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観想記 31年ぶりの胸熱な開幕戦

こんにちはのっぽです😄
国立競技場で31年ぶりに実現した、マリノスvsヴェルディを観戦してきました。

この試合を見ながらよぎった、サッカーとの付き合いについて整理します。

31年前はリーグの開幕戦だった

1993年5月15日
Jリーグは誕生しました
建替え前の国立競技場で、ヴェルディ川崎vs横浜マリノスとしてですが、それぞれのロゴには「YOMIURI」と「NISSAN」という親会社のロゴも入ってました。

当時、サッカーにそれほど興味がなかった22歳だった自分がなぜ見に行ったかというと、バイト先の先輩のために申し込んだら見事当選したのです。
めちゃくちゃ興奮したのを今でも覚えています。

記名式の当時のチケット

その抽選を知ったのは、当時イケてた雑誌「TOKYO Walker」の記事。

なんて事を思い出しながら、昭和から平成に移った当時を懐かしんだ1日でした。

マリノス推しのキッカケ

抽選を申し込む時に席をどこにするか?
先輩も僕もこだわりがなかったのですが、「YOMIURI」と聞いて、マリノス側に決めました。

なぜなら、阪神ファンだったからです。

それ以来、マリノス推しになったのです。
キッカケってそんなモノなのかもしれません。

ド派手なエンタメ

Jリーグ発足の試合
バブル崩壊と言われていた時期ですが、まだ勢いが残っていた時期でもあり、演出はド派手でした。

ワクワクなサッカーの未来をみんな感じたと思います。
社会人1年目の自分にとっては、余計にワクワクな未来が試合を通して見えていたような気がして胸熱でした。

転職のキッカケにも

で、それから10年後の2003年に、縁があって日産自動車に転職する事になりました。
マリノス推しだから、選んだわけでも決めたわけでもありませんが。
縁って、不思議と繋がるものなんですね。

転職後は、直接マリノスの仕事はしませんでしたが、今は無きみなとみらいのマリノスタウンの立ち上げには、少しだけ絡ませてもらいました。
俊輔さんにもお会いさせてもらったときは、めちゃくちゃ興奮しちゃいました。

息子達とサッカーを 息子達はサッカーを

日産への転職前後に、2人の男の子を授かりました。
阪神ファンでもある自分は、息子2人を野球とサッカー、たくさんの試合を一緒に観にいきました。

マリノスの試合で思い出すのは、長男と観に行った松田直樹さんの最後の試合。
あの時の「ナオキコール」そして松田直樹さんの「まじで、もっとサッカーやりたいんす」は、今でも脳内でリピートしてます。
そしてキーパーをしている次男と行った試合では、試合前イベントで松永コーチにアドバイスも頂きました。

観に行ったのは、マリノスだけではありません。日立台でレイソルを、ユアスタではベガルタを、建替え前の国立では昇格をかけたヴォルティスも応援しに行きました。

そんな2人だから、幼稚園からサッカーをはじめました。
サッカー未経験の自分ですが、子供とサッカーボールを追いかけるのは楽しかったです。
そして一緒に頑張ったリフティング、自分も100回できるようになりました。
(今は出来ませんが。。。)

そしてもちろん、子供のサッカーを観るのが、一番幸せな時間となりました。
嬉しくて悔しくて、子供と一緒に泣き、そしてどれだけ泣かされたか。

息子達とサッカーを観て、息子達のサッカーを観て、振り返ればサッカーが親子の絆だったのかもしれません。

次男のジュニア時代

31年後国立競技場

建て替えられた国立競技場。
当時は無かった屋根があって、今日は本当によかった。
雨で濡れなかった代わりに、涙でしっとりしてしまったのは川淵さんのスピーチ。
既に感極まってた自分に追い打ちをかけるように、声を詰まらせ観客全員の心を揺さぶる川淵さん。

すっかりおじいちゃん

試合は2-1でマリノスの勝利。
後で気づいたけど、31年前と同じスコア、しかも先制されての逆転勝利という同じ展開。
偶然にしては出来過ぎで、胸が熱くなりました。

2-1でマリノス勝利

社会人2年目

そんな胸熱の試合でしたが、隣に座っているのは社会人2年目の長男。
31年前、Jリーグ発足の試合を観ていた自分は社会人1年目。
ここはドンピシャではありませんが、長男とこの試合を観れて、本当に胸熱だし感謝だし幸せです。

見事なヴェルディサポのコレオ

これからの30年

サッカーはJリーグは、そして日本のスポーツはどうなっていくのか?

誰にもわからないけど、息子達が何かに胸熱でいられる、そんな世の中であって欲しいな。

思い出をありがとう

最後に両チーム関係者の皆さん、会場スタッフのみなさん、本当にありがとうございました。

書籍購入にサポートは充てさせていただきます。