イベント「OISTフォーラム2019 “Deep Tech”が進化させる社会」に参加して

ご招待いただき、一般参加者として聴講させていただきました。

公式のイベントリポートはこちら。


OISTが一イベント団体である仏Hello Tomorrow が提唱する"Deep Tech"というコンセプトにコミットしたイベントに乗っかっているという所にも興味深いですね。

"Deep Techに造詣が深いイノベーター"

と言いますが、日本でDeep Techの名を冠したアクティビティは殆どないので、どのように造詣が深いのか私にはわかりませんでした。

"ユーグレナは今日本で一番有名なDeep Techのベンチャーですよね"

・・・始めて聞きました。確かにCTOでオリジナルメンバーの鈴木健吾氏は、

2003年 東京大学 農学部生物システム工学専修 卒業
2005年 株式会社ユーグレナ 取締役 就任
2006年 東京大学大学院 農学生命科学研究科修士課程 修了
2016年 東京大学大学院 博士(農学)学位 取得

ということで、起業時は鈴木氏は学部生かM1でどれだけの技術を持たれていたのかはわかりませんが、広い意味で「アカデミックスタートアップ」≒ Deep Tech ということなのかも知れません。

会場での議論でも、永田さんのコンセプトである「リアルテック」とほぼ同じ意味として使われていて、両方のワードが混在していてちょっと混乱しました。まあ、ゆるく考えましょう。

様々なテーマが出ましたが、やはりOISTが関わっているということもあり、タイトルにもあるように、日本における「アカデミックスタートアップ」をこれからどうしていけばよいか、ということがコアだった気がします。

以下有料とさせていただきます。

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