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(じてんしゃの)リングフィットアドベンチャーを買いました

※この記事にNintendo Switch『リングフィット アドベンチャー』に関わる内容は一切ありません。

昨年末に最近話題の(じてんしゃの)リングフィットアドベンチャーを買いました。tacxのneo2smartというリングコン。いわゆるスマートトレーナーってやつを。
CRCっていう名前のニンテンドーストア……ごめん嘘ついた。海外通販サイトに在庫があったので熟考のすえ購入。いや正直なところ当初は国内通販でセカンドモデル(tacxのflux2)を買うつもりだったのだけど、秋に注文を入れたにもかかわらずズルズルと納期が延長し、ついには納期未定になってしまい仕方なくキャンセルした結果であって、冬のセールで安いからとか、なんか欲しいからとかそんなんじゃないから。ね?

これですこれ、へへへ。
しかし都度つど納期連絡を送ってくれた販売店には悪いのだけど、モノがいつ手に入るのかわからないにも関わらず待ち続けるわけにはいかないなあ。メーカーがあかんのか代理店があかんのわからないけど、そういうとこどうにかしてほしいと思います。
まあそれはそれとして、とりあえず使えるようにセットアップしてそこそこ経過して、それなりにどういうものかわかってきたので、以下、商品レビューって体裁でだらだらと買いていこうと思います。
※真面目にスマートトレーナーおよびトレーニング環境を構築したい人は他の人が書いた記事を参考にしてください。
※記事作成者は競技未経験者、ソロツーリングのみやってた人間です。全盛期でもFTP3w/kgくらいのクズなんで大した内容は書いてません。
※この記事にNintendo Switch『リングフィット アドベンチャー』に関わる内容は一切ありません。

・まず導入しての感想を
とりあえず導入して2ヶ月半経過しました。背景とかそういうの全部抜きにしてまず言いたいのが、

パンイチでじてんしゃに乗れるのがどれだけ楽か

ということです。いやマジですごいんだよ。パンイチだよ、パンイチ。考えてごらん?
じてんしゃに乗るのにさ、レーパンはいてウェア着て、タイヤの空気圧をチェックしてヘルメットにビンディングして日焼け止めして、なんならコンタクトレンズとアイウェアと行動食用意して……ああもう、

パンイチでねえ、できなかったんだよ!

家に帰ってワイシャツとスラックス脱いでそのまま乗れるんだよ! すげーよ!!
とにかくやらない理由をすっ飛ばせる。脱げば乗れる。乗れば即登坂の負荷で回せる。2〜3時間かけて雨沢や二ノ瀬まで行かなくていい。なんなら特急電車に乗らずに三坂や乗鞍にだってバーチャルで行ける。汗だくのウェアで洗濯カゴを山盛りにしなくていい。パンイチで乗っても周囲の目はないし咎める公権力もない。これがどれだけトレーニングをやるための精神障壁を取っ払っているのかおまえにはわかるのか! わからないならわかれ!
いやホントね、勤務後にサッと乗ってサッと汗流せてって環境がどれだけトレーニングのモチベーションに影響するのか、導入してみて気がつきました。

・これって何ができるの
今回買ったのは、スマートトレーナーっていうじてんしゃの負荷装置ってやつ。ものすごくざっくり言うとジムにあるエアロバイクの高性能版みたいなやつで、いつも使ってるじてんしゃの後輪を外して負荷装置にセットすれば、室内でも外で走ってるかのようにじてんしゃで遊べる装置なの。いわゆるバーチャルライドってやつだね。
おれが買ったneo2smartは負荷変動型。対応してるソフトウェア上で演算された負荷……たとえば走ってる速度や勾配、同時に走行してるライダーのドラフティングとかを、ドライブ側の抵抗と言う形で再現している。すげー単純に言うとソフトウェアの画面上で登りだったり下りだったりすると勝手にペダルが重くなったり軽くなったりするわけ。

こんな感じでオンラインでトレーニングができたり、(ERGモードを使えば負荷を自動調整してくれるので的確におれを殺してくれる)

しらない人とレースすることだってできちゃうんだよね。
ちなみにこの後ベタベタにツキイチしてたにもかかわらず途中で千切れてダメだった。まだ戦えるほどの脚力はないみたい。

おれが買ったのは負荷を変えるだけだけど、世の中にはぜいたくなヤツがいるわけで、
例えば坂の勾配も再現できない?ってヤツや、
https://news.livedoor.com/lite/article_detail/15142988/
なんならじてんしゃなしでもコレ一台で再現できるよね?ってヤツも、
https://jp.wahoofitness.com/devices/smart-bike/kickr-bike
あるので、求めちゃうとキリがないだろうなとわ思っている。

・そもそもなんで買ったの
そもそもなんで買ったかというと、じてんしゃに乗りたいけど家をあけられないからです。
じてんしゃって基本乗ったら5時間は乗りたいのよね。家を出て、2〜3時間走って登坂の入口までついて、登って、コンタドールの真似っこをして、下って、また2〜3時間走って家に帰る。独身時代は週一でやってた。いまは東京住んでるから登坂までもっとかかるんじゃないかな?
だけど子供ができたし、仕事でぜんぜん家に帰れない。それなのに週一で終日でかけるなんてムリ。
それにぶっちゃけるとめっちゃ太ったのよね。身長165cmで60kgオーバー。数値的にはもんだいないと思うかもしれないけど、手持ちの服は着れなくなるし、明らかに腹にだけ脂肪が乗っている。こりゃあマズいと思っていたけど、運動するための環境がないからとなーんにもしていなかった。だから(じてんしゃの)リングフィットアドベンチャーで環境を作って、将来的にじてんしゃを乗れるようになったときの為の体力づくりをしようと思ったわけ。

・導入するために用意するもの
今回neo2smartを購入したけど、これはスマートトレーナーっていうハードウエア単品なんで、他にも不足したハードウエアや遊ぶためのソフトウエアが必要。以下におれが用意したものを記載するので、導入したい人は他のサイトだとかイロイロ検索して導入してください。マッチングとかはしらん。

◎始めるために確実に用意しなければいけないもの
・じてんしゃ(十年前の安アルミロード。普通の130mmエンドだけど流石に旧世代の扱いになるか?)
・スマートトレーナー(上述のため略)
・スプロケ(機器に付属してなかった。ホイールから外しても別にいい)
・wihi環境
・アイパッド(泥タブでもWindowsPCでもいいけどどういう環境にするかは各自ググれ)
・対応アプリケーション(後述)
◯運用するにあたり必要になるもの
・ケイデンスセンサ(買ってから気づいたのだけどトレーナー側でも出力できた)
・心拍計(手首光学式のスマートウォッチで代用。専用アプリでしか使えない機器があるので注意)
・タブレット用三脚(置き場所ちゃんとしてないと苦労する)
・パネルマット等の敷物(振動、ビビリ対策)
・ドリンクボトル(汗がヤバい)
・タオル(汗がヤバい)
・サーキュレータ(汗がヤバい)
・エアコンを占有できる部屋(汗がヤバい)

で、こんな風な構築をしています。

これプラスお風呂マットの上に木板を挟んでます。直置きだとマットがつぶれちゃってダメだった。

必要に応じてフロント側に雑誌を挟んで高さを変えてます(ヒルクライムの勾配再現用)。
ここで特に気をつけなければならないのは、振動対策と汗対策。
振動に関してはもう祈るしかない。
木板、お風呂マット、パネルマットを重ねて縁切りしてるけど、どこまで効果があるかわかんない。いちど防振架台を作れないかなと思ったけどぜんぜん選定できなかったので、誰か知識のある人がいたら是非選定してくれないものかと思います(他力本願寺)。
汗はね、すごいよ。
ベッタベタになるよ。L4越えたらもうダメ、ボタボタ落ちる。
サーキュレータもタオルも必須だけど、それでも追いつかないから覚悟しよう。洗い物減らすためにもパンイチがマスト。汗冷えには気をつけような、サーキュレータは高い位置につけないとお腹が冷えちゃうぞ。

・実際なにをやってるの?
リングフィットアドベンチャーを遊ぶにはソフトがないとダメなので、コレで遊ぶにはapp storeという名のニンテンドーストアでアプリケーションをダウンロードしなきゃいけない。対応アプリはイロイロあるしトライアル期間があると思うので、試しながら好みのモノを選べばいいと思うよ。ちなみにおれはtacx training、rouvy、zwiftと試して現状zwiftをやってる。これらに関しては別記事でだらだら書こうと思ってる。
週3〜4回、各一時間〜一時間半、週間合計tss300〜400くらいでやってます。アマとして本気で速くなりたかったら週間tss合計が600超えないとあかんらしいけど、ある程度はよなれたら今はいいのでムリなくやろうと思ってる。
まあこんだけ書いても環境構築するハードルはかなり高いつーか、

導入するためにはまずじてんしゃ買わないといけないんだけどさ!

だからやる奴はいないだろうけど、いざ始めたらすげー面白いし、パンイチでいつでも乗れるし、翌朝下半身バキバキに追い込めるし、パンイチで乗り放題だし、とにかく、

パンイチでじてんしゃに乗れるのがめちゃくちゃ楽

ってのはみんなに伝わってほしいのでこの記事を書きました。
気力が残ってれば対応アプリケーション編の記事を書こうと思います。スクリーンショットだけは押さえてあるからあとは気力だけ。

#じてんしゃ #自転車

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