第10回 夫婦の育休を経て思うこと

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マガジン「HSPママの子育て作成会議」の項番
です。
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これまで私のnoteにお付き合いいただいた皆様、ありがとうございました。
今回初めて目を止めてくださった方にも感謝の気持です。

ここまで、学生時代の月経症状~妊活・妊娠出産~母乳育児に関する記録を綴ってきました。
どこかでだれか一人の救いにでもなれれば、そんな思いで約半年間更新してきました。

私の育児の最大の苦難であった「母乳」に関して共有したところで、このnoteを始めた動機としては一つ役目を終えたのかな?
実はそんな所存であります。
(お陰様で、たくさんのビューを頂きました)

そこで、一つの区切りとして
夫婦での育休取得について感じていることを超!私的観点で記してみようと思います。
よろしければ、覗いていってください。


「育休がすべてではない!」
〜もちろん取っていて、育児に全面参画してくれるパートナーはどうかそのままで〜
昨今、男性育休※育児休業※の取得が叫ばれ、
その流れ自体は当然で、そもそも“男性”育休てなんだ、親なんだから育児して当然でしょう、という思いもしてきます。
一方で私はどちらかと言えば、
それがすべてではない、という立場です。


「夫婦仲、どない?」

まずその前提としての、夫婦仲。
正直、夫婦仲が芳しくない状況での夫婦オペのストレスは計り知れないのでは、と想像します。
そのストレスのはけ口が子どもに向いてしまう…そんな最悪の事態があっては本末転倒です。
※いくら夫婦仲が良かろうと、一定のストレスは不可避

もちろん、子どもを迎え入れるカップル/パートナーなのですから、新しい命の誕生以前に心地よい時間・空間を共有できるようになっていることが望ましいのでしょうが、
妊娠出産は待ったなしに、現実にはより生々しいかたちで訪れるケースもあるでしょう。(男性/女性側の負担問わず)

万が一、そのようなカップルの関係性にあって
社会で叫ばれる「育休取得」ばかりに気を取られてしまうのは、危機感さえ覚えます。


「よそはよそ、」

24時間のうち、同じだけの育児負担を負うことが夫婦の育休の模範解答ではなく
・在宅ワークができるなら…
・定時帰宅が守られるなら…
・土日にがっつりフォローしてくれるなら…
頑張れるかも知れない、
むしろそのくらいの距離感を保ちたい…
そのような分担の仕方もケースによっては最適解になり得ると個人的には考えています。

よって、
育休取得率という数字が一人歩きするより、
「赤ちゃんいるのに育休取らないらしいよ」
なんて話題が給湯室で繰り広げられるのが(昭和ドラマ?)ナンセンス極まりない、という認知が浸透する世界線を個人的には望みます。


「50:50でない状況を活用して」


繰り返しになりますが、
育児の負担=同じだけ時間を費やしたこと、
だけでは測れないものだと考えています。
※ただし、ここでは0は論外とします


過去記事で、週末の夜間授乳を夫の当番制にしたことを紹介しました。
https://note.com/norarikurashi/n/n36bf4f850274

母乳育児も励みたい私にとって、睡眠時間が削られても、自分で授乳する時間を確保することは精神的安定にも繋がっていました。。
(結果は、ボロボロでしたが…)

しかしながら、明らかに睡眠時間の差がある中で
日中帯はサボれるところはとことんサボらせてもらいました。
その点、慢性的な睡眠不足の感覚はもちろん、
妊娠出産、授乳の身体的な負担を自分ごととして感じられない夫からすると、
「自分の方が頑張ってないか?」と感じていたとしても不思議ではないかも知れません。

単純に睡眠時間だけを引き合いに出せば私の方が少ないことは明らかだったので、日中の寝かし付けや抱っこを夫担当にしたところでなんの引け目も感じませんでした。
ただ、夫の寝かし付け成功後の「お疲れ様」だけは欠かしませんでした。
それは育児のまた外の話で、夫婦の関係をこじらせないための努力でした。
(1歳を超えて夜間授乳がなくなった今の代替制度として、夫は休日の娘の朝ごはん担当です。)


辛い経験の先へー

『女性はこれだけ大変な思いをしたんだ、
だから分からせたい!同じだけの苦労を!!』
という気持ちは少なからず私にもありましたし、
スタンディングオベーション級に共感せずにいられません。しかし、あいにくそれは
この先も続く夫婦生活の中で何かしらの拍子で立場が入れ替わった時、自分に大ブーメランとして華麗に跳ね返ってくるでしょうし、
その感情のエネルギーの矛先をいかに自分を甘やかせられるか?に向けたほうが幸福度を上げられるのではないか、というナチュラルボーン末っ子体質からくる思考をここでは提案してみます。
(すべて最低限の話が通じる関係性であることが前提になります…世にはびこる“エセ”パートナーには微力ながら私怨をお送りしておきます〜〜)


さいごに...

週末2回の投稿はここで一区切りとなりますが、
何となく私の人となりをお察し?いただいた方で
「ノッホ視点でのアレについて書いてみて」などリクエストがございましたら、コメントにてお知らせください。
(保活/園生活、離乳食、はたまた育児以外...etc)
確認させていただき、人の為になれそうならば、善処したいと思います。。!

最後まで貴重なお時間をいただき、
本当にありがとうございました!

また、いつか。


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このnote全体を通した私の思いはこちらにまとめています。こちらも併せてお願いします。
https://note.com/norarikurashi/n/n48dabc2e3f41======

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