「時間がない」という人は

ぼくが尊敬してるクリエイターの先輩は、よく「時間がない」って言ってました。

これは「忙しいわ」とか「寝てないわ」って意味の日々の時間ではなく、クリエイター人生のピークは短いという意味でした。

サラリーマン時代は「やらなきゃいけない事」の中で何割か自己実現して、空いた時間に「やりたい事」を突っ込んでやってました。だから、少しでも、ひとつでも「やりたい事」ができている日々は充実してるなって思ってました。

でも、本当はもっとある。やりたい事が山のようにある。

これを、まさしく山に例えるなら。

サラリーマン時代は休日に高尾山にハイキング行って、ビアガーデンで飲んでロープウェイで下山して「ああ、山登ったな!」って満足していたところを、山登りを本職にしようものなら「いや、それ山登りじゃないから」みたいな。

ちゃんと山登りするなら準備がいるし、なんならもっと高い山に興味が出てくる。来年には富士山か。いつかはエベレストか。みたいな。やっと山登りというものが見えてくる。

そうすると、本当に「時間がない」わなって。

そこで、サラリーマンしながらじゃなく、それこそ山に篭って専念しようとなる決定打が何かと言えば、

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