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人生の問題を解決する2つのアプローチ

こんにちは、のりひろです。


今回は「健康」「夫婦関係」「子育て」「仕事」などで、今日から役立つ【考え方】を紹介します!

これが腑に落ちると、どんな問題やトラブルが起きても対処できるようになりますよ!


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対処療法と根本療法


さて、あなたは

・対症療法
・根本療法

は聞いた事がありますか?


聞いた事がある人もいれば、初耳という人もいるでしょう。


両者の特徴をざっくり挙げると

・対症療法
症状に対してアプローチ
表面的
短期的
西洋医学的

・根本療法
症状の原因に対してアプローチ
根本的
長期的
東洋医学的

です。


いわゆる一般的な病院で行われているのは、対症療法が多いです。

根本療法を行っている病院も、中にはあるかもしれませんが。


それで「とりあえず今の不調さえしのげればいい」という対処療法的な発想の人は多くいます。


食事や運動などの生活習慣を見直さず、不調になったら病院かドラックストアに行き、とりあえず症状を抑え込み、しばらくするとまた不調になって……という繰り返しです。


これで本当に健康と言えるのでしょうか?


個人的には、根本療法的に、食や運動などの生活習慣を見直すのが重要だと考えています。


もちろん対症療法が必要な場面もありますよ。

例えば、交通事故で大きなケガをして、対症療法のおかげで助かったというケースもあるでしょう。

交通事故で出血している時は、根本療法的アプローチよりも、まずは対症療法が必要になりますよね。


要するに「対症療法」と「根本療法」には、それぞれ長所と短所があるので

状況によって使い分ければいいのです。


ただ、現代では《対症療法に偏り過ぎ》です。


今の身体の不快さだけに注目し

今が楽になればそれで良く

長期的に身体を見ていないんですね。


わたしとしては対処療法に偏り過ぎるのではなく

根本療法に取り組むことが大事だと考えています。


「症状の原因に対してアプローチ」して、「根本的」に身体を健康にすることを目指し、「長期的」に健康を考えるという感じですね!!

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夫婦関係の対処療法と根本療法


で、話はこれで終わりません。


というより、ここからが《本題》です。


この「対症療法」と「根本療法」は身体や健康にだけ当てはまる考え方ではなく

夫婦関係
親子関係
子育て
家族
ビジネス
仕事

等にも応用ができます。


どういう事なのかを夫婦関係を例に説明しますね!


とある夫婦で、掃除についてケンカがあったとします。


妻は「あなたも掃除をしてほしい」と主張し

夫は「仕事で疲れているから、掃除はイヤだ」と主張して

お互いに主張を譲らず、大きなケンカに発展しました。


こんな時に「対症療法」的に考えるのであれば

家政婦さんを雇って掃除をしてもらう

妻が掃除する回数を少なくする

汚い部屋でも諦める

等がアイディアとして浮かぶでしょう。


ただ、これでは根本的に解決したことになりません。

夫婦ケンカの根本には、もっと別の原因が隠れている可能性が高いからです。

掃除や汚れた部屋が本当のケンカの原因ではなく、何か他の原因があるって事です。


その理由は、夫婦によって様々ですが

例えば

妻は、夫と過ごす時間が少ないのが不満だけど言ってない

夫は仕事を辞めたいけど、生活があるから妻に言い出せない

みたいな原因が隠れているんです。


だから「根本療法」的に見るのであれば

家政婦さんを雇うとかではなく

「お互いに腹を割って、本音で話し合う」

が解決策になってきます。


ここまで読んで「いや、それってキツイわ……」と感じたのであれば、正常な感覚です。

そう「根本療法」に取り組むのはキツイんです。


先ほど、身体の根本療法で言えば「生活習慣を変える」と言いましたが

生活習慣を変えるのは、キツイし骨が折れる事です。


だから多くの人は、楽な対症療法を選び続けます。


で、話を戻して、夫婦関係も同じで「根本療法」はキツイから、多くの人は対症療法を選択し続けます。


本音を言い合うのはエネルギーがかかりますし、もしかすると今までの関係が壊れるかもしれません。


一方で、家政婦さんを雇う、掃除の回数を減らすのは簡単ですし、ひとまず目の前の問題は解決したように見えます。


でも、夫婦ケンカの根本原因である

「お互いに腹を割って、本音で話し合えていない」

は残り続けるので、しばらくすれば、形を変えて別のトラブルが噴出してくるでしょう。


つまり、本当にいい夫婦を目指していくのであれば、根本療法的アプローチを取り、がっぷり四つで根本原因に取り組むしかありません。


まぁ、そう言われてもイヤだという気持ちは分かりますよ。

根本療法的アプローチはなかなか大変ですから。


だけど、10年後を見ていくと、どうでしょう?

根本原因にアプローチして、お互い本音で話し合った方が、良い夫婦関係になりそうじゃないですか?


もちろん、いつも根本療法を取り続けるのは大変なので、時には対処療法を取るのは良いのですが

ずっと対症療法を選び続けた未来に待っているのは、お互いに冷めた仮面夫婦ではないでしょうか。


どちらを選ぶかは自由ですが、「根本療法」からは逃げない方が良いです。

その方が良い夫婦関係、良い人生になっていくと確信しているからです。

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対処療法と根本療法はどんなジャンルでも使える


ここまで夫婦関係を例にして説明してきましたが

親子関係
子育て
家族
ビジネス
仕事

等も同じですよ。


例えば、子育てで言うなら

子どもが泣くからと言って、すぐに甘いお菓子をあげるのは対症療法

子どもが泣いたときに、子どもをよく観察したり、じっくり向き合うのは根本療法

です。


他にも仕事で言うなら

仕事が上手くいかない時、適当に流して形だけ整えるのは対症療法

仕事が上手くいかない時、能力を上げる工夫をしたり、本当の原因を探ったりするのは根本療法

という感じです。


こんな風にして、自分がやっている事が「対症療法」なのか

それとも「根本療法」なのかは、常に気にした方が良いです。


もし、対症療法ばかりになっているのだとしたら、それは10年後の未来を犠牲にしている事になるので見直した方が良いですし、根本療法は何なのかも考えた方が良いです。


そうやって根本療法にアプローチできるようになれば、人生は徐々に上向きますし、日々の幸福感がグンと上がっていきます。

(なので、このnoteでは対症療法的な話よりも、根本療法的な話の方が多くなっています)


というわけで、今回は健康、身体、夫婦関係、子育て、仕事などに使える「対症療法」と「根本療法」という考え方について紹介しました!


ぜひ何度か読み返して、自分のものにしてくださいね。

きっと人生のあらゆる場面で役立ちますよ!!


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