メジャーとマイナーキーのダイアトニックコードは
こちらで書きました。
では、どうやって使うのか？

こちらのコード進行は「Fly Me To The Moon」の前半部。

||Am7　|Dm7　　|G7　　|CM7　　　　|

|FM7　|Bm7(♭5)|E7　　|Am7　/ A7　　|

|Dm7　|G7　　　|CM7　|A7　　　　　|

|Dm7　|G7　　　|CM7　|Bm7(♭5)/ E7　||

キーをCとして分析してみると。

||Ⅵm７　|Ⅱm7　　|Ⅴ7　　|１M7　　　｜

|ⅣM7　｜Bm7(♭5)｜E7　　｜Am7　/ A7　　|　　←ここ

|Ⅱm7　|Ⅴ7　　　|１M7　|A7　　　　　|

|Ⅱm7　|ⅴ7　　　|1M7　|Bm7(♭5)/ E7　||

と、ローマ数字に変えている箇所がCメジャーのスケールです。

なぜなら、Cメジャーのダイアトニックコードであるので。

そして2段目の
|ⅣM7　

｜Bm7(♭5)｜E7　　｜Am7

　ここの部分は

Aマイナーの　Ⅱm７♭５｜Ⅴ７｜１m７

となるので、この３小節はAマイナーです。
E７のⅤ７はマイナーのダイアトニックコード基本形と考えて
ソは＃をつけます。

そして、残りのA７はCメジャー、Aマイナーのダイアトニックコードに当てはまりません。
つまり、借用していると考えます。

ということで、これはまた別の機会に。

今回は、コードでそのキーのダイアトニックコードを見極めること。
そして、当てはまるダイアトニックコードのスケールで演奏できるよ。
ということを、書きました。

なかなか、頭の中❓かと思いますが

対面レッスンでは、何度も何度も繰り返してやってもらいます。

そして、実際にフルートでコードを見ながら、次は何スケール？
を考えながらピアノのバッキングに合わせて演奏です。

コード分析は他にもアプローチの方法はありますが、今回は基本的な考え方としてます。

いかがでしたか？

KONNODUOのフルーティストの
目黒区「紺野紀子フルート教室」
クラシック、ジャズ、ボサノヴァ　クラス