林 範和(Norikazu Hayashi)

リアルとバーチャルの融合で新たな体験を創造するxR Tech(エックスアールテック)カ…

林 範和(Norikazu Hayashi)

リアルとバーチャルの融合で新たな体験を創造するxR Tech(エックスアールテック)カンパニー、バルス株式会社のFounder兼CEO。ARやVRなど新しい技術で生み出すコンテンツの未来を毎日考えています。 https://balus.co/

最近の記事

8月21日「みんなで考えるバーチャル業界」のイベントレポート

8月21日に開催した「みんなで考えるバーチャル業界」のイベントレポートをお届けします。1回目は「VTuber × テレビ」をテーマにTV局で実際にVTuber事業に携わっている方々に、運営の際の注意事項やVTuber活用のメリット、今後の展開などをお話ししていただきました。 冒頭はインサイド副編集長 矢尾氏と「どこでもVTuber」でUnityちゃんとなった私がVTuber市場をカオスマップ等を利用して説明し始まりました。 テレビ東京 「四月一日さん家の」プロデューサ

    • 「理屈だけでは分解できないエンタメに作家の持つ個人のゆらぎを反映させる」バルスCCO萩原 猛インタビュー

      第2回目となるバルス社員インタビューは、CCO(Chief Creative Officer)の萩原猛の登場です。バルスにはエンジニアや3DCGクリエイター、動画編集、イベントディレクターなどあらゆる職種のメンバーが働いていますが、萩原はバルスのコンテンツ開発プロセスにおいて、CCOとしてどのような役割を果たしているのかを聞いてみました。 プロデューサーと編集者の違い、その役割とは?ーー萩原さんがCCOとして従事している業務について詳しく教えてください。 バルスが創り出す

      • バルスがリモートワークを認めている理由とは?

        現在、バルスでは社員にリモートワークを認めています。 僕たちのようなスタートアップに限らずリモートワークを導入している企業は増えていると思います。個人の働き方の手段が多様化し、会社側も働くメンバーの裁量と効率性のバランスをどう取るかということを日々考える機会も多くなりました。就業制度の中でも色々と質問される機会が多いので、なぜバルスではこの制度を導入しているのか?やその背景にある思いを少しお伝えできればと思います。 リモートワークのルールまず僕自身、毎日決まったオフィスに行

        • 「生身のアーティストではできないことを逆手にとって形にしていきたい」バルスCMO木戸文祥インタビュー

          当社が掲げている“xRテック”という言葉を聞いた時に分野的に縁遠い方には正直、具体的な事業を想像しにくかったり、実際に働くスタッフがどんな仕事をしているのか、というのが伝わりにくいと感じています。なので今回少しでもバルスのことを知ってほしいと思い、バルス社員のインタビューを行ないました! 第一回目はユニバーサルミュージックからメジャーデビューも果たした男性2人組バーチャルユニットMonsterZ MATEのプロデューサーを務め、バルスの創業メンバーでもある木戸文祥のインタビュ

        8月21日「みんなで考えるバーチャル業界」のイベントレポート

          小売とAR、テレビとAR、5GとARの活用事例 〜AWE USA 2019視察レポート(3日目)

          今日は2日目と3日目の、気になったセッション内容を中心に、エンタメ、小売、5G ✕ ARについてご紹介します。 Entertainment, XR + 5G 通信キャリアのVerizonによる、5GによってエンターテイメントとXRがどう変わるかについてのセッション。 コンテンツが、プリレンダーの様に事前に準備されたものから、リアルタイムに制作されるものに変わりつつあり、将来はパーソナライゼーションやインタラクティブ性が重視されると予想している。 5Gによって低遅延・大容量

          小売とAR、テレビとAR、5GとARの活用事例 〜AWE USA 2019視察レポート(3日目)

          xRの最新技術とデバイスが集うAWE EXPO〜AWE USA 2019視察レポート(2日目)

          250社以上が参加するEXPOがスタート!さて、2日目のAWEはEXPOの状況を中心にお伝えしようと思います。 xRにまつわる各種ツール系、インタラクションの技術、アイウェアなどのハードメーカーやリテイラーまでとにかく様々な企業が出展ブースを構えており、日本からもメルカリのR&Dチームが参加していました。 メガネ型Magic Leap?中国nreal社がMRデバイスの一般発売価格を499ドルと発表今回開催されているEXPO中でもひときわ注目を集めていたのは中国のnreal

          xRの最新技術とデバイスが集うAWE EXPO〜AWE USA 2019視察レポート(2日目)

          xRのトレンドを網羅するスピーカーセッションの数々〜AWE USA 2019視察レポート (1日目)

          多業界のxRトレンドが知れるセッションの数々こんにちは、バルスの林です。 AWE USA2019の1日目がスタートしました。朝9時からxRにまつわる様々なスピーカーセッションが続き、サンタクララのコンベンションセンター内の会場を行った来たりしてあっという間に時間が過ぎていました。 企業展示のEXPO部分は2日目からのため、今日はとにかくセッションを見聞きするのが中心になりました。ほとんどのスピーカーセッションが30分刻みだったのでさくさくと覗くことができ、Eコマースや工業向

          xRのトレンドを網羅するスピーカーセッションの数々〜AWE USA 2019視察レポート (1日目)

          世界最大のxRカンファレンス AWE USA 2019最速レポート #0(開催前日)

          こんにちは、バルスの林です。 2019年5月29〜31日の3日間に渡ってアメリカのサンタクララで開催されるAWE(Augmented World Expo)に参加するために、サンノゼにやってきました。日本からも多数のxR企業、メディア関係者が参加する予定となっているかと思いますが、個人的にはAWEは初参加でこの領域に特化したカンファレンスEXPOということでとても楽しみにしていました。 そもそもAWEとは何か? AWE (Augmented World Expo)とは、

          世界最大のxRカンファレンス AWE USA 2019最速レポート #0(開催前日)