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サキュバス酒場の振り返り

こんにちは。のらみけです。
昨日の営業にてVRChat内イベント「サキュバス酒場LILITH」のキャストを引退したので、経緯とか思い出とかをTwilogで当時のツイート見つつ思い出して書いていこうと思います。サンキューTwilog


最初の頃はお客さん側でJoin戦争に励んでました。当時はボイチェンも全く使っておらず、「エッチなお姉さん達に会いに行くぞ~!!」くらいの気持ちでJoinボタンを押し、大体負けていました。

「コイツ負けてばっかだな」と思うかもしれませんが5/25,6/8の2回は無事入れて、ピックアップ出来るカクテル片手にちょっとエッチな話題も含めた雑談を楽しみました。コンドームを銃に付けて砂塵による劣化を防ぐなんて知らなかったよ。あと、初回は今となっては珍しい立ち飲み席に案内していただいたのも懐かしい思い出です。


6/8までは完全に「酒場に迷い込んだ人間」として過ごしておりましたが、2回目の入店を経て様相が変わってきます。そう、自分もサキュバスとして酒場に通いたいと思い始めたのです。

「ミントちゃんにはセクシーな格好させないからw」「ボイチェンは手を出さないかな~w」等と述べていたのらみけ氏、圧倒的な速さでフラグを回収。間違いなく人生で1番Unity触った時期でしたね。

そしてJoin運にも恵まれ無事に入店。今考えると、初めてボイチェン使う日で1時間のイベント選ぶのかなり無茶苦茶ですね。たまたま同席したフレンドのRabbit Micさんが動揺していたのも懐かしいです。ここでしおなさんやはすきぃさん等のお姉さんサキュバスに可愛がられた上に、「キャスト募集してるよ?」という情報を教えてもらった事がVR人生の転機となります。
※当時は常にキャスト募集されていましたが、現在は異なります



キャスト募集を教えていただいた翌週に即出勤。「迷ったらやってみる」をVRでのモットーにしてはいますが、あまりにも勢いが凄い。ペコペコバトル勢のフレンドがメチャクチャ驚いてたのも懐かしいですね。

「サキュバスやるぞ!!」の気持ち一つで酒場キャストの仲間入りをしたので、実は入った当時、キャストに知り合い1人も居ませんでした(居たらごめん)。かろうじて赤柴唯さんとさんだるさんはフレンドのフレンドだったので酒場外でもお見かけした事ありましたが、それ以外の方はほぼほぼ初めてだったんじゃないかな?

それだけに、同じタイミングでキャストになったまおまろちゃんがバーテンダー練習誘ってくれたり、インスタンス発表用の写真2人で撮ったりと仲良くしてくれたのがありがたかったです。酒場外でもダラダラお喋りしたり、イベントで偶然会って話したり、ゲームワールドではしゃいだりと楽しく過ごしました。まおまろちゃんは既にサキュバス引退済ですが、今でもたま~に会ってます。



色んな方面のフレンドが遊びに来てくれて嬉しかったし、酒場の接客がきっかけで今でもよく話すフレンドが出来たりもしました。特にろくちゃさんにはVR_GTCCの方で車作ってもらったり走り方教えてもらったり、下らない話や煽り合いでゲラゲラ笑い合ったりとメチャメチャ世話になってます。ろくちゃさんハウスに入り浸る内に、武本さん・薙さん・あかりちゃん・おけそさん・ちろりさん……と色々な方とどんどん仲良くなって、ケソハウスという新たな溜まり場によく行くようになりました。



人生で初めてファンアート描いていただいたり、サキュバス名刺(サキュバス名刺って何?)を作っていただいたりもしました。個人向けに応援の気持ちがこもったイラストなりグッズなり作っていただいたの初めてだったので、メチャクチャ嬉しかったですね。way-ohさんは18禁版も描いてくれたので自分が描かれたイラストで抜くという不思議な経験も出来ました



体験レポートの中で接客を褒めていただいたりもしました。シェーカーも知らない状態から覚えてったカクテル作りを褒めてもらえたのも嬉しかったけど、『3人それぞれに話題を振ってくれたり、ゆっくり喋ってくれて聞き取りやすく、とてもお話しやすいキャストさんでした!』の一節が特に嬉しかったですね。「酒場のキャストとして、会話を上手く組み立てる」って所を頑張ろうと思って色々考えながらやっていたので。

色々な気付きがあって、まずお客様のアバターの好きなポイント褒めるのは会話の入りにとても良い事が分かりました。現実だと体型の問題とかあって仕方なく服や装飾を選んでいる可能性がありますが、VRだと選択肢が広いのでその可能性がかなり低いです。特に人型の女性アバターの場合。
褒めたここスキポイントが服の柄だったり小物だったりすると「実はprefab置いただけで……」とバツが悪そうに返ってくる事もありますが、「いやいや例え購入してprefab置いただけでも、数多のアバターから見つけたセンスが素晴らしいんですよ!」でもうみんなニッコリです。この返し思い付いてからは会話デッキの主力カードとして使ってました。好きなポイントは人それぞれだからキャスト同士の会話被りも起こりにくいだろうし。

ごごさんに書いていただいたように、卓の全員に話を振るのは意識してやっていました。よく話す方(キャストとしては話題提供してくれる上に話盛り上がるので助かりました)とあまり話さない方が同卓だったりするとどうしても話し手が偏るので、「来る直前は筋トレされたんですか~! ■■さんはここ来る直前何されてました?」みたいに話し手交代を差し込むタイミングを伺ったりしてました。フレンド同士+1人の相席で卓が構成されている場合なんかは、1人の方にもしっかり会話の主導権持つ時間が作れるよう、特に意識していましたね。

無言勢の方にどう会話楽しんで頂くかってのも考えました。カウンター3人中1人無言勢とかで喋る方も混ざってる場合は、どうしても会話の中心に無言勢の方を据えるのは難しいです。ただ、無言勢の方は身振り手振り表情で雄弁に語ってくれるので、喋る方と話しつつも見逃さないようにして、「▲▲さんもメッチャ頷いてます~」みたいになるべく会話に盛り込むようにしてました。あとは質問はYes/Noの2択にする(例:「酒場は何回目ですか?」⇒「酒場は初めてですか?」)とか、QVpenで書いてもらえる時は周りのお客さんにも何書いたか分かるように読み上げるとかですかね。無言勢の方との会話、楽しめるようになりました。




「酒場」を構成する会話の方は語りに語るほど頑張れたのですが、「サキュバス」の方のロールプレイであったり誘惑ムーブであったりはあんまり頑張れなかったですね。ついつい素を出したくなっちゃって、落ち着かない感じや笑いを取りに行く感じが出ちゃうというか。何かを演じ切る事の難しさを痛感しました。あと、「JHPでいい感じにイチャイチャ出来てるしそれの応用で行けるでしょ!」と思っていたものの、JHPではエッチなアバターで手振ったりクネクネしてたりすると相手から寄ってきてくれていたし、そもそも無言だったというのが誤算でした。


元来人前に出るのが緊張するタイプな上に、「演じる」という普段やらない要素への意識が合わさって、開店前のド緊張を生み出していきました。そういえば小さい頃の劇やら発表会といった演じる系イベントを思い出しても、大体本番でやらかしていてトラウマしか無いですね……。年が変わる前は「いつか慣れるだろ~」と思っていたのですが、結局慣れる事はありませんでした。最終出勤日もバッチリ緊張してます(※この文章は5/3(火)の日中に何も手に付かないからと気晴らしに書いています)


開店前がしんどくて辞めるという結末にはなりましたが、間違いなく楽しい時間だった上に、ためになる経験でもありました。色んな方と色んな話で笑って盛り上がって。酒場の外にも経験が生きていて、酒場繫がりでいっぱいフレンド増えて交友関係も広がったし、ご来店のお客様に臆せず話しかける所なんかはペコペコバトルのイベントスタッフにも生かされています。

これからは色んなイベントにJoinする側でVRChatを楽しもうと思っています。あ、ペコペコバトル関連のスタッフは続けます。緊張ゼロなので。まあ、参加者の全員がおにぎりに注目してるゲームイベントですし、キャストとスタッフではやる内容も注目度も全然違いますからね。


最後に、オーナーとしてみんなが楽しめるイベントを作り上げて頂いたLumiさん、酒場の内外問わず楽しくお話したキャストの方々、ご来店いただいた皆様、Joinにチャレンジしたものの惜しくも入れなかった皆様、そして基盤となっているVRChat、みんなみんなのお陰で出来上がった素敵な時間をありがとうございました。またどこかでお会いしましょう。




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