見出し画像

株式会社なつやすみ、3周年。

漫画家かっぴーの「株式会社なつやすみ」が2月26日に3周年を迎えました。迎えましたというか、迎えた事を今気がつきました。

2周年の挨拶はこちら。

うちの社訓は「忙しく、遊ぶ。」です。夏休みの自由研究の様に、誰に頼まれた訳でも無い事に全力で取り組む事が、クリエイターにとって一番いいコンディションだと信じているからです。

今年は結婚して子どもも生まれて、プライベートがてんこ盛りの1年だったので、仕事をする時間は前年の半分以下だったと思います。週休5日を目指す宣言もしましたし。でも、働く時間は半分で、収益は前年より結構上がっているので、コンテンツがお金を健やかに生み続けている手応えを感じています。元気に育っている。

プライベートの割合が増えた分「忙しく、遊ぶ。」の観点で言うと、もっともっと張り切って活動したい所ではあります。そこで、最近気が付いた当たり前の事を書きます。

「忙しく、遊ぶ。」は、アンチ「忙しく、働く。」であり、アンチ「適当に、遊ぶ、」でもあります。遊びだからこそ、本気でやる。という事で、ここで言う「忙しい」はネガな言葉を反対に使っているのでポジと言うか、言葉単体で見ると「忙しい」はあまりいい言葉では無いと思っています。心を亡くすと書きますし。ですので、一旦は「全力で」と言い換えてお話しますね。

「全力で遊ぶ。」という行為は、必ずしも費やす時間に比例しない。という当たり前の事を、改めて気づきました。さすがに近年はそういう職場環境も減っていると思うので、いつまでもステレオタイプな空想上のブラック企業像を引っ張るのは良く無いと思いますが、時間ばかり取られて稼ぎも低いという状況の反対を行きたいと。少ない時間で稼ぎも良いが最高で、そのために全力で遊びたい。

「忙しい」は時間と紐付きやすい言葉なので、改めてそうじゃないんだと。先日書いた「集中力の質」の話でもある様に、要は集中の練度であって、費やす時間の大小では無いと考える様になりました。集中練度という発想は、時間を圧縮する発想であり、平たく言うと時短の極みみたいな思想です。まぁ、精神と時の部屋ですよね。

この話を、株式会社なつやすみ4年目の目標に結びつけ締めようと思ってるんですけども、要は「この1時間の価値を高めよう」という感じ。

この1時間は、去年までの1時間じゃない。去年の半分の時間しか活動していないけど、去年の3倍結果を出してる。そういう事があり得ると思ってます。でも、これは「省エネ」とか「効率」とか、そういう言葉のイメージとは真逆の進化で「沸騰」とか「発熱」とか、そういう言葉のイメージに近い変化だと思っています。もっと熱量を。この1時間に命を賭ける。「鉄は熱いうちに打て」って、厳密にはニュアンス違うけど、ちょっと似てる気がする。熱いうちが、最も良いものを生み出す。

まとめると、4年目の目標は「集中する。」

今年も面白いコンテンツを生み出したいと思ってます。今後とも、よろしくお願いします!

かっぴー



サポートも嬉しいですが、よかったら単行本を買ってください!