見出し画像

YouTubeアルゴリズムの全体像

YouTubeアルゴリズムについてネットやSNS上で様々な情報がありますが、自らのチャンネル運営に寄与できるレベルで理解・活用できている人は極少数だと思います。

私もよく分かりません。
それは
Aが〇であればBに△の影響を□ほど及ぼす
といったガチガチにスポットのケースをアルゴリズムに沿って理解していない。
という意味です。

アルゴリズムの要素になる一部の項目を切り取って考えてもあまり意味がないと考えています。
各項目の関係性等を含めて、アルゴリズムはある程度体系的に全体像を捉えて考えた方が良いと思います。

例えば、アルゴリズムの一部として語られることが多い「クリック率」。

クリック率5%と10%どっちがいいですか?
という問いであれば多くの人が10%の方が良い、と答えると思います。
では10%になったら何にどう影響を及ぼして結果どうなるのか?
を説明できる人は多くないと思います。

単純なスコアからの計算であれば、インプレッションが10万の動画の場合、クリック率によってPVに以下の差が生じます。
A動画:インプレッション10万、クリック率5%=5000PV
B動画:インプレッション10万、クリック率10%=1万PV

では、現実にこの様な同条件の動画が存在した場合、これで終わるのか?
答えは終わらない。

チャンネルを運営している方なら分かると思いますが、同じ条件であればクリック率の高いB動画はインプレッション数が10万よりも増加し結果、PVに上記以上の差が出ます。

上記の様にアルゴリズムは一部の指標のみに着目して運営しようとすると、難易度が高過ぎて現実的ではありませんしチャンネルに思わぬ悪影響を与えしまうこともあり得ます。

私が考えるYouTubeアルゴリズムとはいくつかの分類の中に各項目の識別や評価が存在し、それがどう構成されていて結果的に何に影響するのか?をある程度体系的に捉える方がチャンネル運営に活かしやすいと考えています。


画像1

こんな感じで。
※ボカシの無い図は後ほど出します


アルゴリズムは最終的に何に影響を及ぼすのか?

ここから先は

3,815字 / 4画像
このマガジンを購読すると、有料記事を読む事が可能になり個別購入よりもお得です。

YouTube解体新書

¥1,000 / 月

YouTubeのチャンネル運営に関わる内容をデータから解説。 YouTubeアナリティクスの使い方や確認方法、アナリティクスデータに基づく…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?