どうして普通のパパがエキスポシティでマジックショーをすることになったのか

今震えています。先に書いておきます。
明後日、8月22日(木)13:10〜13:25に、大阪吹田のららぽーとEXPOCITYでマジックショーをします。
巨大商業施設でマジックショーをする私はプロマジシャンではありません。
この記事はその経緯です。

まずここから書かないといけません。僕は極端に内向的な子どもでした。
友達と遊んでいる時間よりも、一人で本を読んだり絵を描いたりぼーっとしている時間の方が圧倒的に長い子ども。
そして一人でいる時間の方が圧倒的に好きな子どもでした。

そんな僕が10歳の時にハマった本。
『学研マンガひみつシリーズ・忍術、手品のひみつ』。
忍術に興味を惹かれて買ってもらった本ですが、忍術よりも後半の手品のほうがはるかに楽しそうだったのです。

手品をするとみんなをビックリさせることができる!
僕がマジックにハマったきっかけでした。
そこから子ども向けの手品本を何冊も買ってもらって、手品を始めました。

本格的なマジックを始めたのは高校1年生の夏休み。
子ども向けじゃなくて大人向けのカードマジックの本に出会い、プロが使っているトランプを購入しました。
トランプを触り続ける日々が続きました。

と、ここまでマジックをしたと書いていますけど、小学生から高校生、そして20代にかけて人にマジックを見せたことはほとんどありません。
まず見せる相手の友達がいない。もしいたとしても見せる度胸がない。ずっとひとりでマジックをしていたのです。
観客のいないマジック、それはマジックじゃなくって単なる指先の運動でした。

そんな僕が人前でマジックをするようになったのはずっとあと、授かった長女が1歳になった時。
保育園の保護者会の役員になった僕。夏祭りの保護者会会議で何か出し物をしたいという話が出た時に、そこで「マジックができます」と手を上げてしまったのです。
理由はママ友たちの中で格好をつけたかったから。

はい、バカです。
手を上げてしまってから気づいたんですけど、僕が本格的にできるマジックはカードマジック。
夏祭りに来ている保育園児にカードマジック?どこでどうやって見せるんだ!

その夜から必死に子ども向けのマジック、それも夏祭りのステージで見せられるネタを探して練習しはじめました。
幸いなことに本番、それがウケたんです!
それからいろんなところでボランティアでマジックをする機会ができて、NPOの活動で親子向けマジック教室をしたりもしました。

保育園でのマジックから15年後、
あるご縁でトークショーのオープニングアクトに僕のマジックを依頼していただきました。
オープニングアクト、英語で言うたら格好ええですけど、日本語で言うたら前座です。

不特定多数の人が出入りする巨大ショッピングモールの巨大ステージ。
果たして、ぼくのマジックが通用するのか!
明後日、マジックショーが成功してわーい!って感じの記事が書けたらいいな。
今からネタを厳選します。



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