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会社の人事部を部活に例えてみた②育成。

人事の役割のうち、②【育成】についてみていこう。

部活でいうと、新歓を経て新人が入部してくれたら、最初の受け入れでは何から始めるだろうか。

部の歴史やルールの説明だろうか。
体力測定だろうか。
一緒にトレーニングを始めるだろうか。

いずれにしても決して「放置する」ことはないだろう。

せっかく来てくれた部員が、
「ここで頑張ろう」と決意してくれたり、
「この部に入ってよかった」と心から思ってくれたり、
「この先輩みたいに活躍したい」と目標を見つけてくれたり。
こうした「やる気スイッチ」を押している状態にすることがとても大切だと思う。

入部の動機は人それぞれだ。
「やる気スイッチ」も、人それぞれだ。
一人ひとりのことを知っていると、いいと思う。

新人は、「あっ、先輩は俺のことわかってくれている!」と思うと、嬉しくなって頑張れるものだ。
あなたもそういう経験をしたことはないだろうか。
こうした気持ちを、「意識的に」作っていくのだ。
そのためにはどうしたら良いだろうか?

さて、具体的な入部の動機に戻ろう。
なかには、
同じ競技の経験者もいるだろうし、
スポーツ経験はあるが、このスポーツは初めて、という人もいるだろう。(アメフトやラクロスに多いパターン)
もしくはスポーツ自体初めて、という新人や、友達が入ったから、と誘われてきた学生もいるかもしれない。

そんな新人に、あなたの部はどう接するだろうか。

一人ひとりの「異なる」やる気スイッチを
知っているか?
分かっているか?
そもそも、知ろうとしているか?

入部してくれた新人の「入部した理由」や、
「部でしたいこと」を確認しているのと、していないのとでは、
その後の【育成】はどうだろうか。

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一方で、彼ら彼女らの素質を見抜いて伸ばすことも大切だ。

足の速い奴、
力の強い奴、
体の大きい奴、
頭のいい奴、
肩の強い奴、
誰とでも仲良くできる奴、
負けず嫌いな奴、
誰よりも努力する奴、
などなど。

もちろん、全体練習では、全員で同じ練習、トレーニングをするだろう。

では、ポジション毎のパート練習はどうだろうか。

きっと、強み(長所)を伸ばす、または、弱み(短所)を克服するのではないだろうか。

これらも、新人部員のことをよく分かっているからこそ、できるのだと思う。

まとめると、人事の仕事②【育成】とは、下記の3つ
☆部員の気持ちを知ること。
(入部の動機、やる気スイッチ、将来の夢など)
☆部員をよく観察すること。
(強みと弱みを見極めること)
そして、
☆育てること。
(何に取り組むか、を決めて、取り組む)
(ここまでやる、等の目標を合意して進めると効果的)
だと思う。

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ここまで読んでくれてありがとうございます。

何か気づきや学びはあっただろうか。
もしあったならば、まずは言葉にしてみてください。
書く、話すなど。
その上で、取り組んでみてほしいです。

お互い頑張りましょう。

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