突然ですが、あなたはYouTubeから毎月いくらもらっていますか？
10万円？50万円？100万円？

現在YouTubeから毎月100万円の広告収入があったと仮定して、この100万円を150万円にする為にはどうすればいいでしょうか？

答えは2つ。
①再生回数を1.5倍にする
②広告単価を1.5倍にする
原則この2つしかありません。

今回はこの②の部分、広告単価を上げる方法を書きます。
YouTuberの広告単価はおおよそ1再生当たり0.3円程と言われていますが、運営するCHのジャンルやスタイルによって大きく変化します。
同じジャンルやスタイルでも、何も考えていない運営と単価を意識した運営では同じ再生回数でも広告収入は1.5倍～2倍程度変化します。

先に重要な事をお話ししますが、広告単価を上げる為には「質の高い動画」を作る事が大前提になります。
何かテクニカルな方法で広告単価を1.5倍にする様な方法があったとしてもしても僕は知りません。
なぜ「質の高い動画」が広告単価を上げる事になるのか？についてデータから説明します。

本題に入る前に、このnote記事内にRPMという用語が出てくるので先に説明しておきます。
RPMとは広告単価における指標の1つです。
単位はその国で流通する通貨です。日本だと円です。
内容は動画が1000回再生された時に受け取る広告収入がいくらになるのか。
基準としてRPM1000円＝1再生当たり1円の広告単価と覚えておいてください。
世間で言われるYouTube動画の1再生当たり0.3円はRPMにすると300円という事になります。
また、似た用語にCPMという指標があります。
こちらも意味としては1000再生当たりの広告単価ですが、こちらは受け取る側ではなく支払う側、つまり広告を出す出稿側が見る指標になります。

私自身、色んな理由で2020年半ば頃から再生回数や登録者数という指標よりも、広告単価を意識した運営にシフトしていました。
当時のアナリティクスデータですが一部公開します。
※現在は表示形式が違う物が含まれます。

画像1

画像2

画像3

これらはそれぞれ別々のCHです。
時期は全く同じではありませんが、2020年後半から2021年春頃までのCHデータです。
※当時このnoteの事は考えずに撮ったスクショなので、ブラウザだったりアプリだったり表示画面だったりが統一してなくてすみません。

画像1のCHではRPM約590円
画像2のCHではRPM約640円
画像3のCHではRPM約470円
になっています。

これでも平均的なRPMよりは高いと思いますが、各CHの広告単価がが1.5倍になれば…
画像1のCHは月間約550万～600万円
画像2のCHは月間約650万～700万円
画像3のCHは月間約950万～1000万円
程度の月間広告収益になります。

2021年の夏頃にCHは手放しましたが、2021年が終わる頃には各CHのRPMが約1.5倍になっています。
PVは増える事もあれば減る事もあるので、単純に上記の様な広告収入にはなっていませんが「仕事」として考えた時、生産性は1.5倍になりました。

このnoteではRPMはどういった条件を満たせば上がるのか？を説明していきます。

実はRPM(広告単価)を上げる為に必要な要素はたった2つです。
①1再生当たりで広告が表示される回数を増やす。
②出稿単価の高い広告が自分の動画で配信される。
この2つしかありません。

YouTubeを長くやられている方には分かると思いますが、②は参入前のジャンル選定時に調べる内容です。
現在運営しているCHのRPMを上げる為には基本的に①になります。

1広告の表示回数を増やす方法