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3ヶ月前からキャリコンの勉強をしていますって話 #次世代キャリコンW10

どうも、なつです。

今日はタイトルの通り、今年に入ってからキャリコンの勉強をしています、って話をしていこうと思います。

Xでは度々呟いているんですけど、昨年末に次世代キャリコンW10プロジェクトという株式会社SHE7さんという企業様の全面的サポートを受けてキャリコン取得を目指すプロジェクトメンバーに選出していただき、


日本帰国直後の1月6日から毎週土曜に8時間の養成講座を受けていたわけです。

その講座は合計10回あって先週全工程を終えて無事卒業したわけなんですが、じゃあなんで今更記事にするのよって思いますよね。違うんですよ。キャリコンの勉強はここからが本番なんです。まあ聞いてください。

そもそもキャリアコンサルタントとはなんぞや


キャリアコンサルタントってまだあまり知られていない資格だよね。わたしもデザインの仕事で関わるまで聞いたことありませんでした。

すっごくかいつまんで説明すると、今後の人生やキャリアプランに悩んでいる人や漠然とした不安を抱えている人のお話を聞いてどうしたらいいか一緒に考えたり、クライアントのためになる情報を提供したりする国家資格です。イメージとしてはカウンセラー。(厳密には違うんですけどね)

そしてどうしてデザイン畑のわたしがキャリコンに興味を持ったかというとですね、「人と関わりたかったから」です。

デザイナーの仕事は大好きだし、これからも続けていきたいとは思っているんですが、いつもパソコンと向き合って関わる人とも基本的にテキストでやり取りをして、プロジェクト以外の話はせず、、、という仕事内容がなんだか物足りなくなってしまったんですよね。

あとは、わたし人の話を聞くのがすごーく好きなんですよね。相談されるのも頼ってもらえるのもすごく嬉しいと感じるタイプで。でもWebデザイナーに人生相談なんて舞い込んでこないじゃないですか。

だからやってみたかった。

というのが今回プロジェクトに応募した動機でした。


キャリコンの勉強って具体的に何するの?


これなんですよ。わたしも正直試験の内訳とか内容とかあまり知らずに飛び込んでいるんですけど、キャリコンの試験には学科と実技があって、実技はさらに論述と面接に分かれます。

なので勉強しないといけないことは
・学科
・論述
・面接
ということになるんですが、これがどれもなかなかヘビーで、、、笑

学科っていうのは完全に暗記になるのでキャリコンの元となる理論や労働法のような法律、キャリコンのあるべき姿勢なんかを覚えまくって解く感じになります。

論述っていうのはかなり説明が難しいんですけど、実際のクライアントとキャリコンのやり取りを紙面でみて、このやり取りどう思う?とかどうするべきたった?的なことを書く試験です。これは手書きになるので時間との戦いって意味でも結構大変な科目。

最後の面接は「あなたがキャリアコンサルタントを志した動機は?」って聞かれる面接ではなくて、実際のキャリアコンサルタントの流れを冒頭15分だけやってみましょうという試験のこと。(我々はこれをロープレと呼んでます)

そして、先週終了した養成講座ではこのロープレを中心に毎回講義を受けたり実践練習したりしてたわけです。


想像の10倍大変だった養成講座


で、この養成講座がめちゃくちゃ大変だったって話を聞いて欲しいんですよ。

さっきも言ったように毎週土曜に講習があるんですけど、スタートが朝の9時でお昼休憩を挟んで終了が18時40分という怒涛のスケジュールなんです。

しかも講義中は原則画面オン。定期的にロープレ練習やらディスカッションが入るので終始集中してないといけないという感じで、終わる頃には毎回クッタクタでした。

長時間座って講義を受けるというだけでも体力的にきつかったんですが、わたしはこのロープレってやつがとにかく苦手で、

自分が人と話す仕事をしてこなかったということもあってか最初はなかなか同期の皆さんに追いつけず、指定された時間会話を続けることすらできないような状態でした。

3回目の講習あたりで皆さんと同じ水準を求めちゃいかんということに気づいて、それからは自分のスタイルを見つけて少しずつ克服していけた気がしてます。まだ苦手意識は強くてロープレ前はドキドキしてお腹痛くなっちゃうんだけどね笑

おまけに1~3月は夫氏が不在な日が多くて土曜も普通にいなかったので、娘を抱っこしながら受講したり、ロープレに集中するために昼休みにダッシュで保育園に預けたりもして、、、ほんと涙ぐましい笑

なので体力的にも精神的にも負荷が高い80時間だったわけで、自分でもよく走りきったなと思ってます。(他の皆さんは平日お仕事しながら休日返上で取り組まれてたなんて信じられないんだが。え、超人?)

ちなみに、さっきから皆さんと言っているのはクラスの皆さんのことで、養成講座はクラス制で1クラス20人。だからW10プロジェクトのメンバーに加えて10人の様々な年齢、いろいろなバックグラウンドのある方と毎週顔を合わせて一緒にロープレしたりしてました。

最初の授業はまだ誰ことも知らないし、授業はしんどいし、なんか難しいしで本当にこれがあと9回も続くのか?耐えられる気がしないぞ…?と思ってしまっていたけど、

キャリコンの講習って特徴的なのが自分のバックグラウンドを結構話したり開示したりする機会が多いんですよね。

その過程で皆さんがそれぞれどんなお仕事をされてるのかとか、どんな思い出講習を受けているのかとかがわかってきてわたしの体感では3回目くらいからは顔と名前も一致してかなり打ち解けたんじゃないかなと思っています。

そして、皆さん人柄が素敵なんす!ほんとに!
キャリコンって利他の精神というか、人のために何かしたいみたいか気持ちがないとなかなか務まらない仕事な気がするので、それを志すほど素敵な人たちが集まるのかなって個人的には思ってるんだけど、どうなんだろ。

わたしは人生の登場人物が娘と夫という狭い世界で生きているので、新しく出会った人にすぐ懐くというか、簡単に好きになっちゃうんだけど、クラスの皆さんのこと大好きだったな〜。引き続きよろしくお願いしますという気持ちです。


今までのは義務教育、これからは予備校


どうやらキャリコンの養成講座っていうのは学校の授業みたいなもので、受験対策とは完全に切り離されてるみたいなんです。

だから原則授業中に受験についてのアドバイスをするのはNG。教科書に則って必要な課程をやりましょうねっていうなかなかにしがらみのある世界、、、。まあ国家資格だしいろいろあるんでしょう。

なのでわたしが受けた講習も受験対策ではなくて学校の授業という感じ。

しかも9割がロープレに関する授業だったので学科と論述は卒業後に自分で勉強するという鬼仕様。

ここからは自分のペースで体力と能力と相談しながら進めましょうねっていう精神力まで問われているかのような恐ろしさ。

でもきっと社会人になってからの資格勉強ってみんなこんな感じなんだよね。

養成講座が終了したことでうっかり羽を伸ばしかけているので、ここらで気合を入れ直して、同期の皆さんとも叱咤激励し合いながら試験勉強に励んでいきたいところですね。

ちなみに試験は7月です。長期戦だぁ。


そんな感じ。また学習報告するのでよかったらみに来てねん。
ではでは。


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