見出し画像

アバターが出会う馴れ初めもある【人生を変えた出会い】書くンジャーズ

「ほんまにええ人やなぁと思ってん」
3回目のデートでの彼女の僕に対しての感想。
彼女とは今僕の妻になってくれている人のこと。

書くンジャーズ、今週のテーマは人生を変えた出会い。
めちゃくちゃベタで恥ずかしい事を書く。
僕の人生を変えた出会い、それは妻になった人との出会いだ。

妻と最初に出会ったのは、2001年。あるwebサイト上で。
それは自分のアバターが旅行をして、旅先の情報や出来事をメールで送ってくれるサイト。
それだけじゃなくて旅先での「出会い」も教えてくれる。

旅先で〇〇さんと出会いました。交流しますか?
偶然、同じ時間に同じ場所にいたアバターとメールで連絡をとることができるのだ。
僕のアバター『りゅうすけ』は妻となった人のアバター『ミイ』と、あの日あの時、ロンドンで出会った。

アバターを介してのやりとりで気が合った僕たちは、ほどなく直接メール交換をするようになる。
現実に出会ったのは分身同士が出会ってから2ヶ月後。
阪急茨木市駅前で、映画を見るために待ち合わせをした。

初めて生身の彼女を見た瞬間、僕は一目惚れをした。
それが人生を変えた出会いだ。
アバター、メール、生身と3ステップの出会いだった。

3回目のデートのとき、南港のちょっといいレストランに行った。
ウェイターが5000円のディナーを勧めてきた。
「もうちょっと安いコースはありませんか?」とは僕のセリフ。

これが冒頭の彼女の感想「ほんまにええ人やなあって思ってん」につながる。
なんて正直なええ人、と思ったそうだ。
自分としては正直でもなんでもなくて、ただケチな男だったのだけど。

それから彼女は僕と家庭を持ってくれて、そして子どもを授かった。
僕は仕事をやめて主夫になり、子育てに専念した。
それからいろいろあって今がある。

もし彼女と出会っていなかったら、また別の人生があっただろう。
だけどそれが今ほど豊かな人生であるとは思えない。
僕の人生は彼女と出会った事で100倍豊かになったと思っている。

夫の自分、父親の自分、マジックパパの自分があるのは妻のおかげです。
ありがとう。
僕と同じくらい妻の人生も豊かになっていることを願います。

ps.調べてみたらそのサイト、まだありました→美穂の旅

書くンジャーズとは


スキ「♡」をありがとうございます! 「サポート」はささやかな幸せに使わせてもらいます♪