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友だちは大事にせないかんよ

日々の気づきを記録するタケダノオト、第三回です。またまたばあちゃんシリーズ。

2年間のアフリカ暮らしを終えて、現在一時的に熊本の実家住まいです。

祖母、父、母、兄とわたしの5人。

うちでは夕飯の準備はばあちゃんがやって、母が仕事から帰ってきたらバトンタッチするという形式になってます。

今日の夜は知人との食事に行く予定があったので、「今日は夕飯いらんよ」と伝えました。

するとばあちゃんが

お友だちに会うと?いいねぇ

って言うんです。

そして

「大事にせないかんよ」

と。

熊本に戻ってきて、ばあちゃんからよく聞くのは近所のお年寄りがどんどんいなくなっているという話。

「裏の○○さんは亡くなってね……」

「△△さんは震災で家がなくなったけん、子どもの家に移んなはったもんね……」

たしかにわたしがこの家に住んでいた高校生までは、近所にばあちゃんと世間話をするような人たちがそれなりにいましたが、いま名前を挙げられる人はひとりもいません。

だから寂しいんですね。

同じ話を何回も繰り返されたり、全然知らない人のことを聞かされてちっともピンと来なかったりして、適当に相づちを打つこともありました。

でも、もう少しちゃんと聞かないと。寂しいのは辛いもんね。

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