ソフト老害について考える
数年前に会社のシステムを変えるプロジェクトが進行していた。
その業務にアルバイトながらも関わっていたので、なんだか肩身が狭いなあと思いながらも社員のミーティングに参加していた。
実質的な業務は私の担当で、社員はまあそのシステムがスタートしたら実際に使う側の人たちで。
私がその時40前半で、社員は40代中盤。
便利になって良い事だなあと思いながら聞いてたけど、実際仮システム導入して、後使ってみて何処か改善点がないかのヒアリングをした。
その際、社員からの猛ブーイングがあって驚いた。
システムそのものが脆弱過ぎる・使う側の事を考えてない部分は確かにあった。
でも他部署はすでに実装している所もあり、うちの部署は遅れを取っていて、やっと着手した所もあり。
『今までのやり方がいい』
『今のままじゃダメなんですか』
うわ……出た……
思った。
文句しか言わない。改善策を具体的に言わない。
新しい事を初めようとすると、面倒臭いやりたくない云々。
この部署の癌て、こういう人たちなのでは?
同世代ながらも思ってしまった。
ハッキリ言えば、仕事の出来ない人たちの寄せ集めの部署というのが入社して4年目くらいで分かってきた。
分かり易い人たちなんだなあ…。
ここ最近『ソフト老害』という言葉がではじめてふと思い出した。
新しい事に飛び込んで失敗する事もあるけど、先ずはやってみようよ。
意外とそう言う目線な自分には我ながら驚く日々。
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