【決着】雑誌ドマーニでSNSポリスっぽい企画があった件

2016.8.1追記

今月発売の雑誌「ドマーニ」でSNSポリスの特集を見開きで組んでいただく事が実現致しました。

ご心配をおかけした方、お力添えをくれた方、

そして、ドマーニ編集部のみまさま、ありがとございました!

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フォロワーの皆さんにもご心配をおかけした、小学館「ドマーニ」との一件についてご報告です。

結論から言うと、お互いが納得できる決着がつきました。

たぶん、ぼくのフォロワーさんにはモノつくり界隈の人が多いので、そういう意味でも「あの件ってどう決着つくんだろう?」と気になってる方も居ると思います。

なので、ダイジェストではありますが、決着の形と、その経緯を書きます。

※この文章はドマーニ側に事前に見せた上で公開していますので安心してください。


・なにが起きたか?

まず発端は、フォロワーからのリプライで「ドマーニ5月号にSNSポリスによく似た企画・漫画が掲載されているけど関わってますか?」という折の心配の声でした。

写メで映っている範囲だけでも「わー、やられた」と思いましたが、

ちょうど(ちはやふるを買いに)本屋に居たので、すぐ実物を確認した上でこれは無視できないと確信しました。

写メで映っている限りでは無く、5Pに渡る特集で「ネガティブポリス」と題されたキャラクターが起用されており、漫画まで掲載されていました。

怒りよりも「なんでこんな事が?」と悲しくなりました。

ふつうに仕事を依頼してくれれば良かったのにって。

なので、まずなんでこんな事が起きちゃったのかを聞かねばならないと思って、すぐに下記の様なツイートをしました。

RTして下さった皆さん、応援して下さった皆さん、ありがとうございました。

https://twitter.com/nora_ito/status/719447999902953473

すぐに関係者の方が見つかり、翌日にはドマーニ編集部の方が会いに来てくれました。

とにかく「なんでこんな事に?」が知りたかったので、まずは経緯を伺いました。

私情が入らない様に、簡単に箇条書きにします。

1)最初の編集会議で、SNSポリス起用案が出ていた(書類の実物を拝見しました)

2)SNSポリス起用企画と、ネガティブワードに気をつけろ企画は、別企画として出た

3)その後、2企画が合体してネガティブポリスという企画になり、ポリス的なキャラクターを立てる方向へ

4)イラストレーターを起用するタイミングで、「SNSポリス」と「かっぴー」は候補から外れた

 (企画書の実物を拝見しました。SNSポリスという文字に斜線が入り、ネガティブポリスで統一された形跡があった)

5)(どの様な発注をしたかは定かでは無いが)少なくともイラストレーターはSNSポリスを見ていないと言っている

と、ざっくり言うと、こんな感じでした。

言いたい事は山ほどありましたけど、一言で言うと「絵の話では無く、SNSポリスというスキームの話」だという点です。

なので絵に関しても「SNSポリスを見ないで、あそこまで似るかな?」とは思いますけど、論点じゃないので置いておきました。

論点である「SNSポリスというスキーム」についてですが、

まず「SNSを取り締まるポリス」って、誰も思いつかない様なアイデアだとは思ってません。しかし、自分で言うのもアレですけど「雑誌業界で関係者が誰も知らない程、無名では無い」とも思っています。

「似た事例を知っていたら、止めるか、思い切り距離を取る」は鉄則ですよね。

まぁ、今回は「最初の編集会議で、SNSポリス起用案が出ていた」と明言してくれたので、不毛に追及する事はなく、スムーズに会話が進みました。


・どう決着をつけたか

ここから、どう決着をつけたかという話ですが、会う前にぼくが目標に定めたこの件のゴールは

「応援してくれる、仲間を増やすこと」でした。

紙面を見た時に、どう考えても一度はSNSポリス起用が議論のテーブルに上がっている事は確信していました。

それって、SNSポリスを「良い」と思ってくれた人が、ドマーニに居たって事ですよね。

正しく進行していれば、仲間になっていたはずです。

経緯を伺った上で、これは悪意があった訳では無く、何というか「ただのミス」だなと思いました。関係者が多いとか、裁量権がある人が全てを見きれなかったとか、チェックが甘かったとか。

だからしょうがないとは思ってませんけど、ただ起こり得る事だとは思いました。

SNSポリスをはじめ、ぼくは、ぼくがつくったキャラクターが好きです。

勝手に変な風に使われたら悲しいし、困る。

だけど、ちょっとキモいかも知れませんけど…

もしこれが漫画で、SNSポリスが主人公だったら何て言うかな?って考えたら、多分仲間にしちゃうなって思ったんです。

「ドマーニ!お前がやった事は確かにすげぇ困ったよ…怖かったよ…でも!そもそもは味方してくれようとしたんだろ!?だったら、今からでも応援してくれ!」

みたいな。

ぼくは、公に謝罪や訂正などは一切求めていません。

(お会いした担当者の方々が、直接謝罪して下さりました)

謝罪も訂正も、どうだってよくて

そんな事より、何より

これからどんな力になってくれるか。

そういう話をするために、会いました。

7月に「SNSポリス」と「おしゃ家ソムリエ!おしゃ子」が同時に書籍化します。 (ダブル処女作です。)

とても大事な書籍化ですので、

それに合わせ、ドマーニ本誌で「SNSポリス」の書籍化を取り上げて頂く事となりました。

取り上げ方やページ数などは、これから打合せで決めていきます。

今度は、パートナーとして。


これが、お互いが納得できる決着となりました。

今回は、とても勉強になりました。

雑誌業界、著作権、交渉とか、ちょっとだけ詳しくなりました。

あと、敵をたくさん倒す漫画より、

味方をたくさん作る漫画を描きたいって思いました。


応援してくださった皆さん、本当に本当にありがとうございます!

ドマーニさん、これから宜しくお願いします!


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★SNSポリス シリーズはこちらです

http://kakeru.me/author/snspolice/

★おしゃ家ソムリエ!おしゃ子 シリーズ

http://realestate.yahoo.co.jp/magazine/category/serialization/013

★cakesクリエイターコンテスト特賞 漫画「左ききのエレン」

https://cakes.mu/series/3659

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ツイッター https://twitter.com/nora_ito

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メール kappy1100@gmail.com

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かっぴー

企画note

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コメント6件

すてき
敵を作るでなく、仲間に取り込むとは、素晴らしいです。
相手を貶めることなくみんなで楽しい方向に持っていくという素晴らしいゴールですね、そういう人が作っているからだからSNSポリス面白いんだ♪
今の気持ちではなく、未来を、そしてwin-winになるような方向性を冷静に考えられたことに、素晴らしいと思いました。かっぴーさんのファンになりました!
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