松本清張の小説の舞台10

新潮文庫の松本清張傑作選「戦い続けた男の素顔」(宮部みゆきオリジナルセレクション)の後半6作より。

「流れの中に」の主人公は勤続慰労休暇で旅に出る。舞台は、瀬戸内海のS町・M町・T町(Yではないが山口市?)・O町。

「暗線」は新聞記者が主人公である。舞台は、島根県能義郡布部村・仁多郡屋神村(架空の村?)・能義郡広瀬町・宇和島・米子・宍道・出雲八代である。

「ひとり旅」は、地理好きの営業マンが主人公である。舞台は、大分県の奥(不明)・下関・広島・宇品・柳井・防府・大阪・京都・大津・奈良・名古屋・厳島・博多・鹿児島などである。

「絵はがきの少女」は新聞記者が主人公である。舞台は、山梨県K村(不明)・甲府・上諏訪・茅野・熊本・静岡・岡山・松山・柳井である。

「河西電気出張所」の舞台は、小倉・別府である。「泥炭地」の舞台は、小倉・船頭町・旭町・紺屋町・日明・若松・八幡・富野村である。両作品は非常に似ているがオチは異なる。

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