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ドブロとピックアップ②

ドブロにピックアップを取り付けたら、音の信号が流れていく先を準備する。

エフェクター関連のことはいろいろ経験していかないと分からないことが多い。
私もピックアップ使い始めのころは調べてはよく分からなくなり、よく分からないまま使っていってなんとな〜く解って行った。

私の経験を追って話していこうと思います。

初期:プリアンプのみ

最初に買った足元の機材はこれ

L.R.Baggs ( エルアールバックス )
Para Acoustic D.I. アコギ用ダイレクトボックス

ダイレクトボックス(プリアンプともいう)
なぜなのかは他のサイトを調べてもらうとして、ピックアップを使う際はダイレクトボックスを使用しないと「使える音」にならない。まずはダイレクトボックスを手に入れよう。

ドブロは基本的にアコギなので、アコギ用のものならこれでなくても大体合う。

ドブロからコレにシールドで in のとこに繋いで、out から別のシールドを使ってアンプまたはPA(卓と呼んだりする)に送る。

outは2つ穴があって、一つは3本爪がついてるもの(キャノンシールドが繋がる。PAへ送りがち)

そしてもう一つはフォンシールドがつながるもの(これはアンプや他のエフェクターへ送る時使いがち)

なのでドブロ→ダイレクトボックスへのフォンシールドも合わせて買おう。5メートルあればじゅうぶん。

ダイレクトボックス以降のシールドは、キャノンシールド(マイクシールド)ならライブするお店やPAの方から貸してもらえることが多い。

・ダイレクトボックスがあるとできること

ものにもよるけど、音量や音質をつまみで色々変えられるものが多い。
便利だけど難しい。はじめは何が正解かわからないし、PAさんに頼ろうにもドブロを知ってる人は少ないのでよく分からない場合が多い。(ドンシャリで自然でないセッティングにされがち)

最初のうちは、ドブロの音セッティングについて大雑把にこう思ってるとよい(ものによっちゃ存在しないつまみもある)

GAIN(ゲイン) のつまみ
音との距離感。大きくするとドブロが近づいてきて、小さくすると遠くにいるイメージ。上げすぎると音が割れる(歪む)
ボリュームを上げたい!って時にこのつまみをいじると音質も変わっちゃうから注意。

Vol(ボリューム)のつまみ
大きくすると音量も大きくなる。シンプル。

Low(ロー)のつまみ
低音のあたりをコントロールしてる。ドブロだと6.5.4弦あたりだと思っていれば良い。
Fishmanのピックアップはローが出がちなので、ちょっと下げ目にしとくのが良かったりする。

Mid(ミドル)のつまみ
音のもこもこさ加減と思ってればよい。あげるともこもこ〜とこもった音になり、下げると音が痩せた感じになる。

High(ハイ)のつまみ
ドブロだと1.2弦あたりをコントロールしてる。音がカリカリしてるな〜感じたらちょっと下げよう。下げすぎると音が埋もれちゃう。

もちろんこれらは大体のイメージである。
楽器や会場、弾く人によって千差万別なので、初心者で音作りがよく分からない…という方だけ参考にしてね。

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