第二部は、第二部だけで面白いのか?
前回の日記に続き、「左ききのエレン」の第一部(10巻まで)と第二部でテーマが変わるので、どうしようかなという話ですが、第二部だけで読める内容になるのか、すべきなのか、という事を悩んでいます。今の所、どうやっても第一部を読んだ人向けの、続編になってしまうんだろうなとは思っていますし、それは仕方ないのかなとも思います。
でも一方で「第二部を独立して読めない」というのは、実はとてもおかしい事だとも思っています。
例えるなら、社会人になって知り合った友人の、学生時代を知らなければ仲良くなれないのか?みたいな。
例えば、そいつが喫煙所で甲子園のLIVEを熱心にスマホで見ながら「こいつら…頑張ったな」と言ったとして。実は高校球児でいいところまで行ったんだけど、みたいな第一部があったとして。それを知っていると言葉に重みが出る。だけど、それを知らなければ仲良くなれないのか、みたいな。
第二部では、光一は上司の立場になっています。(これはネタバレのつもりは無く、光一がチームを持っている描写は「ヒンカリンカ編」ですでに描いています。)ですので、上司になる日が、第二部のスタートラインかなと思っています。テーマが変わると言うのは、その辺の事です。
そして、散々ティザーで言っている通り「対決(コンペ)の第二部」なので、第一部の前半で前振りがあった、光一VS神谷が主軸となります。しかし、光一も神谷もチームの長になっているので、プレイヤーは別に存在しています。
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