ハードルは下げたいんだけど、レベルを下げたい訳じゃない。

WEB漫画(雑誌社のものじゃない)がきっかけで、雑誌社の編集がついて漫画家になる事の例えで、しっくりくるものを見つけました。

「一芸入試」が言葉として近い気がする。

バクマン。で描かれている様な雑誌社への持ち込みを「一般入試」だとすれば、マイノリティな「一芸入試」は、他の人が突破してきた入試問題をやっていないのでちょっと異物感があるかと思います。

ここで言う一芸で漫画家や、ライター、モデルなどになるケースが増えてきてはいますが、どの領域でも、まだ一般入試の人数と並ぶ程ではありません。

以前「SNSで変わった世にでる方法」という記事も書きましたが、結論から言えば一芸だろうが何だろうが、デビューしたら他の人が入試で勉強した事は、順序が変わるだけで結果的には後から追いつかないといけないと思っています。

ぼく自身はデビューしてもう2年くらい経つので、そろそろ一芸入試を言い訳にしたり、あるいは弱点の様に扱うのはしつこいと思っていますが、それでもこの辺の話題をnoteで書き続けている理由は何だっけと考えてみると、

ぼくは、ぼくがやってきた活動によって

ハードルは下げたいんだけど、レベルを下げたい訳じゃない。

という事です。

漫画家などの専門職への挑戦ハードルがグッと下がったのは事実で、漫画家を目指す人が増えた方が良いと思います。一方で、そういった挑戦が増える事でその職業になるために必要なレベルが下がった訳では無いと証明したい。

ぼくがちゃんとした漫画家として活動を続ける事で「一芸入試でもがんばって真面目にやってんだな」と思ってもらいたい。そうする事で、今後WEB発で漫画家になろうとする人の迷いを和らげる事ができたら嬉しいと思います。

また、ここまでの話から一歩踏み込んだ部分の野望もあって、WEB漫画じゃなくて「WEB連載(雑誌社によるものも含める)」から大ヒット作品が出た事例がまだあまり無いので、それも頑張りたいです。

今年の目標は、雑誌での原作者デビューです。そこで得たものをWEB連載にも活かして、どちらも良い作品にしていきたいと思っています。

-

記事はここまでです。マガジンに入れる都合上有料部分を作ってますが、大した内容では無いので購入する際はチップだと割り切ってください!

Amazonプライムで二周したドラマについて、チラッと書きます。

ここから先は

237字

¥ 100

サポートも嬉しいですが、よかったら単行本を買ってください!