1975年 中二の息子の話はさっぱりわからぬ

1,975年 古雑誌
子「ヤア、コンソワ。」

帰宅のあいさつ

子「オイ、オイ、オバサン。何かくうもの。」
子「きょうは、ヤバカッタ。」
母「また何かやったの?」
子「トランプがはやってサ、賭けることになったんだョ」
母「それで?」
子「だれがチクッタのかなア」
母「なにそれ?」
子「タレコムってことサ」
母「ちゃんといいなさい!標準語で」
子「密告したんだヨ。A子かな。マブイ顔しやがって。B君が(先生に)呼ば         
れたんだけど、あいつシブイぜ。シカトウしてきたんだよ」
母「??」
子「とぼけたのサ」。『賭けてなんかいませんよ』って。」

この間、彼はホットドックを3個をペロリ。

子「ほかに何か(食べ物)ないの?」
母「お前餅は?おなかの底が抜けてるんじゃない?」
子「ダサイおやつだぜ」
母「夏みかんあるけど」
子「サースガァ、サエテルウ」

ミカンの皮を山と積み

子「じゃ、行ってくるか」 
母「どこへ?」
子「チャリンコでなんとなく、ね」
母「お皿片づけて行きなさい!」
子「そんなカッタルイことしていられるかョ」

一部始終を見ていた妹。

妹「お兄ちゃんって、やーね」
子「ウ、ウ、ウルセエ、ドタマかち割って、ストローで血イ吸うたるで」

これでも、先生いわく、学校では、「おとなしく、真面。」
らしい。

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