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左ききのエレン、読切について

「 イケてる尻軽女の奮起」という読切漫画を描きました。

https://cakes.mu/posts/15138


cakesは1週間経つと有料記事になってしまうので、早めに描きながら思った事を書きます。合わせて読んでもらえると嬉しいです。

以前のnoteで「ソーシャルシンデレラというタイトルで、SNSで一躍有名になった人の顛末をブラックジョークたっぷりに読切で描きたい」と書いたのですが、それを連載中のエレンにアレンジする形で考えました。

これは、ぼくがずっと抱えている悩みというか、コンプレックスがモチーフになっています。SNSがあったから知ってもらえて、運良く独立して漫画家になる事ができたぼくは、未だに自分は“本物”では無いのだという想いがあります。

ぼくは尊敬する人たちの、いわゆる“本物”の逸話が大好きです。あの人は実は苦労しててとか、あの人は若い頃から才能があってとか、そういう話を聞くと「おおー!そうなんだ!」って興奮します。情熱大陸とかプロフェッショナルを観てくすぐられるのと同じ部位です。

一方、ぼくは「なぜデビューしたんですか?」と聞かれた時に「SNSでバズったので…」としか言えない。語るべきストーリーが無い。エレンの第5章(もうすぐKindle発売です)のサブタイトル「エレンの伝説」は、まさにぼくのコンプレックスそのものというか、凡人の非伝説性の裏返しです。

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ちょっと核心部分まで調子に乗って書いてしまったので、以下は有料記事とさせてください。

とにかく、「 イケてる尻軽女の奮起」を読んでもらえると嬉しいです!

https://cakes.mu/posts/15138

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