

最近流行り?の「生態系の一部系起業」の代表作「しょぼい起業」「凡人起業」で自分の気持ちを肯定された気になりました。(勝手に決めています)

金のアンカーが心に打たれてる人は、筋肉バキバキ系の起業やってもいいと思うんですけど、自分は銀のアンカーだと思っている人たち(凡人)は、やっぱりこっちの道を行くべきですよね。

と言うのが自分がスタートアップで学んだ事です。ある一部の創業家が持つ狂気染みた怨念のような信念が、自分の中にないと確認が取れたなら、自分のモチベーション以上のリスク取りは、いつか破綻する。

そういった経験と、あと出身大学が一緒(凡人)だったり、ITのバックグラウンドが似ていたりなどもあり、この戦略が有効且つ(いい意味で)誰にでも再現性がある事が、直感で分かります。小原さんに感謝です。

小原 聖誉氏の「凡人起業」

​2019年6月30日 深夜2時・・・

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