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なぜトラブルまみれだった「のらきゃっと」は今平穏に活動できるのか

やーやー!バーチャルYouTuber、のらきゃっと運用、ノラネコPだ。

最近色んな人がnoteを始めて、たくさんの情報や思いのたけをつづっているのを見て、自分も心の中にあるなにがしかを吐き出し書き綴りたくなり、noteを始めることにした。

とは言え、うちの運用は現在絶賛平穏運行中。
「現況」について書き綴ることは、実はそんなに多くない。
あるとすれば、過去の事だ。

「のらきゃっと」を長く追ってくれている人ならば、彼女のこれまでがいかに波乱だらけ、障害だらけで埋まっているかを知っているはずだ。
やらかした数ならばVTuberというくくりの中でも多い方になるのではないだろうか。
モデルの問題であったり、声の問題であったり、魂の問題であったり……色々だ。
今ここで各々の問題について細かく話すことはしないでおこう。それは後々の記事のネタに取っておくことにする。

話したいことは、そんな問題だらけの半生を送った彼女が、何故今は安定して活動を続けていられるのか、ということだ。

ただのファンではない「ねずみさん」という存在

活動の安定に寄与しているのは彼女のファンである「ねずみさん」たちの存在が何よりも大きい。
これまで彼女が経験してきた問題というのは、「のらきゃっとという存在の崩壊」……つまり姿や声が全く変わってしまったり、結局演者そのものなのではないかと言われてしまったり……彼女が消えてしまうのではないかという存在の危機ばかりであったように思う。

その時助けになったのが、彼女の存在自体をファン側にも委託するという運営方針。つまり「のらきゃっとを形作るのはファンであるねずみさんである」という方針だ。
彼らはイラストや小説などの創作活動、或いは彼女の存在について論考すること、語られていない世界観や新たな設定を補完することによって、のらきゃっとという存在の強度を高めてくれる。
そして彼女の側も、それらを積極的に吸い上げ、採用することで彼らの創作結果を「本物」とし、ただの二次創作では終わらぬようにしてくれる。
そして吸い上げられた設定が反映された姿を再び多くのねずみさんたちが観測することにより、常に新たなのらきゃっと像が確立されていく。

要は個としてだけの存在であることを捨て、多くの認識の集合体であることを選択した結果、いわゆる「魂」だとかの個の問題やトラブルに強い分散型の存在となり、安定感を増したのだと思われる。

外部要因が少ない「のらきゃっと」の側面

もう一つ上げられる事象としては、(これは悩みどころでもあるのだけど)
彼女は他と比べてもいわゆる「コラボ」というものが少ない。

VTuberにおけるコラボというのは、自分の思うに他のキャラクターとの関係性構築である。
姉妹、盟友、ご近所さん、恋人……多く濃くかかわりを持つにつれ、関係性は強固になってゆき、それもまた魅力的な物語や設定となっていく。
だが、これがファンメイドの設定や物語と何が違うかというと、余りに深く、濃いのである。

VTuberとVTuberの間に1対1で構築される関係は、バーチャル同士というレイヤーが近いのもあって存在に深い影響を及ぼす。
100人のファンがふわっと付加していた設定も、一人のVTuberとのかかわりで容易にひっくり返され得るのである。

のらきゃっとという存在は、他キャラクターとの関係性の少なさゆえに「のらきゃっとワールド」ともいうべき、ねずみさんたちによるゆるいお約束によって統制された創作の中に浮かんでいる故の安定性もあるのでは、と考えている。

でもきっとまだ波乱はあるよ

色々書いたけれども、これは全て現況の話である。
平穏というのは幸福であれど、ゆるい停滞の中にあることも意味すると思っている。
これからまた、彼女は次の段階に踏み出すために様々な挑戦を行っていくはずで、それに伴う様々な困難や波乱が行く先に待ち受けていることは間違いない。

しかし、自分は彼女の運営者として不安なくそれらの困難に立ち向かって行ける。

自分もまた、力あり信頼できる仲間たちである「ねずみさんたち」の一人なのだから。


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