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新規客が10倍になる、実践的集客ノウハウ!①

こんにちは!
美容室専門マーケティングパートナーの神田憲一です。

LINE登録とアンケートにお答え頂きましてありがとうございます!

まず簡単に僕の自己紹介からさせて下さい。

僕は現在、都内で美容室を経営しております。
と言っても、僕は美容師ではありません。

もともとネット通販業界で広告などマーケティング業務を担当しておりました。

ところが、ある時から知人の美容院の業績が悪くなり、相談を受けておりました。

集客については僕の専門分野ですし、知人の頼みという事で積極的にアドバイスをしていたところ、

その美容室はみるみるうちに業績が改善されていき、それがきっかけでリアル店舗での集客や経営などにとても興味がわきました。

知人からは「僕はプレイヤーとして美容師をやっていたい。この際、経営全般もやってくれないか」という依頼を受け、現在に至ります。

言わば、「美容業界の中ではズブの素人の」僕ですが、こと集客については業界が違えど共通点も多く、逆に美容師さんではない視点で集客や経営についてのノウハウを実践してきました。

もちろんそう簡単には上手くはいかなかった例もたくさんございます。

しかし、この記事では、これまで実践してきた中で少ないコスト(金銭コスト&労働コスト)で大きな効果が出る施策を厳選に厳選を重ねてお伝えします。

実際の成果例として・・・

☑新規客が10倍越え(前年同月比)
☑リピート率90%以上(新規リピート率75%以上)
☑客単価1.5倍達成

美容業界の素人の僕でも、このような成果が得られました。

是非最後まで読んで、明日から実践してみて下さい!


集客が上手くいっている美容室は、これしかやっていない!~Google編~

集客が上手くいっている美容室とそうではない美容室とでは一体どんな違いがあるのでしょうか?

ひと昔前まで、美容室の集客の善し悪しは、
「立地」か「メディア(TV、雑誌)」で決まると言っても過言ではなかったでしょう。

人通りの多い場所や駅近、路面店かどうかなど、
いかに多くの人の目につくかどうかで決まっていました。

それから美容室を知るツールとしてメディアの存在が大きかったのですが、昔はTVか雑誌ぐらいしかありませんでした。

なので、一度人気雑誌に掲載されれば翌日から一気に新規のお客様が押し寄せるといった現象がザラにありました。

その後、美容室メディアにおいて覇権を取ったのが「ホットペッパービューティー」です。

現在でも多くの掲載店とアクティブユーザーを抱える巨大メディアです。

しかし、今まさにその流れが変わろうとしていることをご存知ですか?

実はホットペッパービューティー事業の広告収入はコロナを機に、少しずつ減少しております。

広告収入が減るとはどういうことか?

それは
・美容室の掲載店舗が減った
あるいは、
・料金プランを落とした

このどちらかになります。

美容室が掲載を辞めたり、プランを落とす理由は一つしかありません。

ホットペッパービューティーでは、集客できなくなってきたからです。

そしてこの原因は美容室検索手段の流れが変わってきたことの現れだと僕は確信しています。

では現在の集客の流れはどのようになっているのか?

それはこの2つ

・Googleビジネスプロフィール
・Instagram

この2つの台頭によって集客方法がまるで変わってきています。

そしてこの2つのツールを上手く使えているかどうかが、集客が上手くいっている美容室とそうでない美容室の分かれ道だと思っております。

つまり、昔は
立地やメディアで、
その後は
ホットペッパービューティーへの広告費の多寡で、

そして現在はGoogleとInstagramにちゃんと取り組んでいるか、

ここが集客の分かれ道になってきています。

Googleビジネスプロフィール

Googleビジネスプロフィールをご存知ですか?

簡単に言えば、Google上のお店のアカウントのようなものです。

例えば、あなたが近くでランチをしようとラーメン屋さんを探す時に
Googleで「地域名+ラーメン」などと検索された経験はありませんか?

すると、検索結果にその地域のGoogleマップが出てきて2~3つほどラーメン屋の情報が出てくると思います。

例えば「渋谷+ラーメン」で検索すると・・・

このように検索すると最初に目についたこの2店が最も選ばれる確率が上がるのは想像できますよね?

これは美容室においても同じことが言えます。

ここ近年、何を探すにしてもググって調べる人がほとんどです。

美容室も「地域名+美容室」などで検索される方がとても増えてきています。

そして、その検索結果として表示されるために、
まずはGoogleビジネスプロフィールのアカウントを持っていなければいけません。

この作成方法は難しいものではありません。

詳しくはこちらを参考にして下さい。


こうしてGoogleビジネスプロフィールのアカウントを作っても終わりではありません。

むしろここからがスタートです。

このGoogleビジネスプロフィールのアカウントはSNSアカウントのように育てていかなければいけません。

なぜ育てる必要があるのかというと、上位表示させるためです。

先ほどのラーメン屋の検索結果では渋谷のラーメン屋はたくさんあるのに、一覧ページには2軒のラーメン屋しか出てきていません。

これはGoogleが「渋谷でラーメン屋を探しているユーザーに表示するべきラーメン屋ランキング」を作っているがためです。

何を持ってそのように判断しているかは、多くの複雑なアルゴリズムが影響しておりますが、はっきりと言えることは「上位表示されないとユーザーに見つけてもらえない」ということ。

そして上位2~3軒が検索結果のトップに出てきます。

要するにこの2~3番以内に入れば、多くのユーザーの目に留まりやすくなるという事です。

つまり、アカウントを育てて、Googleの評価を上げ、上位表示されるようになればGoogleからの集客が見込めるようになるということです。

そして具体的には何をすればいいのかというと

・Google口コミを増やす
・アカウント内の写真の投稿
・最新情報の更新

この3つがメインになってきます。

①Google口コミ

中でも最も重要なのが「口コミ」です。

Googleはこの口コミの多さや点数の高さなどをとても重要視しております。

つまり、多くの高評価の口コミを集めることが上位表示の為の一番の近道です。

しかし、どうやって口コミを集めればいいのか?

そもそもご来店したお客様が何も言わずにGoogle口コミを書いてくれるなんてことはまずありません。
※お客様がよほど嫌な思いをしたなどのクレーム以外、勝手に書かれることはないと思った方がいいでしょう。
そしてそのようなクチコミの評価は著しく悪くお店のプラスにはなりません。

まず明日からできることと言えば、常連さんにGoogle口コミのQRコードを読み取ってもらってお店にいる時に書いてもらうのが有効です。

常連さんならお店のファンなので、高評価は間違いないですし、直接お願いして断る人も案外少ないものです。

「スタッフの励みになるので、ぜひお願いします」
などといえば協力してくれる方も多いでしょう。

今回はLINE登録して頂いた方へ限定プレゼントとして、口コミ依頼のチラシのサンプルを張り付けておきます。

編集して使うのもよし、参考にして自分で作るのもよしです。

そうして地道にコツコツお願いしてみると、6か月ぐらいで50~100件ぐらいは集められるものです。

ちなみにおすすめは出来ませんが裏ワザとして、「口コミしてくれた方には〇〇をプレゼント!」のように特典を付ければさらに集めやすくなるでしょう。

しかし、このように何か利益供与をして口コミを集める行為はGoogleが正式に禁止しております。

なのでHPやSNS、ブログなどでプレゼントありきの口コミ募集はしない方がいいです。

あくまでオフラインの店内でのアナウンスであれば問題ないでしょう。※ここだけの話、結構多くのお店でこのように特典付きで口コミ集めています。

口コミはこのように地道に集めれば、どんどんGoogleの評価が上がってきます。

ちなみに、美容室は口コミ100件超えれば近隣の中では1番か2番にはなれるでしょう。※この口コミの重要性を知らず、真剣に口コミを集めている美容室はまだまだ少数派ですので、早めに取り組むことをおすすめします。

②写真投稿

Googleビジネスプロフィールには写真投稿機能があります。

先ほどの渋谷のラーメン屋さんの検索結果にもラーメンの写真が出てきたと思いますが、美容室においても写真の投稿はとても重要です。

具体的には

・内観
・外観
・ヘアカタログ
・スタッフ写真
・仕事風景
・メニュー

など、まだご来店したことのないユーザーがお店についてイメージしやすい写真をたくさん載せましょう。

ユーザーの為にもなりますし、もっと言えば写真の投稿数がGoogleの評価に繋がります。

ここで覚えておいて欲しいのが

ユーザーにとってのメリット=Googleの評価

になります。

Google社は巨大な検索エンジンの管理人であるからこそ、すべてのユーザーに最適な情報を提供するのが主な役割です。

つまり、ユーザーにとって何が有益な情報なのか?
ここを常に念頭に置いてアカウントを運用すると自然とGoogleの評価は上がっていき、検索結果も上位表示されるようになります。

写真が1枚の美容室よりも、100枚載せている美容室の方が情報量が多いですよね?
情報量が多いというのはユーザーにとってはメリットがあるので上位表示の要因になるわけです。

なので、店内の写真や外観、普段のサロンワークで仕上がりの写真をお客様に許可を取って写真を撮らせてもらいましょう。

さすがに外観を毎日上げても変わり映えしないので、お客様のヘアスタイル写真などがネタに尽きることなく更新し続けられるのでおすすめです。

③最新情報

3つ目は最新情報という項目です。

Googleビジネスプロフィール内には、商品やサービス内容を入力したり、コンテンツを充実させる必要があります。

その中には一度入力してしまえばその後は割と放置でも問題ない項目と、写真や口コミのよう更新していく項目とに分かれます。

その中に最新情報という項目があるのですが、こちらも更新して下さい。

お店の新メニューや新入荷した商品情報など、最新情報なら大丈夫です。

ちなみに僕が推奨しているのは、ブログの更新情報をここで告知する方法です。

大前提にブログを書いていないと出来ないのですが、
例えば
「HPブログ更新しました!詳細はこちら▶https://・・・」
のように告知として使っても最新情報には変わりありません。

毎日サロンに最新情報があるわけでもないので、ブログなど更新している方はぜひ使ってみて下さい。

ちなみに最新情報は画像も一緒に掲載できますが、オリジナル画像(自分で撮った写真など)かフリー素材(無料で提供されている画像データ)にして下さい。
無断転用した画像は著作権上のトラブルの原因になりますので・・・

終わりに

このように、Google経由での集客は今後さらに増えていくと予想されています。

現に他の業界でもGoogle検索でお店を決めるケースが増えてきております。

例えば、飲食業界の「食べログ」「ぐるなび」もGoogleにどんどんシェアを奪われていますし、
旅行に行く際の旅館やホテルなども、昔は「るるぶ」や「じゃらん」でしたが現在ではGoogleで検索してから決めるユーザーがほとんどです。

このように各業界で意思決定の流れが変化してきております。

「ホットペッパービューティーに掲載しておけばいい」なんて時代は終わりつつあります。

これからはより自分たちで情報発信していく時代です。

広告掲載はお金を払えばお客さんがくるという形式ですが、逆に言えば広告費を払わなければお客さんが来ません。

Googleビジネスプロフィールを育てていくのは、最初に多少の手間がかかりますが、慣れてくれば1日数分から数十分程度の作業で終わります。

そしておカネもかからず、続ければ続けるだけ自分のお店の資産として積みあがっていくものになります。

軌道に乗せてしまえばこれほど楽な集客方法はありません。

ぜひ明日から実践してみて下さい。

さらに詳しく知りたい方や、「自分のアカウントを見て欲しい」などのご要望等あれば個別相談も行っておりますのでお気軽にLINEでメッセージ下さい。

次回はInstagramについての運用方法をお伝えします。

お楽しみに!


美容室専門のマーケティングパートナー
OFFICE K(オフィスケイ)
代表:神田憲一(カンダノリカズ)

【プロフィール】

ネット通販会社で広告マーケティングを学ぶが、時代の流れとともに広告の存在意義に疑問を感じ始める。

知人の美容室にマーケティングアドバイスをしていたことがきっかけで、美容室のマーケティングに興味を持ち、その後経営を任される。

美容師ではない視点で、様々な集客方法を試し続け自身の美容室の業績は上がり続け、昨対比売上150%以上を達成。

そのノウハウもっと広げたいと思い、同じような地域密着型の美容室を中心に集客のコンサルティングを始める。

現在は、美容室経営者と集客コンサルタントとして活躍中。


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